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ちりとてちん 印象に残ったせりふ 13

第15週 出る杭(くい)は浮かれる

ん、青木一。誰ですか、これ? 私、知らん人と結婚なしません。
俺や。
え?
これ、俺の本名。
本名?
うん。
草々兄さんって、青木くんやったんですか。
うん、そうや。青木くんや。
ふーん。
何や、あかんのか?
いや、いっつも1番やったんやろうな思って。
1番?
出席番号。
ああ、あーそうやな。
私なんか和田ですよ。いっつも一番最後なんですよ。出席取っとるうちに集中力なくなってえ、呼ばれた時に返事せんで先生に叱られたり。二人一組にしていったら一人余ったり。そういう憂き目に遭い続けてきたんですよ。
これから青木になるねんから、ええやないか。
ほうですね。

あの、草々兄さん。
うん?
大丈夫、なんでしょうか? 二人でちゃんと、暮らしていけるんでしょうか?
当たり前や。やっていかれへんかったら、一緒になった意味ないやろ。俺の落語で、お前を食わしたる。まあ、お前には家のこととかやってもらわなあかんし、最初のうちは余計な負担もかけるかも分からへん。
いいえ、草々兄さんの落語を支えていけるんやったら、どんなことでもします。最初は貧しいかもしれんけど、一生懸命やり繰りしますさけえ。
頼んだで。
はい。

ほな、こないしよう。言うたら罰金や。
罰金?
ああ。お前は、「やっていけるんやろうか」。俺は、「勝手にせい」。言うたらここに、100円入れるんや。
100円ですか?
ああ。嫌な口癖は治るし、金は貯まる。一石二鳥や。
いや、お金が貯まるいうことは口癖が直っとらんのでは?
ああ、もうそんな細かいことはええねん。


徒然亭一門がテレビに出演することに。

テレビ中継の朝でございます。この日私がしでかしたことを、師匠はお酒を飲む度に言うてからかいはりました。昔のことを何べんも言われるんは腹の立つもんやけど、今では懐かしく思い出します。

ええか。
はい。
落語家には品性ゆうもんも大事や。枕で笑かそう思うて言うてんのやったらともかく、素で「出演料はどないなる」、はないやろお前。
すいません。
おかみさんかて、えらいおっちょこちょいな人やった。けど人前で師匠に恥をかかすような、品性疑われるようなことはしはらへんかった。
そんな。亡くなった師匠の奥さんみたいにやなんて。やっていけるんやろうか。
俺は師匠みたいな落語家になりたい。腕磨いて、上方落語を守り続けたい。せやからお前にもおかみさんみたいになってもらいたいんや。

若い女性の落語家は珍しく、私はタレントとして重宝されるようになっておりました。

正平、いつでも来たらええし、何でも話したらええ。忙しいとか心配かけるとか、気い遣うな。お前は若狭と俺の弟やねんからな。
ありがとう。お兄さん。

しかしまあ、若狭ちゃん、大活躍やなあ。
一時の小草若ちゃんみたいやな。
そら、女の噺家言うたら希少価値やしな。復活したばかりの徒然亭やいう話題性もあるしな。
よう稼ぐ嫁さんで良かったな。
男のくせに男の気持ち分からへんの?
ええ?
同じ仕事持っといて嫁さんの方が稼いでんねんで。男やったら素直に喜ばれへんやろ。
あ、そっか。

あんな、今日初めてお給料の振込があってん。
ほうけ。ほら、おめでとう。
ほんでな、良かったら家にちょっと仕送りしよう思っとんねんけど。振込先教えてくれる?
おおきに。喜代美、ほやけんどそれは、あんたが大事に貯金しときんなれ。
え? けど。
気持ちだけはもろとく。ほやけんど、あんたは新しい家庭を持って、これからゆう時なんやで。
ほんでも、仕送りぐらい出来るでえ。
親の言うことは聞いときなれ。
何よ、人がせっかく言うてあげとんのに。もうええ、仕送りなんかせんは。

この頃から、私は、「やっていけるんやろうか」と不安を口にすることがなくなり。草々兄さんは、「勝手にせい」と強い口調で言うことがなくなってきました。

草々、喜代美ちゃんには言わへんのか?
あ?
しょうもないタレント活動ばっかりしてんと、ちゃんと古典の落語やれっていつも俺に言うてたやろう。
あーあ。
小草若。なんちゅう意地の悪いこと言うねん。んなこと言えるわけないやろ。自分より稼いでる嫁に。
分かってるから言うたりました。
小さい男やな。
小さい草若ですからね。

こんな何も分かってへん子供が、よう結婚したなって思いますわ。

小草若兄さん。
うん?
私、このままでええんでしょうか? 落語がやりたくて落語家になったのに。
俺かてそんなん思ってた時期あったわ。せやけどな、仕事が減ってきた今だからこそ余計に思うことがあるねん。タレント活動かて落語守っていくには大事なことやで。


草々は草若師匠の前で落語の『二人癖』をやって。

うーん。良かったで。
あ、ありがとうございます。
ちゅうか、俺もこのネタを冷静に聞ける年になったゆうことかな。
はい?
若い時、やってた時もあんねんけどな。一時どうしてもやんのがつらい時期があって、それっきりや。
やんのが辛い時期?
志保と結婚した頃や。ま、俺が「一杯飲める」。志保が「つまらん」って。これは若い頃のほんま口癖やったんや。
え?
前からそうやったのかもしれんけど、結婚してからそれがお互い気になってな。まあそれだけやない。え、こんな女やったんかいな、って思うことが結婚してからちょいちょい出てくるようになった。お前もそうなんとちゃうか?
一緒になってなんぼ貧しいてもおんなじとこ向かって歩いて行けると思うてました。けど、よう分からんようになりました。
何を今更悩んでんねん。大晦日に「お前が好きや」、「私も好きです」って三日後に結婚っておかしいやろ。
いや、けど、師匠も盛んに勧めはったやないですか。
あの壁取っ払って、二人の間に障害がのうなった思うたらそら大間違いや。あの壁がのうなって見えへんかったものまで見えるようになってくる。ええことだけやのうて悪いこともな。ええか、分からんようになったんとちゃうで。分かってへんのや、最初から。お前も若狭も。お互いのことを。


喜代美は小次郎おじさんに、

よう分からん。
え?
何で草々兄さんが怒っとんのか分からんねん。
私、何悪いことしたんやろうか? 一生懸命働いて、お金稼いで、何をあんな責められることしたんやろうか。
ほやのう。嫁が稼がんゆうんやったらともかく、稼ぐさけえ腹立つゆうんは、一体どういう理屈なんやろうの。おっちゃんにもさっぱり分からんわ。
ほやろう。

笑うのが見たかっただけなんやのう。喜代美は、草々くんが「美味しいのう」、「楽しいのう」言うて笑う顔が見たかっただけなんやのう。草々くんかて同じなんと違うか?
え?
喜代美に笑ろうてほしいて、ええ落語家になろうと思うてたんと違うんか?


喜代美はオムライスを作って持って行く。

草々兄さん、昨日は、いえ、ここんとこずっとすいませんでした。

草々は家出して、小浜の喜代美のお父さんのところへ行ってしまった。
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