| 2005年 | 台湾映画 |
| 監 督 | ホウ・シャオシェン |
| 出 演 | スー・チー、チャン・チェン、メイ・ファン、ディ・メイ、リャオ・シュウチェン、チェン・シーシャン、リー・ペイシュアン |
| あらすじ | 1966年 恋愛の夢 ビリヤード場に響く球の音。美しい少女兵役を明日に控えた青年は、恋に落ちる。 1911年 自由の夢 遊郭に灯がともる。久しぶりに再会した男と女は、見果てぬ夢に胸を焦がす。 2005年 青春の夢 大都会の片隅で出会ったふたり。傷つきながら、必死で何かを求めている。 (ちらしより) |
| 感 想 |
ホウ・シャオシェン監督は、思い通りに行かない辛さをずっと描いてるのかな。自伝的な作品の童年往事も、トニー・レオンが口の利けない役を演じた非情城市も、スー・チーのミレニアム・マンボも。 しかし、これは眠〜〜〜〜〜〜〜い映画。手をつねったりして寝ないようにしたけど、字幕をちょっと見落としたかも。 1966年 恋愛の夢 これは一番分かりやすいと思う。でも、もうすでにちょっと眠かった。兵役を控えた青年(チャン・チェン)は、ビリヤード場でシウメイ(スー・チー)と知り合う。休暇で戻ると、シウメイはもうビリヤード場にはいなかった。シウメイを探してバスに乗る、青年。やっとシウメイを見つけたのに、もう兵役に戻る時間が近づいてる。 ああ、ここがHitomiさんがお気に入りの手をつなぐシーンか。限られた時間だから、それは貴重で美しいんだと思った。 1911年 自由の夢 いきなり無声映画になってびっくりした。せりふは必要最小限に字幕で出るだけで、ずっときれいな心地良い音楽が流れてる。もう眠気は最高潮。字幕を見落としたみたいで、チャンは革命を目指して日本に行ったことに気が付かなかった。(汗) 芸妓(スー・チー)がチャン(チャン・チェン)の髪をすいたり身支度を手伝うシーンがいいなあ。せりふがほとんどなくても気持ちが伝わってきた。 チャンは芸妓の義妹の将来についてはちゃんと考えてくれたのに。 私の将来を考えたことは? スー・チーの表情から自由になりたいのに叶わない辛さがすごく伝わってきた。 2005年 青春の夢 これは難しくて良く分からなかった。ミレニアム・マンボよりは分かったかな? あなたは何が欲しいの? あなたは誰なの? ミレニアム・マンボみたいな色彩、音楽だった。 最初と最後のオートバイで二人乗りするシーンはいいなあ。 良く分からないとこもあって眠かったけど、雰囲気は好きな映画。 ここ ↓ がおもしろいので、見て! http://theaterkino.net/yomoyama/037.html |
| 2007年 | 日本映画 |
| 監 督 | 小林義則 |
| 出 演 | 篠原涼子、椎名桔平、成宮寛貴、阿部サダヲ、濱田マリ、加藤ローサ、加藤雅也、大杉漣、寺島進、江口洋介 |
| あらすじ | 雪平(篠原涼子)の娘が入院している病院がテロリストに占拠された! SAT隊にも屈しない頑強なテロリストたち。彼らの要求は「警察庁が機密費を不正流用してプールした裏金80億円を2時間以内に用意せよ!」というものだった。 (ちらしより) |
| 感 想 |
ドラマのアンフェアは見逃してしまい、再放送をせっせと録画しておいた。映画化されると知って、あわてて全部見た。あの最終回はアンフェアだと思うけど、おもしろかった!!! 私は、アンフェアでもびっくりさせてくれたら大満足。 アンフェアってアガサ・クリスティみたいだと思った。例えば、そして誰もいなくなったの犯人を当てた人はほとんどいないと思う。手がかりはほとんどなくて卑怯だけど、私は最高におもしろかった。アクロイド殺人事件も反則すれすれな作品。(笑) 私は正々堂々と読者に挑戦するエラリー・クイーンも大好きだけど、ちょっとアンフェアなアガサ・クリスティも大好き。 ウィリアム・アイリッシュの幻の女を読んだ時の衝撃は今でも覚えている。これもまたアンフェアな本だと思うけど、すごい仕掛けが見事に決まって大満足。でも、意外な犯人というのは難しい。幻の女と同じような犯人のミステリーは他にも結構ある。最初はすごくびっくりしても、何度も当たると「あ、またか〜」となってしまうもの。 ドラマのアンフェアに続いて見たアンフェア the special コード・ブレーキングは、途中で犯人が分かってしまった。だって、同じパターンだから。でも、最後までハラハラしておもしろかった!! そして、いよいよアンフェア the movie。 おもしろかった! 誰が黒幕かは多分みんな予想が付いてしまうと思うけど。今回のおもしろさは意外な犯人じゃなくて、娘の美央を助けに行く雪平夏見。雪平は、自分のせいで美央を危険な目に遭わせて申し訳ないと思っていた。もう刑事は辞めてずっと娘のそばにいることにしようと思った。でも、それはダメだよ。雪平は、刑事でいる時が一番きれいでかっこいいんだから。 ママはいいママだよ。 ママはいっつもいいママだったよ。 ママ、お誕生日おめでとう。 朝、渡そうと思ったけど渡せなかったの。 警察辞めないでね。 ママ、悪い人やっつけてね。 美央、ここにいて。 ママ、絶対助けに来るから。 篠原涼子さんがめざましテレビにゲストで出演して映画を宣伝してた。 「エンドロールになってもまだ帰らないで」 (うろ覚え) だから、エンドロールになってもほとんど誰も席を立たなかった。 そして... え、まだ続くの? 何か見落としてるのかな? |
| 2002年 | 香港、韓国映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | 阿部力、チャン・ヒョク、チョ・インソン、サム・リー、ジョー・コックなど |
| あらすじ | トントン(阿部力)は、北京の公衆便所で生まれ、それを拾った祖母に育てられた。祖母が脳卒中で倒れ、トントンは助けるために朝鮮人参を探しに釜山へ向かう。一方、トニーは弟の病気を治す妙薬を探しにインドへ向かう。サム(サム・リー)は、ガールフレンド(ジョー・コック)の母親の病気を治す名医を探すため危険な仕事を請け負った。韓国のパートはよく分からないので省略。 |
| 感 想 |
ラストはフルーツ・チャン監督らしいんだけど、分かりにくい映画だった。ハリウッド★ホンコンの時は最後にきれいにつながったんだけど、この映画は何かバラバラな感じだった。特に、韓国のパートは意味が良く分からなくて、余計だったと思う。チャン・ヒョクやチョ・インソン目当てで借りた人はかわいそう。北京のパートは良かった フルーツ・チャン監督の映画は時々汚いシーンがあって、それが嫌な人も多いかもしれない。メイド・イン・ホンコンからリトル・チュンまではそういうシーンはそんなに多くなかったんだけど。 いきなり小さな子どもが外でおしっこするシーンから始まって、トイレのシーンが多かったなあ。中国では、本当に集団でクソするのかな? トントンは公衆便所で生まれ、祖母に育てられた。 リーとチャンはこの町の長老だ。 若い頃2人は祖母に夢中だった。 しかし祖母は どちらとも結婚しなかった。 1人を選べばもう1人が傷つく。 それがイヤだったのだ。 祖母の68歳の誕生日。リーとチャンは祖母を病室から連れ出し、集会で長征の歌を歌う。その直後、祖母は脳卒中で倒れてしまった。 便所で生まれた僕は 不幸かもしれない。 なぜ祖母まで不幸な目に。 この瞬間僕は決心した。 トントンは朝鮮人参を探しに釜山へ行くけど、「朝鮮人参では治らない」と言われる。 一方、トニーは、祖母と同じ病院に入院している12歳の弟を助けるため、妙薬を探しにインドへ向かう。やっぱり香港とインドは相性がいいのかな? インドのパートは全然違和感がなかった。 ヒンズー教では、ガンジス川は聖地とされている。 おい見ろ。トニーだ。 2人とも来てたのか。 君も入れ。気持ちいいぞ。 大丈夫だよ。中国の黄河とは違う。 インド映画と同じさ。 楽しくて明るい気分にさせてくれる。 彼は香港映画で育ったのよ。 言っても無駄だわ。 って、おもしろすぎ〜。あと、韓国のパートで仮設トイレが坂道を滑り落ちていくシーンも爆笑。 トントンはニューヨークへ行き、そこでサムと出会う。サム・リーはメイド・イン・ホンコンの時とダブって見えた。 君とは正反対で 俺は人を殺しに来た。 でも銃より 病気で死ぬ人の方が多いよな。 トントンはサムのカメラマンをやることに。 生まれてから死ぬまで 人は旅をする。 だがいくら探しても "死を止める薬"はないのだ。 ラストは愛する人を亡くす悲しみが伝わってきたけど、何かバラバラなのはちょっと登場人物が多かったからかな? |
| 香港篇 | dumplings 餃子 |
| 監督 | フルーツ・チャン |
| 出演 | ミリアム・ヨン、バイ・リン、レオン・カーフェイ |
| 感想 | メイ婆を演じたバイ・リンが2005年香港アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞。 リー夫人(ミリアム・ヨン)は、永遠の美を求めて特製餃子を作っているメイ婆を訪ねる。餃子の中身は、何か紅くて怪しい。 中身が何かじゃなくて結果を考えるのよ。 女が若返るには体の中から変わらなきゃ。 リー夫人は恐る恐る餃子を食べた。 リー夫人と夫は気持ちがすれ違ってた。 もう高額の小切手に驚かなくなった。 もう出張に私を同伴しなくなったのね。 メイ婆は、餃子の中身を仕入れに中国本土に行ってる。 この頃監視が厳しくて。 って、中身は何だろう?? ここから少しネタバレです。 メイ婆とリー夫人の会話から中身が大体予想付いて、だんだん気持ち悪くなる。 リー夫人は、「まだ肌がたるんでるから、もっと強いのを」と言う。 リー夫人は、メイ婆が餃子を作ってるのを盗み見て中身が何かが分かり、逃げ帰って吐く。でも、戻ってくるのがすごい!! メイ婆がニヤリとするのが怖い。リー夫人は全部食べた!! 骨を噛む音が怖い!! いろいろあって、ラストがめちゃくちゃ気持ち悪い!!! メイ婆は香港から逃げる時に、中国人民国民的バッグを使ってた。天秤棒を担いでまた餃子を売ってる。(怖い) |
| 日本篇 | box |
| 監督 | 三池崇史 |
| 出演 | 長谷川京子、渡部篤郎 |
| 感想 | 小説家の鏡子には誰にも話せない秘密があった。 サーカスで、双子の姉妹が小さなboxの中に入り、そこから脱出する。お姉さんだけが父親代わりの男にほめられ、ネックレスをもらう。妹の鏡子は嫉妬して、あることをしてしまう。 お姉ちゃんごめんね。 お姉ちゃんが嫌いであんなことしたんじゃないの。 ネックレスが欲しかったんじゃない。 お姉ちゃんのことが大好きだったの。 だからずっと探してたの。 鏡子はずっとお姉ちゃんに申し訳ないと思ってた。雪原をコバルトブルーのドレスを着て逃げるシーンがすごい! 鏡子はやっと過去を乗り越えたと思ったら、ラストはびっくりした。これは誰も予測出来ないと思う。 |
| 韓国篇 | cut |
| 監督 | パク・チャヌク |
| 出演 | イ・ビョンホン、カン・ヘジョン |
| 感想 | 韓国映画らしいけど、これは全然ストーリーに入れなかった。血はたくさん流れたけど、全然怖くなかった。イ・ビョンホンは頑張って演じてたけど、空回りしてたと思う。 |
| 2001年 | 香港映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | ジョウ・シュン、グレン・チン、ウォン・ユーナン、ホウ・サイマン、レオン・ツィーピン |
| あらすじ | 香港のダイホム・ビレッジで三人家族チュウ一家は豚肉店をしている。ある日、チュウ一家の末っ子タイニー(レオン・ツィーピン)が店番をしているところに、一人の女トントン(ジョウ・シュン)が現れる。トントンは、ダイホム・ビレッジの背後に聳え立つ「ハリウッド地区」と呼ばれる豪華な高層マンション群に住んでいた。 |
| 感 想 |
ネットで「ちらしにだまされた」などという感想をいろいろ読んでいたので、ちゃんと心の準備をして劇場まで観に行った。途中で帰ってしまった人もいて、その気持ちは分かる。でも、監督を信じて最後まで観て良かった。 フルーツ・チャン監督は、素人の役者さんを使って飾らないで撮る。今回の舞台になったダイホム・ビレッジは、貧しくてあまりきれいとは言えないところ。そこに上海から来たという女、トントンがやってくる。 トントンとタイニーは親しくなって、一緒に食事をしたりするシーンは無邪気で楽しそう。トントンはハリウッドに行きたいと考えていて、そのために男を騙してお金をむしり取っていた。 以下はネタバレです。 小さな中国のお針子のジョウ・シュンはきれいだけれど、何かバラバラでよく分からないと思っていたら、最後にやられた! すべてはあの手を見せるための伏線だった。 虎の頭に龍のしっぽなんていらない。 このせりふはすごいインパクトだった。香港が中国に返還されたことはいいことだけではなかったというのは花火降る夏を見て初めて知った。でも、うまくくっついていなくてもみんな生きている。タイニーがトントンを助けるために旗を振るシーンがすごくいい! |
| 2000年 | 香港映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | チン・ハイルー、マク・ワイファン、ウォン・ミン、ヤン・メイカム |
| あらすじ |
中国東北部・牡丹江から香港に出稼ぎにきたイェン(チン・ハイルー)は娼婦をしている。ある日、イェンのガード役のチンピラが、ドリアンで頭を殴られる事件が発生する。この事件をきっかけに、イェンは皿洗いの少女ファン(マク・ワイファン)と知り合う。 イェンが故郷の牡丹江に帰ることになり、手紙ちょうだいね、と言ってイェンはファンと別れる。 |
| 感 想 |
これは劇場で見たんだけど、あまり覚えてなくて。もう一度見たいけどレンタルに全然ありません。NHKのBSに期待するしかないか。 ちらしに書かれていたコピーが、 人生って、どんな味? ドリアンはすごいにおいがするらしい。殻が固くて、なかなか包丁でも割れない。しかも値段が高い! せっかくファンの誕生日にお父さんが買ってきても、家族のみんなはなかなか食べない。ドリアンのおいしさがわかるまでは大変。 イェンは故郷の牡丹江に帰って良かった。 |
| 1999年 | 香港、日本映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | ユイ・ユエミン、マク・ワイファン、ゲイリー・ライ |
| あらすじ | 9才のチュン坊は家業の食堂を手伝っている。不法移民の少女ファンと知り合い、一緒に出前を届けるようになった。 |
| 感 想 |
これは香港の国民的スター、ブラザー・チュンに捧げられた映画。 チュン坊の名前は、おばあちゃんがブラザー・チュンにあやかって付けた。チュン坊は学校にはあまり通わないで食堂を手伝っている。メイドさんはフィリピン人で安い賃金で働かされている。 僕はすでに知ってた。 お金は夢 理想 将来を決めるものだと 9才の少女、ファンは不法移民で、警官を見ると怯えてしまう。ファンは母親の皿洗いの仕事を手伝っている。ファンはチュン坊の食堂に行き、「働かせて下さい」と頼むけど、断られる。チュン坊はファンの後を追いかけ言う。 父さんの代わりに僕が雇うよ。 チップを7と3で分ける。 こうして、チュン坊とファンの楽しい時が始まった。 トラックの荷台でチュン坊とファンがブランコに乗るシーンがすごく楽しそう。いつも出前を横取りするデビッドにチュン坊特性カクテルで仕返しするのがおもしろい。 チュン坊は、小さい頃に家を出て行った兄のハンを探している。 兄さんは傷ついた小鳥で この町では羽ばたけなかったんだという。 チュン坊の父親は反対。 お前に兄さんなどいないんだ。 チュン坊は父親に叩かれて、辛くて家出してしまう。 チュン坊、ファン、ファンの妹で自転車の三人乗りをするシーンがすごくいい。ファンは言う。 江主席が来て香港が返還されるわ。 私たちに。 僕らにだ。 私たちのものよ。 僕らにだ。 香港は私たちのものよ。 7月1日が来たら香港の住人になれる。 身分証も持てるの。 私も妹も隠れないですむわ。 そうはならなかった。テレビに中国からの不法移民の子供達が送還されるニュースが映し出され、見るのが辛い。 チュン坊は父親に見つかってお仕置きされる。立たされてる時におばあちゃんから習ったブラザー・チュンの歌を歌い上げる。詩の内容がチュン坊やチュン坊の兄と重なる。 清らな心を持ちながら 常に不幸に見舞われる。 生まれる時代を間違えたのです。 皆々様お哀れみ下さい。 不運な者が受けるは罰のみ。 もはやこの命絶たんと思う。 人は皆生きるも死ぬも時の運。 心残りはただ一つ。 別れたきりの父のこと。 忘れ難き父の訓戒。 日々心がけて孝行に励めと。 もはや善悪いずれも求めず。 恩義あれど恨みなし。 神仏のみぞ我が心を知る。 チュン坊とファンが離れ離れになってしまうシーンが悲しすぎる。 |
| 1998年 | 香港映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | トニー・ホー、サム・リー、ジョー・コック、パン・イックワイ、ライ・チーホー、ラム・セッキン、リン・イウワー、チャン・サン、スー・チュン |
| あらすじ | 1997年3月。中国への返還を目前に英国軍香港部隊が解散した。ガーイン軍曹(トニー・ホー)は、突然、金だけが全ての香港社会に放り出される。黒社会に身を置く弟のシュン(サム・リー)の手引きでガーインはボスのウィンの運転手として働き始める。シュンはガーインに銀行強盗の話を持ちかける。ガーインは、シュンと軍隊時代の4人の部下とともに訓練を始める……。 |
| 感 想 |
香港返還を前に、職を失ってしまったガーインたち。 「こうなったのも英国のせいだ」 「150年の割譲期限が短すぎたんだよ」 「恨むなら清朝政府さ」 「で、俺たちはクビ」 「英国は撤退前に転職先を世話すると約束した。なのに住宅補償も何も口先だけじゃないか」 「租借っていうのはそういうことさ」 「子供のころ両親は誠実に生きろって言ってた。今は、“金もうけしろ”だ。金が大事だと。身近な連中まで変わっちまった」 香港の英国軍の中に香港人もいたなんて私は知らなかった。ガーインたちは20年英国に尽くしてきて、香港返還のために居場所がなくなってしまった。香港返還のニュースを見て私はうれしかったけれど、実際はそんなに単純じゃなかった。 この映画で一番多く使われていた色が Pale blue 。ガーインたちの心の中の象徴? 雨のシーンもたくさんあった。 何度も登場する女子高生3人組の明るさ、元気さ、とガーインたちの重苦しい表情は対照的。1997年7月1日。香港返還の日の花火の美しさ。それを見上げるガーインたちの表情のもの悲しさ。ストーリーと並行して何度も挿入されるテレビのニュースが、刻々と香港返還までの道のりを伝えていき、貴重な記録にもなっている。 パブで女性が歌っていた「蛍の光」が印象的。 |
| 1997年 | 香港映画 |
| 監 督 | フルーツ・チャン |
| 出 演 | サム・リー、ネイキー・イム、ウェンバース・リー、ドリス・チョウ、キャロル・ラム |
| あらすじ | チャウ(サム・リー)の父親は家出し、母親と2人暮らし。チャウは中学卒業後、借金取りの手伝いをしている。知恵遅れのロン(ウェンバース・リー)がいじめられているのを助けて以来、ロンは弟分になった。少女ペン(ネイキー・イム)と知り合い、恋した。 |
| 感 想 |
フルーツ・チャン監督は、社会からはみ出している人に焦点を当てる。香港は貧富の差が大きいらしい。チャウの父親は家を出て女と暮らしている。母親はそれを知ってて、生活費のために黙認している。 ロンは目の前で自殺したサンの2通の遺書を持ってきてしまった。そのせいで、チャウは何度も夢精してしまう。 夜中に目が覚めたら 顔が涙で濡れてた。 これは俺の涙じゃない。 自殺したサンの涙だろう。 チャウは借金の取り立てをしていて少女ペンと知り合う。ペンは腎臓病で、助かるには腎臓移植が必要。 彼女があの袋を持って立ってる姿は 慰めようがなかった。 何と、チャウの母親も家出してしまった。全ては貧しさのせいなのか? チャウは叫ぶ。 大人は無責任だ。 都合が悪くなると姿を消す。 チャウ、ロン、ペンの3人がサンのお墓を探すシーンの何て美しいことか! チャウとペンがエレベーターですれ違ってしまうシーンが切なすぎる。 ここから少しネタバレです。 ラスト10分の衝撃。自殺したサンは永遠に純粋な16才のまま。それに対してチャウが関わった大人たちは悪い人ばかりだったのが本当にかわいそう。母親まで家出した時、チャウはどれだけショックだったか。チャウにもいろいろ心配している仲間達はいたのに、チャウにはその声は届かなかった。 親父は若い女と人生をやり直している。 消えたお袋も同じことだ。 政府は"人生は二度ない"と。 ウソっぱちさ。"大人のウソ"だ。 サン、ペン、チャウの書いた遺書が胸に突き刺さる。 最後に流れる毛沢東のメッセージがすごい皮肉。 世界は君たちのもの。そして我々のもの。 しかし究極は君たちのもの。 君たち若者は朝8時の太陽のように 生気はつらつとして輝いている。 希望は君たち若者の中にかけられている。 |
| 2005年 | 香港映画 |
| 監 督 | スティーブン・フォン |
| 出 演 | スティーブン・フォン、アンソニー・ウォン、ジリアン・チョン、ダニエル・ウー、シャーリーン・チョイ、ウー・マ、マイケル・ウォン |
| あらすじ | 数年前に妻を亡くした二児の父親で、整体院を営むユー・シウボウ(アンソニー・ウォン)。彼の長男ニッキー(スティーブン・フォン)は、オーシャン・パークのイルカ調教師であり、長女ナタリー(ジリアン・チョン)は高校生だ。幼少のころから厳しい父からカンフーを教えられた兄妹だが、シウボウが元シークレット・エージェントだったという話はまったく信じておらず、今では親子の会話はほとんどなかった。 (公式サイトより) |
| 感 想 |
ツインズ・エフェクトで大活躍だったTWINSのジリアン・チョンの魅力がいっぱいな映画。シャーリーン・チョイの方は出番が少なかった。 シウボウが娘のナタリーを学校に迎えに行ったら、避けられてしまった。電話もムシされた。(笑) ナタリーは、ほら話をしてるお父さんが恥ずかしい。アンソニー・ウォンは、頭文字Dの時と同じ感じだ〜。 かわいそう。 おもしろいお父さんなのに。 他人だからそう言ってられるの。 ナタリーは、友達のエラ(シャーリーン・チョイ)を連れて家に帰る。ナタリーは、恋人のジェイソン(ダニエル・ウー)と電話してる。 君の家で家族に会いたい。 ダメよ。パパも兄も変人だから。 でも、いずれ会わなきゃ。 そこへ、兄のニッキーが帰って来た。ニッキーがテレビのチャンネルを変えたらナタリーが怒って、二人でリモコンを奪い合うシーンがすごい! スティーブン・フォンもジリアン・チョンも見事にカンフーが決まってた。ジャッキー・チェンやユエン・ウーピンにたくさん特訓されたのかな。 ニッキーもシウボウのことをちょっと避けてる。 お父さんと不仲? バカな話さえしなきゃ うまくやれる。 ナタリーの恋人、ジェイソンが家に訪ねてきた。ダニエル・ウー、また発音をネタにされてる。(笑) お兄ちゃん。 鳥肉を取っていただける? "取っていただける"ときたか。 上品ぶるなって。 またナタリーが怒って、テーブルの下での戦いがすごい!!(笑) 最悪の女だぜ。 シウボウがいつもしてたほら話は本当だった。シウボウはロッコ(マイケル・ウォン)に追われてる。ロッコは、自分を半身不随にしたタイ(ウー・マ)のことを捜していた。シウボウはタイの居場所を知ってるらしい。 最近カンフーの練習を やってないようだな。 練習してないと 腕前が落ちるぞ。 妹はまだ子供だ。 兄としてしっかり頼む。 シウボウがロッコの仲間たちと戦うシーンもすごい迫力! 骨ヌンチャクがおもしろい。ブルース・リーの映画のパロディかな? テレビで見たと思うけどよく覚えてない。 シウボウは捕まってしまい、ナタリーとニッキーが助けに行く。兄妹の息がぴったりだった。 タイを演じたウー・マって、チャイニーズ・ゴースト・ストーリーとかにも出てたのに、まだアクションが出来てすごいなあ。ダニエル・ウーVSウー・マのアクションはコミカルでおもしろかった。 |
| 2005年 | 香港映画 |
| 監 督 | アンドリュー・ラウ、アラン・マック |
| 出 演 | ジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、チャップマン・トウ、ケニー・ビー、ジョーダン・チャン、リュウ・ケンホン |
| あらすじ | 藤原拓海(ジェイ・チョウ)は、かつて秋名最速の走り屋と言われた父の文太(アンソニー・ウォン)から、家業の豆腐屋の配達を手伝うことで知らぬ間に完璧なドライビングテクニックを教わっていた。 |
| 感 想 |
りえさんのいろいろ突っ込みの入った感想を読んで、見るのを楽しみにしていた映画。日本で公開されるときは吹き替え版かなと思ったら、字幕版もあったので字幕版で見た。原作を知らないで見たので分からなかったけど、映画生活のサイトなどの感想を見るといろいろ設定が変わっていたらしい。 エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、チャップマン・トウというと何か無間序曲みたいだ。無間序曲の時はエディソン・チャンとショーン・ユーが似てるのでちょっと混乱しかけたけど、今回は大丈夫。エディソン・チャンは、ツインズ・エフェクトで血を吸わない吸血鬼の役を演じてたのでもう顔は覚えてた。それに、ショーン・ユーは今回はヒゲを生やしてるので区別しやすい。 ジェイ・チョウが演じた拓海は寡黙で、闘志を内に秘めてる感じ。幼なじみのなつき(鈴木杏)と海にデートに行った後は恋してる顔になった。なつきのこのせりふが印象的。 車こそ拓海くんが属する世界。 拓海はハチロクで中里(ショーン・ユー)のGT-Rに勝ってしまう。カースタントは日本の高橋レーシングが担当したそうで(良く知らないけど)、すごい迫力!! ドリフトや側溝を使って追い抜くシーンが特にすごかった。自分が車に乗ってるみたいだった。これだけでも劇場で見てよかった。 ここから少しネタバレです。 悔しいだろ。 3週間後に再レース。 拓海の父親、文太は、それまでは酒ばかり飲んで頼りなさそうなスケベ親父だったけど、ハチロクのエンジンを新しくつけてる時は急にかっこ良くなった。日本語字幕では「豆腐屋」になってた。イッキ(チャップマン・トウ)の父親(ケニー・ビー)と、「豆腐屋」、「ガソリン屋」と呼び合ってる関係はいいなあ、と思った。 イッキは完全にお笑い担当で、おっかしい。でも、原作のイッキは全然違うらしくて、そんなに変えていいのかな? 文太がレース前に拓海に言うアドバイスがかっこいい! 勝つべきは己自身。 最後のシーンは印象的だけど、なつきがこれじゃあかわいそう。二人はこのままでいいのか? |
| 2005年 | 香港=中国映画 |
| 監 督 | スタンリー・トン |
| 出 演 | ジャッキー・チェン、キム・ヒソン、チェ・ミンス、レオン・カーフェイ、マリカ・シェラワット、シャオ・ピン、スン・チョウ |
| あらすじ | 公式サイト Story |
| 感 想 |
ジャッキー大活躍でおもしろかったけど、ちょっともやもやしてるのは詰め込みすぎなのかな? いろんな映画の場面を思い浮かべながら見てた。 アウトライブで初めてキム・ヒソンを見た時は、あまりにもきれいでびっくりした。今回もすごくきれい。最後のほうで空を飛ぶシーンは、チャイニーズゴーストストーリーみたいだ。 ジャッキー・チェンは、現代では考古学者のジャック、秦の時代ではモンイー将軍の二役演技。 ジャックを助けてくれたサマンサ(マリカ・シェラワット)は、インド古武術の老師の娘で結構強い。ジャックと二人で逃げ回るシーンは、インディ・ジョーンズみたいだ。 ジャッキーはやっぱり正義の味方で、かっこいい。 何も持ち出すな。 ここは永遠にこのままだ。 一方、秦の時代でのジャッキーはモンイー将軍。朝鮮から秦に貢物として嫁いできたユショウ(キム・ヒソン)。婚約者だったチェ将軍(チェ・ミンス)が取り戻しにきた。 王女。国へ帰るのです。 私と婚約したはずです。 もう帰れません。 モンイー将軍は、ユショウを無事に秦の始皇帝に届けるためにチェ将軍と戦う。 さすが、スタンリー・トン監督!! キム・ヒソンにまですごく危険なことをさせてた。 秦の時代のパートになると韓国映画みたいになるのは、キム・ヒソンとチェ・ミンスが中心だから? 剣を使っての戦闘シーンはMUSAみたいだ。 最後の方で兵馬俑が出てきて、テラコッタ・ウォリアみたいだと思ったら、本当にそうだった。ユショウは不老不死になってずっとモンイー将軍を待ってた。テラコッタ・ウォリアでは、確かチャン・イーモウが不老不死になって現代のコン・リーと再会だった。 やっぱり詰め込みすぎ? (笑) |
| 1966年 | 香港映画 |
| 監 督 | キン・フー |
| 出 演 | チェン・ペイペイ、ユエ・ホア、チェン・ホンリエ、ヤン・チーチン |
| あらすじ | 首領を捕らえられた山賊一味はチャン長官を人質に取り、総督府に首領を釈放するように要求してきた。チャン長官の妹、金のつばめ(チェン・ペイペイ)が助けに向かう。 |
| 感 想 |
rabiovskyさんのレビューを拝見して、「ああ、見たい!!」と思った。ちょうどNHKのBSで放送していたので録画。やっと見ることが出来た。 グリーン・デステニィーはキン・フー監督などの武侠映画へのオマージュだった。大酔侠を見ると、次々にグリーン・デステニィーでも見たようなシーンが。大酔侠のヒロイン、チェン・ペイペイはグリーン・デステニィーにも出演している。 山賊一味の一人、玉面虎(チェン・ホンリエ)は、人質に取ったチャン長官に言う。 将軍に手紙を書け。 首領と引き替えにお前を釈放するとな。 将軍はチャン長官の父親だった。 父は法を遵守する。 賊との取引きには応じない。 玉面虎は白い着物を着て、白い扇子を持ってる。扇子を広げるのが攻撃開始の合図。カラフルな映像の中で白がすごく映えてきれい。 チャン長官の妹、金のつばめ(チェン・ペイペイ)は、チャン長官を助けに向かう。チェン・ペイペイはまさに美剣士。撮影した時は19才。悪い男たちを次々に倒していくのがおもしろい。ストーリーは正義と悪がはっきりしていて分かりやすい。 金のつばめが酒場に入り、山賊一味たちと渡り合うシーンだけでも大満足。グリーン・デステニィーでチャン・ツィイーが酒場で大暴れするシーンとダブって見えた。 お若い方。ご商売は? 総督府の者だ。 お役人ですか。これは失礼。 こちらへは御公務で? お前に会いに。"笑う虎"だろ? 男たちが酒の瓶、お金、床机を次々に金のつばめに向けて投げる。それを手、簪、箸ではね返すのがかっこいい。目の決め方がいい。 いよいよ戦いが始まりそうになった時、酔っぱらった男が酒場に入ってくる。彼こそが、"酔いどれ猫"。実は武術の達人、酔侠(ユエ・ホア)だった。 金のつばめが夜、屋根の上を走るシーンも、グリーン・デステニィーを思い浮かべた。その後で、金のつばめは酔侠に助けてもらったことに気づく。 部屋から出ていなければ賊に襲われていた。 先輩。事情をご承知ならご助言を。 グリーン・デステニィーのチャン・ツィイーと違って、年長者を敬ってる。 金のつばめは一人で寺院に乗り込む。そこで山賊たちと戦うシーンもおもしろい。 この仏様に拝むより 私を拝むとよい。 願いを叶えますよ。 慌てて帰ることはない。 私と一緒に精進料理でもいかがかな。 初対面なのに無礼です。 金のつばめは二刀流で戦う。酔侠は陰に隠れていてこっそり助けてくれた。 それなのに、何とか逃げのびてから金のつばめは言う。 先輩と呼ぶに値しない。 あら、やっぱり生意気だった。酔侠は言う。 あんたの欠点はけんかっ早いことだ。 後半は酔侠の兄弟子(ヤン・チーチン)も登場。最後はもちろん悪を倒して気持ちいい。 |
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