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最近はSKE48ばっかり。

私…その人と結婚します。

初恋は相手に思いを告げることなく終わるものだと言われていますが…初恋に気付いた途端に失恋してしまったすみれです。

紀夫 失恋ですか?
すみれ 何が?
紀夫 潔君のことを思ってたんやないですか?
すみれ えっ?
紀夫 子供の頃の話だと思ってたけど今もなんですね。お姉さんの結婚相手やのに…。
すみれ 何やの?
紀夫 僕には分かります。
すみれ 意味分からん…。

潔君はゆりと祝言を挙げてすぐに出征しました。残されたゆりは坂東営業部で正蔵さんのもと気丈に働いていました。

そして半年が過ぎ昭和18年を迎えました。

五十八 ゆりに好き勝手なことを許しときながら残されたお前に押し付けるっちゅうのは何やおかしな話やと思うとる。そやから無理にとは言わん。昔からうちの婿にどうやて言われてる話や。
すみれ 婿…? その人は坂東のうちに入るっておっしゃってるんですか?
五十八 ああ。男ばっかり3人兄妹の三男やからな。
すみれ 私…その人と結婚します。
五十八 ええんか?
すみれ お父様とお母様が築いてきたこの家を絶やしたくないんです。
五十八 すみれ…。
すみれ おばあ様に聞きました。体の弱かったお母様も一生懸命働いて、お父様を支えて。その頑張りがこの家の土台やと…。お父様とお母様のためだけやなく自分のためにもこの家を継ぎたい思うてます。
五十八 おおきに。
すみれ これからもよろしくお願いします。
五十八 すみれ…。
すみれ どんな人…?
五十八 ああ! 実はな…彼なんや。

まさかこんな所で紀夫君に会うことになるとは思いも寄らないすみれでした。

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