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最近はSKE48ばっかり。

運命の再会

こんにちは、子山羊さん。私はサニー。
久し振り、恵都。園田奈子です。

約束したんですよ。ずーっと親友でいようねって。
恵都、覚えてるよね。
覚えてません。
やめて下さい。やめて!

それから私は、初めてちゃんと話した。
奈子と私の間にあった全てを。

紅葉は奈子のことをひどいと言うけど、浩一は相変わらずクールで厳しい。

あいつはさ、どうしても恵都に勝ちたかったんだよ。
子どもでもプロだったんだろ。
だったらプロらしく堂々と渡り合えばよかったんだよ。

ひどいよ、浩一。
恵都がこの話、人に話せるようになるのに
乗り越えるのに何年かかったと思ってるの。


あれからの私の7年は闇の中をさまよってるみたいだった。
もう二度とあの日々には戻りたくない。
光に包まれた奈子の7年。
それはどんなだったんだろう?

次の日、奈子はスクールにやって来た。

相変わらず奈子は恵都と親しそうに話してるけど、嘘ばっかりついてるんじゃないの? 恵都はすごく嫌そう。浩一もちゃんと気が付いてる。

お前さ、無理に笑うなよ。
誰のために笑ってるんだ。
っていうかさ、嫌なことは嫌ってはっきり言えよ。

分かった。
もうそろそろ乗り越えろよな。
俺たちもいるんだから。


恵都は、お母さんと一緒に子役時代のサニーのビデオを見る。お母さんは恵都の演技を見て涙ぐんでる。

もう舞台に立ってほしいなんてお母さん言わない。
あなたがそれで辛い思いをするくらいなら。

私が嫌だったのは女優という仕事じゃない。
その仕事で否応なく人と争わなきゃいけないことだった。
勝ちたいなんて思ってないのに。

ああ、そういう気持ちは分かると思った。

恵都はまた奈子と出会って、一緒にお茶を飲む。

あんたが引きこもって楽してる間に、
私は一人でずっと戦ってきた。
何やっても人に見られる。叩かれる。
周り中が敵。そういうところでさ。
そうだね。奈子は偉いと思うよ。
あの頃から私にはないガッツが奈子にはあったもんね。
そんなもんだけじゃやって行けないんだよ。この世界は。
何よ、あんたなんか、
あんたなんかちょっといじわるされたくらいでへこんじゃって、
才能もなければやる気もない。
何もないじゃない。
なんであたしばっかり
こんなに苦しまなきゃいけないのよ。

って、そこまで言うのはひどすぎるけど、恵都を見て奈子のように感じる人も多いのかな? 私は、恵都は7年間楽してたとは思わないけれど。

恵都は奈子からコーヒー代を多くもらいすぎたので、奈子の事務所まで返しに行く。奈子は事務所に来てなかった。奈子は仕事をすっぽかして、事務所は大騒ぎになっていた。

帰ってきなよ。マネージャーさんが心配してるよ。
仕事に穴空けないほうが。
笑わせんじゃないわよ。
仕事に穴空けるのはそっちが得意でしょ。
そんなに言うならあんたがあたしの代わりやってみたらいいのよ。

奈子は奈子で、芸能界で大変な思いをしていたんだ。

青山さん、お願いがあるの。
今日だけでいい、奈子の代わりやってくれる?
私がですか?
お願い、奈子を助けると思って。
人助けのつもりならやめとけよ。
自分のためだと思うなら、やればいい。


恵都は、見事に奈子の代わりに新人バンドのPVの仕事をやり遂げた!

それを知った奈子は、おもしろくない。

一ヵ月後。

恵都ってやっぱそっちの道に行くの?
え?
つまりさ、女優になるの?
そんなことないよ。あれはたまたま。
事務所の人がすごく困ってたし、
頼まれて何か嫌っていえない雰囲気だったし。
そうだっけ?
え?
いや、別に。
ちょっと安心した。
何か恵都がこのまま遠くにいっちゃったら嫌だもん。
どんどん仕事が来て、有名になって、
フリースクール? エル・リストン?
何それ? みたいになっちゃってさ。

そんなわけないじゃん。
ここが無くなったら、私生きていけないよ。
それじゃあ困るんだけどなあ。
ここはいずれ出て行く場所。
どんどん巣立って別の居場所を見つけてもらわないと。


その日が最後だった。
浩一はスクールに姿を見せなくなった。

浩一はスクール長の話を聞いて「もうそろそろ自立しなければ」、と思ったのかな。

恵都は、スクールに来なくなった浩一を心配して浩一の家を訪ねる。

よくドラマでお米を洗剤で洗おうとする女の子が出てくるけど、本当にそんな子いるのかな? (笑)

俺もさ、ずっとあんたのそばについてるって訳にはいかないから。
そうだね。じゃあがんばって。
じゃあ。

浩一は、恵都が奈子の代わりにPVの仕事を真剣にやってるのを見てた。恵都ももう自立して女優の仕事をやるべきだと思ったから、恵都から手を放そうとしてるのかな。

分かってる。
浩一の言いたいことは。
立ち止まるな。甘えるな。一人でも耐え抜け。
でも、今の私にはあるだろうか?
それだけの覚悟が。
それだけの力が。
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