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お気に入りの映画

最近はSKE48ばっかり。

一子はずっと無理してた。

まれは一子のことをシェフに謝って、圭太に電話して。

まれ だらやねえ、うちは。春に一子が会いに来てくれたやろう。「結婚おめでとう」っちゅうて。笑ろうてくれて。ほんだけでないことにしてしもうとった。

(一子 気が付かんかったんけ? うちは時々、まれのこと大嫌いやってんわいね。)

まれ あんだけはっきり「大嫌い」って言われとったがにね。なしたんけ? 黙って。
圭太 いや、何言うてやればいいがか分からんげ。
まれ いいげんって。聞いてくれるだけで。
圭太 待てま。今、何かいいこと言うさけえ。
まれ いいって。



大輔 俺さあ、まれちゃんへの挑戦だけじゃないと思うんだよね。
まれ あん?
大輔 だってさ、一子ちゃんって今、アパレルで大活躍してるんじゃなかった?
まれ そのはずだけど。
大輔 アパレルで忙しい人があんなに熱心にスイーツブログ書く暇あると思う? 何か事情があるんじゃないかな、彼女。
まれ 事情?



洋一郎 お前、やれること見つけたっちゃ、このことか?
一子 黙っとってま。手順や分からんようになる。
洋一郎 こんなことで、まれに勝って何になるげ?
一子 うちの未来が開けるげ。コンビニで、うちの名前でスイーツ売ってもらえるげんよ。これを機に執筆活動、芸能活動。
洋一郎 ほんな簡単に…。
一子 簡単じゃねえわいね。ここまで来るがにどんだけ苦労したか。スイーツなんて興味ねえがに、
洋一郎 興味ねえがに、なしてスイーツブログやっとるがいえ?
一子 ほやさけえ、線から出るなっちゅうたやろ。アウツ!



一子 あのえ、春にまれに店でケーキ食べてんわいね。こんな小っちぇえがや450円。
洋一郎 450円?
一子 高えやろ? ほやさけえ、キャバクラのお客さんで料理研究家やっとるお客さんに教えてもろうて、安くてうまいスイーツブログ始めてん。
洋一郎 お前が考えとったんじゃねえがか。
一子 考えられるわけねえやろ。全部、先生のレシピや。
洋一郎 嘘や。
一子 ささやかな嫌がらせのつもりやってんけどね。ちょっこり人気出て来たら、料理研究家の先生に広告代理店の人をちゃ紹介されて。広告代理店が言うげんよ。もっと人気ブロガーになれば、コンビニに売り込める。有名なケーキの店を挑発して、話題作りしようって。
洋一郎 広告代理店もぐるやったんか、最初から。
一子 ほうや。
洋一郎 ほうやって。ほのためにまれを利用したんか?
一子 ほうや。

一子 もしもし、まれ?
まれ びっくりした。
一子 何が?
まれ 繋がらんかなって思うとった。番号変えとらんげんね。
一子 あのさあ、イベントの話しなら仙道さんに直接してくれる?まれ 会われんけ、二人で?
一子 忙しいんだよね、イベントの準備で。
まれ 明日休みやさけえ、どこでも行くよ。
一子 ほんとに来る? どこでも。





一子 ちょっとちょっと、何食いついてんの?
店員 ありさちゃんの友達?
一子 一子ことわんここと、ありさでーす。ここ、私の職場。

一子 さて、感想は?
まれ すげえね、一子。ほんな高い時給で。
一子 そうじゃないでしょう。あたしはアパレルで働いて、プロポーズされたって言ってたのに。おかしいって思わないの?
まれ 最初は気づかんかったけど、ここに呼び出された時点でやっぱしほうかって。
一子 なあんだ、ビビらせようって思ったのに。
まれ 一子、借金でもしとるがけ?
一子 はあ?
まれ アパレルの仕事失くして、お金なくなって。あの人にお金借りて、働かされとるがけ?
一子 借金なんか、
まれ お金持って来た。いくらけ? ほんなにたくさんじゃねえけど、全部貸すさけえ。借金ほど恐ろしいものはねえさけえね。早う返して、自由の身になるまま。
一子 ないよ、借金なんか。そういうとこだよ、あたしがあんたのこと嫌いなのは。何なの、その真っ直ぐで邪気のない反応。あたしはあんたの店、攻撃して、イベントやろうとしてんだよ。分かるでしょ、利用しようとしてることぐらい。
まれ ごめんえ。借金はお父さんで懲りとるさけえ。
一子 真っ直ぐ生きてりゃいいって訳じゃないからね。光に当たったら死んじゃう生き物だっているんだよ。
まれ あの、参考までに聞いてもいいけ?
一子 何よ。
まれ うちのこと、いつから嫌いやったんけ?
一子 ずっとだよ。
まれ ほんのちょっこり好きやった時…。
一子 ないよ。ずっと嫌い。ということで、イベントよろしくね。
まれ イベントは出来んわいね。
一子 嘘? 困るんですけど、いまさら。
まれ ほんな勝負しとないし。ほれに、シェフがうちのケーキコンビニに置くはずないさけえ。
一子 そっか、まれんとこのケーキはコンビニなんかじゃ置けない高級なケーキ様だもんね。
まれ ほういう意味じゃ…。
一子 まれも変わったよね。昔は「節約レシピが」とか、「食べた人が笑顔に」とか言ったたのにさ。今じゃ高級路線まっしぐら。能登で取れる食材でロールケーキ作ってたあんたがね。
まれ ほれは。
一子 ああいうのがまれの目指してたケーキなの? あたしのブログのほうがよっぽど原点に近いんじゃないの? 私ね、勝ったら出版社紹介してもらえるの。ブログが本になる。勝てばコンビニのCMにも出られるし。人生かかってんだよね、このイベント。昔からの夢が叶うんだよ。仲間なら、協力してね。



藍子 あらあ、素敵なお店やねえ。
まれ お母さん。なしたんけ?
藍子 サプライズや。びっくりしたけ?
まれ したわいね。ほんなら、お父さんにも内緒なん?
藍子 あ、シェフですか? どうもご挨拶が遅れまして。
まれ 私の母です。
大悟 分かってる。のとの食材は?
藍子 えっ?

藍子 一子ちゃんのこと聞いたよ。素直に帰られんがになっとるがだね、一子ちゃん。まれはどうするが? 一子ちゃんとのイベント。
まれ イベントもやけど…。
藍子 うん。
まれ こないだ、おばあちゃんに言われてんよ。「自分がどんなお菓子を目指すのか、どんなパティシエになるのか、いつか決める時が来る」って。いつかって、ずーっと後やと思っとったんけど。一子に言われて、また迷路にはまりそうや。



徹 藍子? 何? 何でいるのよ?
藍子 お帰りなさーい。





藍子 叶えたんだね、でっかい夢。
徹 ほんとはここは、夢の始まりなんだよな、きっと。
まれ ん?
徹 いや、何かさあ今まではこれが出来たら夢が叶ったってことだ、なんて思ってたわけよ。でも今は、追えば追うほど先が見えなくなって来るって言うか。もっともっと追いたくなるっていうか。もしかしたら夢ってのはずっと探し続けていくものなのかもしれないなって思ってさ。なんて語っちゃってるけど。



藍子 あたしも一緒に探してもいいかな?
徹 えっ?
藍子 横浜で。
まれ お母さん、横浜に来るがけ?
藍子 まれと徹さんと暮らしたい。今日は、それ言いに来たの。一徹はみのりちゃんと能登で暮らすっちゅうさけえ。
徹 ありがとう。ありがとう。
藍子 こちらこそ。
徹 よし、じゃあ乾杯しよう。
藍子 まれも、やってみたらどうけ?
まれ ん?
藍子 一子ちゃんのイベント。さっき言うとったやろ。どんなパティシエになるがか、迷路にはまりそうやって。ほんなら、一子ちゃんと勝負して捜してみたらどうけ?
徹 まれ、イベントやるか?
藍子 一子ちゃんのためじゃないよ。一子ちゃんの人生は一子ちゃんがどうにかするもんやさけえ。まれにはどうにもしてあげられん。まれはまれのために、自分のケーキを探すためにやってみたらどうけ?



みのり 一子ちゃん、都会で誰にもほんとのこと言われんと独りぼっちで暮らしとってんね。もううちらのこと仲間やと思うとらんがかな?



まれ コンビニのイベント、やらしてもらえませんか? 試してみたいんです。私がうまいと思うケーキを作って、お客さんがどっちを選ぶのか。勝ったらコンビニに置くことになりますけど、そこは少し向こうと相談して。
大悟 やりたければやってみろ。
まれ えっ?
大悟 その代わり条件がある。
まれ 条件?
大悟 値段が高くなるからといって原価を抑えるな。あの子の言うことはある意味正しい。たかがケーキにこんなに金を使いたくないと思う消費者もたくさんいる。
まれ だったら、少しは気にした方…。
大悟 高くてもこっちを食いたいと思える菓子を作れ。その自信がないならやめろ。







一徹 圭太とみのりは行かんが、東京。このままイベントやらしていいがけ?
圭太 おらちや行ったって止められんやろ。まれも真剣に戦うつもりやし。
みのり うちも東京には行かん方やいいと思うわ。一子ちゃんなりに自分の人生何とかしようともがいとるげ。うちらが大騒ぎしたら余計意地になってしもう気がするげ。
一徹 ほやけどもし姉ちゃんが勝ったら、一子は二度と村に帰らんよ。
圭太 ほれはもう洋一郎に任せるしかねえんじゃねえか。
みのり 洋ちゃんに託さんけ。



圭太 洋一郎かあ。
一徹 不安しかねえわいね。



一子 何しとるが?
洋一郎 一子。
一子 線。
洋一郎 一子、頼むさけこれ見てま。



一子 何やいね。
洋一郎 おらちの村の仲間の、
一子 出た。仲間。
洋一郎 あん?
一子 気味悪いわ、いい年して。
洋一郎 何や気味悪いげ?
一子 うちはもう仲間ごっこは卒業してんさけえ。一緒にせんといてま。
洋一郎 ごっこっちゃなんやいえ?
一子 ごっこ知らんが? ままごとみてえに、
洋一郎 ごっこの意味は知っとるわい。みんなしてお前のこと心配しとるがに、なしてほういうことを、
一子 はいはい。正しい正しい。
洋一郎 お前いい加減にしろや。
一子 ほやさけえ、もうほっといてっちゅうとるやろ。うちはもうあんたらちのこと仲間なんて思うとらんさけえ、
洋一郎 お前が勝手にもう自分の居場所はねえと思うとるだけやろうに。まれのことはもういいわいえ。お前がほんだけ拘ってしもうがならもうしょうがねえわい。ほんでも、おらちのことまで敵やって思うなは。みんなしてお前のことどんだけ、
一子 線。何分かったようなこと言うとるげ。洋一郎のくせに。
洋一郎 一子。
一子 みんながうちのこと? 同情されるがはまっぴらねん。
洋一郎 同情じゃねえ。
一子 ほうや。うちはみんなと違ごうてふらふらして何やっても中途半端で、全然ダメや。
洋一郎 お前が好きやー。



一子 え? 知っとるけど。
洋一郎 頼むさけ、これ見てくれま。
一子 ちょ、何勝手に。
洋一郎 いいさけ。おらちの気持ちや。



って、せっかく頑張ったのにDVDを間違えた。(爆)

一子 これがあんたの気持ちけ?
洋一郎 違う。これは間違えや。これは、俺の秘蔵の。
一子 もういいわ。今度の勝負で負けたら、日本から出て行くげ。



大輔 向こうはどんなの作ってんのかね?
まれ さあ?
大輔 でもさ、いつからこんなんなっちゃったのかね? まれちゃんと一子ちゃん。昔は仲良かったのにね。
まれ 昔から嫌いだったから、私のことは。
大輔 そんなことないでしょ? だって、俺が前に能登行った時言ってたもん、彼女。何か俺が、

大輔 くっついてほしい? 俺とまれちゃん。



一子 いい加減なことしたら、うちは許さんさけえね。

大輔 あの時けんか中だったんでしょ? でも、こういう時は守るんだなあってちょっと感動しちゃったもんね、俺。
まれ 一子が。
大輔 うん。



大輔 早く仲直りできるといいね。
まれ うん。ありがと。



圭太 もしもし、まれ。大丈夫か?
まれ うん。ありがとう。
圭太 こないだいいこと言われんかったけど、あれから考えてん。
まれ 一子とのこと?
圭太 真正面から戦うことで何か伝わるんじゃねえか? 一子に。
まれ うん。ほうかもしれんね。圭太、いいこと言うてくれたがいね。





一子 みなさん、こんにちは。安くてうまい簡単スイーツ、わんこでーす。今日のためにわんこが考えたカップスイーツは、みたらしのブランマンジェです。



一子 このスイーツのテーマは、幸せ貧乏家族。
まれ あん?
一子 貧乏なお母さんが、材料を工夫して家族のために作る、安くても愛情たーっぷりの激ウマスイーツだわん。
まれ うちが昔コンクールに出した、ロールケーキの名前。
一子 お値段は何と、一つ99円。

まれ 皆さん、初めまして。紺谷まれと申します。私のカップスイーツのテーマは、



まれ ちょっぴりハレの日。ハレの日と言っても、大げさなものではないんです。仕事を頑張ったお父さんがちょっと奮発して買って帰る家族へのおみやげ。ええっと、どんなに辛いことが重なっても一口食べればほんの少し光が射すようなスイーツ。これが私のカップスイーツです。

まれ お値段はお一つ350円。コンビニで買うには高いです。でも、食べてみて下さい。あなたの日常がちょっぴりハレの日に変わります。



仙道 大丈夫。君の勝ちは決まってるから。
一子 はい?
仙道 ここで負けたら元も子もないでしょう。何のために君を人気ブロガーに仕立てあげたと思ってるんだよ。
一子 ん? どういうことですか?
仙道 だから、君の勝ちは決まってんの。
一子 出来レースってことですか?
仙道 そうだよ。

洋一郎 徹さん、これ流して下さい。
徹 何だこれ?
洋一郎 能登から二人への応援メッセージです。





一子 もしもし?
藍子 ああ、一子ちゃん? おばちゃんやよ。久しぶりやね。
一子 お久しぶりです。すいません。今ちょっと忙しいので。
藍子 元気そうで良かったわいよ。
一子 おばさん。元気ですよ。



藍子 一子ちゃん。おばちゃんお節介一つだけ言うてもいいかな? 故郷に帰るがに何かをっちゃ持って帰る必要はないげんよ。風の人のおばちゃんに言われとうないやろうけど。
一子 能登とはもう縁をちゃ切ったさけえ。
藍子 そしたらなして携帯の番号変えとらんが? 繋がっとりたいんじゃないがけ? 何者にもならんでも、何も持たんでも帰れるがや故郷なんじゃないがけ?

司会 さて皆様、ここで能登からお二人に応援メッセージが届いております。それではこのスクリーンをご覧下さい。





洋一郎 お前がおらんくなってはるさんしばらく元気なかったけど、今ではこの通り元気やぞー。



はる 何ぶつぶつしゃべっとるん?











みのり 一子ちゃーん、元気け? 東京の暮らしはどうですか? こないだは電話で声や聞けてうれしかったよ。ほんでも、たまには村にも帰って来て。うちらのこと忘れんといて。





一子 やっぱり出来レースは嫌です。
仙道 聞こえるやろ。
一子 正々堂々勝負させて下さい。

まれ 一子。結果発表始まるげんよ。



一子 それでもいいです。ちゃんと集計して下さいよ。じゃないと全部バラしますよ。これは出来レースだーって。お願いしますよ。ね?



司会 勝者はわんこさんでございます。



大悟 もう少し時間があったら勝ってたんじゃないか?
コンビニの人 仰るとおりです。出だしはわんこさんのスイーツが有利でしたが、後になるほど紺谷さんのスイーツの評判が口コミで広がっていってるんです。
徹 これ、行けるんじゃないの? 高くてもうまいスイーツ。
コンビニの人 私どももうれしい発見でした。コンビニスイーツに新しい風を入れられるかもしれません。紺谷さん、ありがとうございました。
まれ あの、一子のスイーツの商品化は?
コンビニの人 難しいですね。彼女の作品は彼女が考えたものではなかったらしいので。



まれ 一子。
一子 別にあんたのためじゃないよ。インチキして勝ったってしょうがないからだよ。
まれ はい。すみません。
一子 まれ。



一子 あんたのこと大っ嫌い。ほんでも、大好きねん。もうこじれすぎて自分でもどうしたらいいか分からん。もう帰りてえ。



一子 みんなのとこに。まれのとこに帰りてえ。



一子 友達でおってくれるけ?
まれ やっと能登の言葉でしゃべってくれた。
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