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お気に入りの映画

最近はSKE48ばっかり。

フィエルテ

ああ、もう。朝ドラは三角関係でドロドロとかやめてよ、めんどくさい。でも、見直したらちゃんと筋は通ってるみたい。

弥太郎さんと文さん、圭太が輪島塗の展示会のために横浜に来て。

展示会の最終日に輪島塗とケーキのコラボ企画を行うことになって。

まれは圭太と一緒に蒔地に合うケーキを考えることに。

圭太 何露骨にテンション下がってるがいえ。
まれ もっと華やかなお皿やよかったがい。
圭太 あん?

まれ どのケーキや合うかねえ。
圭太 お前何やほの態度。もっとやる気出せま。人や大事に直した皿。
まれ ほやけど何か物足りんげもん。
圭太 あん?
まれ せっかくの輪島塗やがに。もっと蒔絵とか沈金とか。輪島塗らしい皿の方ややりがいや、
圭太 もういい。お前には任さん。
まれ ほやけど輪島塗っちゅうたら鏡みたいにツルッツルできれいな模様や入っとるがや普通やって思とったわいね。
圭太 ほういうがばっかしじゃねえっちゅうことをちゃ伝えてえさけ。俺や直して持ってきてんわい。
まれ あん?
圭太 これは蒔地っちゅう技法で作られとる器ねん。
まれ 蒔地?
圭太下地に使う地の粉をっちゃ表面に近いとこでもういっぺん使うとるさけ硬なって丈夫やし傷もつきにくいげ。
まれ へえー。
圭太 職人の中には蒔地は下地を見せとる未完成品やっちゅうて嫌う者もおるげ。ほんでも実用的やし値段も安いし。輪島塗の間口をちゃ広げるチャンスやさけ。親方に頼んで持ってこさしてもろうてんわいえ。
まれ ほうやったんけ。
圭太 まあ。どうせ物足りん器やけどな。
まれ ごめんて。
圭太 これは俺やさか。
まれ 何け。急にポエムみてえに。
圭太 実用的やけど地味で面白ねえ。つまらん器や。
まれ もしかして、一子に言われたんけ? やっぱし。
圭太 楽しくねえって。
まれ あー。
圭太 否定せんがかいえ。
まれ あっごめん。
圭太 もういいわい。
まれ 圭太はつまらん男じゃねえわいね。
圭太 やめてくれま。ほういう慰めは。
まれ 丈夫で普段使いにいいっちゅうことは堅実やっちゅうことやろ。世の中で一番のセールスポイントやがいね。
圭太 ますますつまらん男になっとるがいえ。
まれ ほんなら言うけど。圭太の取り柄は漆だけや。しょうがないわいね漆バカねんさけ。高校ん時から漆漆漆漆言うとって。
圭太 なしてん?
まれ 思いついた。この器に合うケーキ。これフィエルテっちゅうケーキねん。
圭太 フィエルテ?
まれ 高校の時うちやロールケーキ甲子園でボロクソ言われた後、話してくれたやろ。「漆は嘘を付く」。
圭太 ああ。
まれ 「上からきれいに塗ってしまえばパッと見は分からん。だませる」。
圭太 「だませるさか余計だましたらダメや。ほれが輪島塗や」って聞いて。何か俺すげえなあって。かっこいいなあって。何かここんとこやカーなって。
まれ このケーキ、キャラメルをちゃ使うげんけど。もし焦げたり砂糖や溶け切らんでも混ぜたら色は元に戻るげん。パッと見は分からん。ほんでも味は絶対に戻らんさけ。分かる人にはわかるげんで。輪島塗に似とるやろ。フィエルテってフランス語で「プライド」っちゅう意味ねん。
圭太 プライド?
まれ ケーキも輪島塗もだませるさかだましたらダメねんね。ほれや職人のプライドやもんね。まあ圭太はほりゃあ漆のことばあかしで、つまらんっちゃつまらんけど。ほんな風に自分の仕事にプライド持っとる男はつまらん男じゃねえわいね。圭太の輪島塗にはプライドや詰まっとるさけ。ほやさけ、このケーキや一番似合うげ。ん? やーけ? こういうが。
圭太 なんも。好きや。

いい雰囲気だったのに、そこへ大輔が帰って来て。

大輔 あっいたいた。ただいま。
まれ あっ。

美南 やっとお兄ちゃん帰って来たよ。

美南は気を利かして圭太を外へ連れ出して、まれと大輔を二人っきりにする。

大輔 元気そうだね。
まれ お帰りなさい。
大輔 ごめんね、遅くなっちゃって。あのさ。携帯持ちな。
まれ あん?
大輔 いろいろ話したいことあったんだよね。

まれ 相変わらずやね。
大輔 たった半年だよ。何も変わんないよ。君は? 変わってない? 気持ち。
まれ 変わっとらんよ。うちと、つきおうて下さい。
大輔 はい。ごめんね、遅くなって。

美南 あの、圭太さん。
圭太 あん?
美南 さっき、まれちゃんと何してたの?
圭太 えっ?
美南 厨房で。
圭太 展示会の相談やけど。
美南 それだけ?
圭太 ほうやけど、なして?
美南 ううん。

圭太と高志と、まれが展示会の打ち合わせをしてたら、大輔が来て。

大輔 まれちゃん、時間だけど大丈夫?
まれ ごめん、ご飯食べに行く約束ねん。うち、大輔さんとつきおうことになったさけ。ほんなら、また後でね。

展示会場に一子が来た。

一子 まれ。
まれ あん? 一子。
一子 久しぶり。
まれ なして?
一子 東京に出張ねん。洋一郎にここのこと聞いたせけ。
まれ 圭太、ちょうど今打ち合わせに行ってん。
一子 知っとる。出て行くが見たさけ。つい来てしもうてんけど、やっぱし会わん方やいいと思て隠れてん。まれも一緒やって聞いとったさけ、ちょっこりのぞいてみただけねん。
まれ ほんな、会えばいいがに。
一子 おんなしことの繰り返しになるだけやさけ。今戻っても結局はいつかダメになるげ。
まれ ほんな。
一子 うちいぇ圭太とはもともと合わんかった気やしとるげん。ほんでも圭太には感謝しとる。圭太に嫌われとねえさけ能登出る勇気や持たれてんし。よかったよかった。
まれ ちょ待つまま。何言うとるがいね。
一子 もういいげん。
まれ ほやけどほんな言われ方。ほれじゃ圭太の気持ちは。
一子 もういいちゅうとるやろ。説教はいらんげ。
まれ 説教じゃないわいね、仲間やさけ。
一子 仲間っちゃ何け? 圭太もよう言うとったけど。
まれ ん?
一子 小せえ村にたまたまおんなし年の子どもやおったさけくっついとっただけやろ。うちいぇ広い世界出てよう分かってん。本当は何でも自分で選べるげんよ。住む所も生き方も。友達も。
まれ うちかって横浜に来たけど、ほんでも変わらんよ。一子らちのこと大事な友達やと思うとるよ。
一子 ほういうところや。気やつかんかったけ。うちは時々、まれのこと大っ嫌いやってんわいね。まれと一緒におったら、うちは何か自分をっちゃ嫌いになってしもう。息や苦しいげんよ。圭太に執着しとったがも、まれやおったさけかもしれんげ。ほんでも、やっと解放された。もう誰とも比べんでいいげん。
まれ なして。なしてほんなこと。ほれじゃ圭太は、
一子 圭太のことはもういいわ。
まれ ようないやろ。
一子 まれがつきおうたらいいがいね、圭太と。うちやおるさけ我慢しとってんろ。
まれ うちかってほうしたいわ。ほやけど、圭太は一子やまだ好きねんよ。成人式で一子や帰って来んさけ、まんで傷ついて。俺のせいで一子や追い詰めてもうたっちゅうて。まんで自分をちゃ責めて。ほやがに、ほんな言い方。圭太やかわいそうやわいね。

美南 じゃあ何で、何でお兄ちゃんと付き合うことにしたの? 圭太さんに振り向いてもらえないから、お兄ちゃんにしたの?
まれ いや。
美南 お兄ちゃんなら傷つかずに済むから? すごいね。最低。これ、お父さんから。展示会のレイアウト。

一子 へえ、まれでもほういうことするげんね。まあ関係ないげけど。うちは絶対幸せになるげ。みいなの中で誰よりも成功して、一番幸せになる。ほんなら。

文 あれ、おったんかいね。なしたん?
まれ 最低ねん。本当にうちは。前にお母さんが自分の中にも知らん自分やおるって言うとったけど、こんな自分なら見つけとなかった。

文 見つけとねえ自分が私にもあったぞ。今回は47年越しの新婚旅行やちゅうて言うたやろ。
まれ うん。
文 これは弥太郎さんへの償いの旅ねん。
まれ 償い?
文 弥太郎さんがもともと私の見合い相手やったっちゅうことは知っとるげんろ。
まれ うん。
文 本当は見合いする前から、私は元治さんにほれとってん。
まれ あん?
文 ほやけどああいう人やがいね。女になんか全く興味ねえし、なあも振り向いてもらえんさけ。せめてその親友と結婚してそばにおろうと思うて弥太郎さんと見合いしてんわいね。
まれ えっ!
文 ものの分からん18の若え娘やさけなあ。ほんでも式の日取りまで決めていよいよっちゅうところで、やっぱしやーになってん。どうしても元治さんと結婚しとうて粘って粘って粘って粘って。やっと口説き落として駆け落ち同然に結婚してもろてん。ひでえ話や。まあ、うそやけどな。
まれ あん?
文 普通に見合いして普通に心変わりして普通に婚約破棄しただけや。
まれ 普通に?
文 まあもしうそでのうても自分じゃなあも驚かんけどな。ほれぐれえやりかねん人間やちゅうて自覚しとるさけ。誰の心にでものぞきゃ人に言われん黒うてやーなもんやドロドロ眠っとる。お前だけでねえわい。飲むまし。あおさの味噌汁や。汚え心ややーやったら隠せばいいわいね。誰にも見つからんように上手に隠して生きていきゃあいい。ほやけど自分にだけは隠したらダメや。誰や知らんでも本当はここに汚えもんやあるちゅうことを自分だけはちゃんと認めとくま。まあもがけ。どんにしても60過ぎたらみいな笑い話や。

まれは大輔に、「やっぱり付き合えない」と言って。

まれ 他に好きな人やおるげん。
大輔 告白したの? 漆職人でしょ。何かいい雰囲気だったからさ、俺が帰って来た日の夜。何かやばいかなとは思ってはいたんだよね。で、言ったの? 彼に。
まれ 言うつもりはないげんけど。
大輔 だったらいいじゃん、このままで。
まれ あん?
大輔 よく言うでしょ、女の子は2番めに好きな人と一緒になった方がいいって。
まれ いやほういうことじゃなくて。
大輔 俺は別に構わないよ。
まれ うちは構うげ。
大輔 まじめだね。
まれ 普通や!
大輔 あーもうそろそろ行かないと。ごめんね。
まれ あん?
大輔 山梨のクライアントのとこに出張。

いよいよ輪島塗とケーキのコラボ企画の日。浅井さんがせっかく作ったフィエルテのケースを落としてしまい、フィエルテが全滅しちゃった。(笑) フィエルテで使うカカオ64%のチョコがもうなくて、作り直せない。

今あるチョコレートを混ぜ合わせてカカオ64%のチョコと同じ味のを作ろうと、まれと陶子さんが頑張って。





まれ 同じや。ほとんど変わらん。



まれと圭太は高志のライブに行って。





まれ 圭太が好きや。


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