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お気に入りの映画

最近はSKE48ばっかり。

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君に捧げる初恋 初恋死守決起大会

2003年 韓国映画
監 督 オ・ジョンノク
出 演 チャ・テヒョン、ソン・イェジン、ユ・ドングン
あらすじ IQ148にして高校一の問題児テイル(チャ・テヒョン)の夢は幼馴染の少女イルメ(ソン・イェジン)と結婚することだけ。そんな彼に彼女の父親ヨンダル(ユ・ドングン)は4つのミッションをパスしたら娘をやると公言し、テイルは人生の全てを賭けて孤軍奮闘する。 (ちらしより)
感 想 何かギャグ漫画みたいな変な映画! おもしろいんだけど。

イルメのお母さんはイルメを産んですぐに亡くなったので、テイルとイルメは同じオッパイを飲んで育った。(笑) テイルはヨンダル先生に「あそこに毛が生えたら娘をやる」と言われたのに。(笑)

約束は必ず守るべきではないか。

チャ・テヒョン、パーマをかけてて全然イメージが違う。強暴だけど弱い。(笑) 泳げない。(笑) イルメにまで怒られてる。

お前って怒った姿までかわいいよ。
何ですって?

チャ・テヒョンは殴られたりする役ばかりだなあ。

ヨンダル先生はイルメの結婚相手を募集することに。

誰でもいい。
イルメを上回る成績を取ってみろ。

イルメは全国3,000位で、テイルは300,000位。(笑)

お前には無理だ。

と言われても、ヒルのようにしぶとく頑張って、見事ソウル大学に入学!

約束通り法学部に入りました。
式を挙げましょう。
梨花女子大は在学中結婚すると
退学になる。

ああ、かわいそう。(爆) 怒ったテイルはイルメの手を取って逃げる。

いつまでたってもダメなんだ。
こうなったら
既成事実を作るんだ。
テイル気は確かなの?
私、パパには逆らえないわ。

テイルとヨンダルがイルメの手を引っ張ってぐるぐる回るシーンが爆笑!

ヨンダルはテイルに、イルメを産んですぐに亡くなった妻の話をする。

俺はお前が嫌いだ。
いや怖いんだ。
お前はあの頃の俺にそっくりだから。

女性を愛するなら守ってやることも必要だ。

テイルは、ヨンダル先生のお話に感動して、卒業して司法試験に受かるまでイルメには手を触れないことに。(爆)

自分のごちそうは自分で守ります。

イルメがデートの帰りに男とキスしようとしたら、テイルに頭からバケツの水をかけられた。(爆)

私このままじゃ
キスするどころか
男の子の手も握らずに
お婆ちゃんになっちゃうわ。

イルメがプールでテイルを誘惑するシーンもおもしろい。でも、拒絶されてイルメはかわいそう。

テイルは司法試験の一次に受かったのに、イルメはテイルじゃないほかの男と結婚するという。ああ、テイルはかわいそう。(笑)

ん? 何か変だなあ、と思ったら、

テイル。
あの人と結婚する理由分かる?
あの人が浮気者だからよ。
浮気者はすぐに別の人を好きになるでしょ。

またこのパターンか~。ソン・イェジンはこういう役ばっかりだなあ。

このバカ女。
自分は母親と同じ不治の病にかかってるのに、
俺にだけ幸せに生きろなんて。

ヨンダル先生もテイルもかっこよくて感動的なんだけど、前半がめちゃくちゃだったから頭が切り替わらなくて泣けないよ~。

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風林高 新羅の月夜

2001年 韓国映画
監 督 キム・サンジン
出 演 イ・ソンジェ、チャ・スンウォン、キム・ヘス、イ・ジョンス、イ・ウォンジョン
あらすじ 高校で同級生だったギドン(チャ・スンウォン)とヨンジュン(イ・ソンジェ)は、10年後に慶州で再会。二人はラーメン屋を切り盛りする女性ジュラン(キム・ヘス)を好きになる。
感 想 2001年東京国際映画祭で『新羅の月夜』というタイトルで上映された作品。残念ながら一般公開はされなかったけれど、『風林高』というタイトルでビデオになった。

高校時代に番長だったギドンは、高校の体育教師に。秀才だったヨンジュンはエリートヤクザになっていた。ギドンの教え子ジュソクが、けんかをして警察のお世話に。それがきっかけでギドンとヨンジュンはジュソクの姉ジュランと出会い、二人ともジュランを好きになる。

ギドンは熱血先生。生徒をびしびし殴ったり怒鳴ったりすごい迫力。でも、時々突飛なことをしておもしろい。ヨンジュンは、対照的にあまり大声を出さないけれど、強さを内に秘めている。

ジュランを演じた、キム・ヘスがおもしろい! 韓国では有名なコメディエンヌで、頭の回転が速くてテコンドー三段だそうです。

ジュランは、警察に弟のジュソクを引き取りに行く。目に涙を浮かべながら、みんなに「申し訳ありません」、と頭を下げる。ところが、ジュソクを連れて警察を出た途端、態度が一変。ジュソクの足を蹴って転ばせる。ヘッドロックをして、腕に噛みつき、最後は一本背負い!

そして、弟がお世話になったギドンとヨンジュンを、自分のラーメン屋に招待する。 ギドンもヨンジュンも、その後何度もラーメン屋に行く。二人ともジュランにこき使われるのがおもしろい。ギドンは、うまく注文をさばいたり皿を片づけたりしたけれど、ヨンジュンは要領が悪くて大失敗。その頃から、ジュランはヨンジュンの方を好きになったように見えた。

ジュランがお酒を飲んで正体を無くすシーンもおもしろい!

夕べ、あたしどうやって家まで。
親分と担任が連れてきた。 半分ずつ。
半分ずつ?
上半身は担任。 下半身は親分。 まったくいい年して。

この映画のポイントは、なぜ番長だったギドンが高校の教師になり秀才だったヨンジュンがエリートヤクザになったかだった。最後まで見終わってから、もう一度冒頭の修学旅行のシーンを見たら、それがはっきりした。韓国映画は、ストレート。ケンカをするシーンがたくさんあるけれど、後味は全然悪くなかった。微妙に笑いのつぼがズレているように感じるシーンもあったけれど、おもしろい。言い争ってばかりのギドンとヨンジュンの友情がいい。
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酔画仙

2002年 韓国映画
監 督 イム・グォンテク
出 演 チェ・ミンシク、アン・ソンギ、ソン・イェジン、ユ・ホジョン
あらすじ 19世紀末期、開化派の学者キム(アン・ソンギ)は、街で殴られている子供スンオプ(チェ・ミンシク)を助ける。数年後、二人は再会し、スンオプの絵の才能に驚いたキムは彼を通訳官の家に預けた。 (ちらしより)
感 想 『シュリ』で北朝鮮の工作員を演じたチェ・ミンシクが、天才画家チャン・スンオプにぴったり。

スンオプは失敗作は破り捨てる。もう掛け軸にして先方に納めようとしているのを、怒って切り裂くのがすごい迫力。

スンオプは常に変わりたいと思っていた。スンオプが師と仰ぐキム先生はいつも厳しい言葉でスンオプを導く。

画家は絵の中に魂を込めるべきだ。
筆より先に志を立てなければ。

魂の息づく絵を。
目先の欲にくらんだ絵は屍。

スンオプが有名になってからも、人気に溺れるなとアドバイス。キム先生を演じたアン・ソンギは、やっぱり威厳があっていい。

スンオプは描く気がないときは描かない。酒と女がないと描かない。チマチョゴリを着たキーセンが何人も登場して、すごくきれい。スンオプの初恋相手を演じたソン・イエジンよりも、スンオプの理解者でキーセンのメヒャン(ユ・ホジョン)の方が印象に残った。

覚えていますか?
初めて会った時に
書いてもらった絵。

19世紀末期の朝鮮はどんどん情勢が変化していった。キム先生も追われる身になってしまった。でも、スンオプは自分の道を貫いて生きた。宮廷画家になっても、描きたくないものは描かない。ちらしによると、宮廷を3回も逃げ出した。

スンオプとキム先生が再会するシーンが感動的。

この世では会えないと思っていました。

パンソリのシーンがあって風の丘を越えてみたいだと思ったら、同じ監督だった。
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風の丘を越えて 西便制

1993年 韓国映画
監 督 イム・グォンテク
出 演 キム・ミョンゴン、オ・ジョンヘ、キム・ギュチョル、アン・ビョンギョン
あらすじ トンホ(キム・ギュチョル)は、義父ユボン(キム・ミョンゴン)からパンソリを習い、義姉ソンファ(オ・ジョンヘ)と3人で旅芸人の生活をしていた。トンホは時代遅れのパンソリと貧しい生活が嫌になり家出してしまう。
感 想 何年か前にNHKで深夜に放送されていたのを録画して見た。見終わって、上から別の番組を録画してしまったのが失敗だった。また見たいと思ってもレンタル屋さんに全然なくて、あきらめていた。最近になってやっと見つけた。

韓国には恨(ハン)という感情があるのは知っていたけれど、それがどういうものなのかが少し分かった。


恨をひとことで言うのは難しいけれども、結論から言えば、韓国人にとっては生きていることそのものが恨なのである。自分のいまある生活を不幸と感じているとき、自分の運命が恨になることもある。自分の願いが達成できないとき、自分の無能力が恨になることもある。そこでは、恨の対象が具体的に何かということは、はっきりしていないのが特徴だ。
続・スカートの風  呉善花  角川文庫


ユボンは先生のお妾さんと深い仲になり破門され、それ以来、ソンファ、トンホをつれて旅芸人の生活をしている。ユボンは酒ばかり飲んでいる。韓国では芸人は差別されていた。

卑しい旅芸人が口答えする気か。
今の時代に身分の上下などない。


トンホは言う。
こんな暮らし続けて何になる?
唄を習っても馬鹿にされるのがオチだ。

ソンファは答える。
でも私は唄が好き。
全てを忘れて幸せになれるもの。

恨は、生きていくとだんだん溜っていくもの。ユボンとソンファはパンソリを唄う。
唄とともに流れゆく放浪人生。
積もり積もりしこの恨をいかに晴らさん。


薬売りの客寄せにソンファが唄っていると、楽団がやってきて唄はトランペットの音にかき消されてしまう。せっかく集まった客はみんな楽団について行ってしまう。

唄い手は売春婦より稼げないとは本当だ。


貧しい生活もパンソリへのエネルギーになるんだと思った。でも、トンホはとうとうユボンとけんかしてしまう。

毎日おかゆじゃ声も出ないよ。
お前に何が分かるんだ。
姉さん。唄では食っていけないよ。
病気になる前にやめた方がいい。

食うためだけに唄うってのか?
一度唄の世界をものにしたら
金や名誉なんか欲しくなくなるんだ。


トンホが出て行ってしまってから、ソンファは唄うのを止めてしまった。ユボンは、ソンファをまた唄わせるために、ソンファに薬を飲ませて失明させてしまう。

いくら血が繋がっていないとはいえ、それはひどいと思った。でも、そこまでしないとパンソリは究められないものなのか?


ユボンはソンファに言う。
お前は肉親を失った上に光まで失った。
人一倍恨が鬱積しているはずだがなぜ声に出ない?


ユボンは体をこわし、亡くなってしまう。ソンファに残した言葉は、
情念(ハン)に埋もれずそれを越える声を出せ。

それからソンファはあちこちを流れて生きてきた。


トンホはソンファを探し回り、ついに姉弟は再会する。ソンファが唄い、それに合わせてトンホが太鼓を敲くシーンが圧巻。ソンファからは芸を身につけた誇り、すごみを感じた。


唄が太鼓に重なった時
弟だとわかりました。
父の太鼓にそっくりでした。

道理で違うと思った。
しかし、あれほど待っていたのに
なぜ黙って別れたんだ?

過去(ハン)に触れたくなかったから。

過去(ハン)があまりに重すぎて
晴らせずにあっけなく別れたと?

私たちは昨日、恨(ハン)を越えました。
どうやって?
私の唄と弟の太鼓で
それでいつもと違っていたのか。


字幕では、同じハンでもその時の意味に合わせた漢字を使い分けているのがさすが。
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ショコラ

2000年 アメリカ映画
監 督 ラッセ・ハルストレム
出 演 ジョニー・デップ、ジュリエット・ビノシュ、ジュディ・デンチ、キャリー=アン・モス、アルフレッド・モリーナ、レナ・オリン、ヴィクトワール・ティヴィソル
あらすじ フランスの小さな町に謎めいたヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が娘、アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)とともにやって来た。伝統と規律を守り、日々静かに生活を送るその町で母娘はチョコレートショップを開店する。 (ビデオのパッケージに書かれたあらすじより)
感 想 これはお腹の空く映画。チョコレートもケーキもおいしそう。断食期に我慢するのは大変だ~。

母娘は村から村へと渡り歩く運命でした。
古代のカカオ薬を処方しながら
北風と共に旅をする。

そして、やって来たフランスの小さな町は断食期だった。最初はなかなかヴィアンヌの店にお客が入らない。やって来ても「断食期だから」、とチョコレートを食べないで帰ってしまう。おばさん3人が並んで覗いてて、かもめ食堂みたいだ。(笑)

ストーリーは、ヴィアンヌVS村長のレノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)という単純なもの。レノ伯爵は、町の人々に悪影響を与えるヴィアンヌを何とか追い出そうと十字軍のように戦う。(笑)

ヴィアンヌは、初対面の人がどのチョコを好きかを次々に当てるのがすごい! そして、少しずつヴィアンヌの仲間が増えていく。

ビデオのパッケージには「すべての人を幸せにしてしまう不思議なチョコレートを売る母娘の物語」と紹介されている。

夫の暴力に苦しめられていたジョゼフィーヌ(レナ・オリン)。

別れる勇気がないの。
人生は変えられるわ。

見事にフライパンも使って人生を変えたのがすごい! (笑)

アルマンド(ジュディ・デンチ)は、娘のカロリーヌ(キャリー=アン・モス)との関係がうまくいってない。孫にも会わせてもらえなかった。でも、ヴィアンヌのおかげでそれが変わった。

川にネズミがやって来た。それは、流れ者のルー(ジョニー・デップ)。レノ伯爵は何とか排除しようとする。ジョニー・デップ、なかなか出て来なくて待ち遠しかった。

ずっとヴィアンヌを応援しながら見てたけど、パーティはちょっとやり過ぎかなあ。もう一つ気になったのが、何でアメリカ映画なのに舞台はフランスの小さな町?

ヴィアンヌ母娘は、やっとこの町に定住できそう。

憎たらしいレノ伯爵も、実は辛かった。

誰もあなたを見下したりしないわ。
"もう戻らない"と言っても。

ずっと戦ってきたレノ伯爵も、最後はチョコには勝てなかった。(笑)

飲んで。さっぱりするわ。
すまない。
内緒にするわ。

ずっとレノ伯爵の操り人形だった神父さんが、最後に自分の言葉でする説教がいい。

人間の価値とは
何を禁じるかでは決まらない。
何を否定し
拒み、排除するかでもありません。
むしろ何を受け入れるかで決まるのでは。
何を創造し
誰を歓迎するかで。

ヴィアンヌとルーのラブストーリーはかっこよかったけど、ラストはちょっと安易かな。
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ

2005年 アメリカ映画
監 督 ジョン・マッデン
出 演 グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール、ホープ・デイヴィス
あらすじ 天才数学者の父(アンソニー・ホプキンス)の死をきっかけに、自らの人生を封印していたキャサリン(グウィネス・パルトロウ)。父の弟子の数学者ハル(ジェイク・ギレンホール)のやさしさと出会い、少しずつ心を開いていくが、父の書斎から世紀の数学の証明を見つけたことから彼女の運命は大きく変わっていく。 (ちらしより)
感 想 おもしろかったけど、予告編で見せすぎ。(怒) 途中まで見たところで最後どうなるのかが大体わかってしまった。

グウィネス・パルトロウは初めて見た。

キャサリンと父はそっくり。筆跡も、時々気持ちが不安定になることも。

私の頭は時々ひらめくけど
私の頭は時々イカれるの。

父を亡くして気持ちが不安定なキャサリンを心配して、姉のクレア(ホープ・デイヴィス)はキャサリンをシカゴからN.Y.に連れて帰ろうとする。でも、キャサリンはN.Y.には行きたくない。

キャサリンは父が精神を病んでから5年間つきっきりだった。その頃、クレアは毎日14時間も働いて家のローンを返していた。

キャサリンとクレアのどちらの言い分も間違ってないから、お互いに一歩も引かずにすごい言い合いに。「そこまではっきり言うか?」 とびっくりして、ちょっと引いてしまった。

ここからネタバレ

予告編で見てしまった、ハル(ジェイク・ギレンホール)が空港に向かう車に乗ってるキャサリンにあのノートを投げ渡すシーンがやっぱり印象的。

振り出しに戻ってやり直そう。
一行ずつ検証すれば
遠回りを省ける。

何でキャサリンはあのノートを引き出しにしまって数学者としての道を封印してしまったのか。その理由はショックだった。でも、雪の降る中でキャサリンが父を気遣うシーンがすごくきれい。キャサリンが父を看病した5年間は無駄じゃなかったと思う。父を大好きだったキャサリンは、他の道なんか考えもしなかったと思う。
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フライド・グリーン・トマト

1991年 アメリカ映画
監 督 ジョン・アヴネット
出 演 キャシー・ベイツ、ジェシカ・ダンディ、メアリー・スチュアート・マスターソン、メアリー・ルイーズ・パーカー、シシリー・タイソン、クリス・オドネル、ゲイラード・サーテイン
あらすじ エブリン(キャシー・ベイツ)は、叔母の見舞いで訪れた老人ホームでニニー(ジェシカ・ダンディ)と出会う。ニニーは、イジー(メアリー・スチュアート・マスターソン)とルース(メアリー・ルイーズ・パーカー)の物語を話し始める。
感 想 エブリンとニニー、イジーとルースの女の友情がいい。

エブリンはニニーの語る物語を聴く。


イジーはお転婆な女の子。レオナの結婚式の日。イジーはドレスを着て階段を降りてくる。膝をすりむいている。(笑) 「式なんて出ないからね」と言って、木に登ってしまう。兄のパディがなだめすかして、やっとイジーは木から降りてくる。イジーはパディのことが大好き。

パディはルースに熱を上げていた。ルースは、イジーとは対照的な上品な女の子。

パディは突然列車事故で亡くなってしまう。イジーはあまりのショックに河岸を動こうとしなかった。

イジーはまだパディの死から立ち直っていない。家にもめったに帰らないで世捨て人のような生活をしていた。ルースはイジーの母親からイジーを立ち直らせて欲しいと頼まれる。

うまくいくとは思えないけど。
いかせるのよ。あの子を救ってちょうだい。

イジーとルースは貨車に乗る。貨車が動き出し、イジーは中に積んでいた食料をキャンプ場の人たちに放り投げる。ルースは最初はこわごわやっていたけれど、だんだんのってくる。

さあて、そろそろ降りるか。
負けたわ。あなたの調教は私には無理ね。
あんた飛び降りられないんだ。
私を見くびらないで。

おとなしい感じのルースが、イジーに影響されてどんどん活発になっていくのがおもしろい。


エブリンはニニーの所を何度も訪ねて、イジーとルースの物語の続きを聴く。エブリンは更年期でいろいろ悩んでいたけれど、だんだん元気になっていく。

誰かが私に鏡を突きつけたの。
そのあまりのひどい姿を見て
あたしは自分を変えたの。


見ている人もたくさん元気をもらえる映画。そして、ラストに「あ、やられた!!!」
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いつか晴れた日に

1995年 イギリス、アメリカ映画
監 督 アン・リー
出 演 エマ・トンプソン、アラン・リックマン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント
あらすじ 分別ある長女エリノア(エマ・トンプソン)と、多感な次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)。
感 想 ラブストーリーを見てたときに思い浮かんだのがこの映画。久しぶりにビデオで見た。

ルーシーがエリノアに「5年前からエドワードと婚約してる。このことは絶対秘密に」と打ち明けるシーンを見て、やっぱりラブストーリーと同じだと思った。エリノアはすごく辛いのに、誰にも言えないでじっと我慢してる。妹のマリアンヌは対照的に自由奔放。でも、失恋してからずっと立ち直れずにいる。

マリアンヌが病気になって、エリノアが看病してるシーンがすごくいい。エリノアはまるでマリアンヌの母親のよう。

最後のどんでん返しがやっぱり完璧。なかなか手に入らないから、手に入ったときの感動はすごく大きい。ラブストーリーでペンダントを首にかけるシーンと同じ。

確かに、ヒュー・グラントってトニー・レオンに似てる。
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龍城恋歌

1996年 中国映画
監 督 ヤン・フォンリャン
出 演 ウー・チェンリン(ン・シンリン)、ユウ・ヨン、ラム・ウェイ、ラウ・シュン
あらすじ チャン家の結婚披露宴は暗殺者の出現で血の海と化した。殺戮を逃れたのは花嫁のランチュエン(ウー・チェンリン)だけだった。9年後、暗殺者を雇ったのがドラゴン・タウンの地主の熊だったことを突き止めたランチュエンは名高い暗殺者リー(ユウ・ヨン)を探して復讐を依頼するが、断られてしまう。
感 想 ウー・チェンリンは、じっと耐える演技が十八番。

結婚式で一族を皆殺しにされて、ただ一人生き残った花嫁のランチュエン。復讐だけを考えて生きた9年。やっと見つけた刺客のリーは言う。

敵討ちをしようなんて考えるな。

ランチュエンは無謀にも一人で熊を殺そうとして失敗。リーと夫婦のふりをして伯母の家に隠れる。

リーは、ワンという偽名を使っている。ワン夫婦は敵の熊から食事に招待される。熊はワンは刺客ではないか、と疑っていて、いろいろ質問する。それに冷静に答える二人。

ランチュエンは熊の息子に「絵のモデルになってくれないか」と頼まれ、承知する。

怖いんだろう? 感情を隠せるか。
そうね。 でも私は行くわ。

すぐにでも敵を討ちたい気持ちをぐっと抑えて熊の家族と一緒に食事するランチュエン。敵討ちのために家の様子を調べるランチュエン。


ここからネタバレです。

熊の息子は言う。

人を殺せば因果が巡る。
殺し合いには何の意味もない。

そんな息子が父親と間違えられて殺されるなんて、何という皮肉か。熊は息子の葬儀で捕らえたランチュエンを贄にしようとする。そこにリーが助けに来るシーンが感動。二人は最初は夫婦のふりをしていただけだったけれど、こんなに愛しあっていた。

この映画のディレクターは、チャン・イーモウ。ラストは冷静に見ると出来過ぎなのかも知れないけれど、これがチャン・イーモウの願い。熊の決断は英雄の無名や残剣の願いと通ずる。
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墨攻

2006年 中国・日本・香港・韓国映画
監 督 ジェイコブ・チャン
出 演 アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン
あらすじ 荒れ狂う戦乱の世に、侵略を否定し、攻撃せずに守り抜く"非攻"を掲げる墨家という集団がいた。大国・趙の攻撃によって落城寸前の小国・梁は、墨家に援軍を求めるが、やって来たのは、天才戦術家・革離(アンディ・ラウ)ただ1人。彼が立ち向かうのは猛将・巷淹中(アン・ソンギ)率いる10万の敵。 (ちらしより)
感 想 たくさん中身が詰まってて、何から書いていいのか良く分からないけど。これは中国版ロード・オブ・ザ・リングで、中国版石の花かな。戦闘シーンはロード・オブ・ザ・リングみたいな迫力、おもしろさ。そして、平和はやっぱりあまりにも遠いという現実。

例え婦女子並みの道徳と言われても、私は革離が好き。でも、革離は完璧ではなかった。

革離は、いつも何とか戦わずにすむ方法がないか考えていた。でも、城を守るためには敵をたくさん殺すしかない悲しい現実。

戦いはそもそもが理不尽なものだ。

家畜の糞とか硫黄など、いろいろ工夫して戦うのがおもしろい。原作のコミックではもっと出てくるのかな?

墨者はお礼は受け取りません。

と言いながら、逸悦(ファン・ビンビン)からもらった手作りの新しい靴を履く、革離。ファン・ビンビンって初めて見た。アクションも出来て、きれいでかっこいい。

俺は穴を掘らされただけだ。

趙国の奴隷を助ける、革離。

俺を殺さないのか?
愚かな問いだ。
何の理由で人が人を殺すのだ。

城内で包囲された趙国の兵士たちも助けたかっただろうに。でも、仕方なかった。これが現実。

「大勝利ですね」と言われても全然うれしくない、革離。

革離のような智者でも弱点はあるのだ。

いつもそうね。
本心を押し殺し、
正解を追い求めようとする。
正解を選ばない人もいる。

逸悦に言われてしまう、革離。

兼愛よりも、大切な人を救うために城に戻る革離がかっこいい。

梁王(ワン・チーウェン)は、自分の地位があるのは民の犠牲のおかげであることに全然気が付いてなかった。

革離はお礼は受け取らないのに、嫉妬を招いてしまった。

巷淹中(アン・ソンギ)は、知的で冷静に見えたのに。

例え一人になっても報復を続けろ。

革離はもう負けたのに、どうしても自分の手で倒したかった。やっぱり龍城恋歌のラストのようにはいかないのが現実なのか。

気球がすごくきれい。

助かったあの子は、最後に残された希望。
いろいろな人の感想を読んで。

墨攻は反戦映画だということをちゃんと宣伝しなきゃいけないと思う。この映画は男子より女子の方が評判がいいような。それは、男子はアンディ・ラウが1人で10万人の敵を倒してスカッとする映画だと思って見に行くからかな。

香港国際警察も、ジャッキー・チェンが犯人を捕まえてスカッとする映画だと思って見ると「あれ?」となってしまう。
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セブンソード 七剣

2005年 香港、中国映画
監 督 ツイ・ハーク
出 演
傅青主 (フー・チンジュ) ラウ・カーリョン
武元英 (ウー・ユエンイン) チャーリー・ヤン
韓志邦 (ハン・ジィパン) ルー・イー
晦明大師 (フイミンダーシ) マー・ジンウー
楚昭南 (チュウ・チャオナン) ドニー・イェン
楊雲○ (ヤン・ユンツォ) レオン・ライ
穆郎 (ムーラン) ダンカン・チョウ
辛龍子 (シン・ロンヅ) タイ・リーウー
風火連城 (フォンフォリェンチョン) スン・ホンレイ
緑珠 (リュイジュ) キム・ソヨン
劉郁芳 (リィウ・ユィファン) チャン・チンチュー
あらすじ 1660年代、清王朝建国後の中国。武術を学ぶことを禁ずる禁武令が出され、それに乗じて風火連城(スン・ホンレイ)らは虐殺により賞金稼ぎをしていた。それを止めるために傅青主(ラウ・カーリョン)が立ち上がった。
感 想 これは難しい。公式サイトでStoryや七剣士のキャラをちゃんと予習してから見ればよかった。登場人物についてあまり説明がないまま激しい戦闘シーンの連続。首や足が斬れたりしてちょっと残酷。最初は誰が誰だか良く分からなかったけど、少しずつ人間関係、過去などが分かってくる。原作は文庫で上下巻あって長いので、もっと詳しく描かれてるんだと思う。

登場人物の名前が難しいので、全部演じた役者名で書きます。

ラウ・カーリョンは七剣士をまとめて、さすが貫禄があった。スン・ホンレイらの虐殺を止めるためにチャーリー・ヤン、ルー・イーと共に天山に向かう。天山には過去にいろいろあって俗世間から離れていた剣士たち、ドニー・イェン、レオン・ライ、ダンカン・チョウ、タイ・リーウーがいた。剣士たちは村人を虐殺から救うために天山を下りる決心をする。

ルー・イーとチャン・チンチューは幼なじみ。チャン・チンチューは、いつもルー・イーが戦闘に向かうのを見送り、帰りを待つ女。ぴったりだった。

七剣士の中で紅一点のチャーリー・ヤンが使う剣がおもしろい。柄の前からも後ろからも刃が飛び出すので扱いに慣れるまでは大変。

ドニー・イェンは最高! HEROではちょっとしか登場しなくてかわいそうだったけど、今回はすごい殺陣の連続。特に、壁に挟まれた狭い空間でスン・ホンレイと戦うシーンがすごすぎる!

キム・ソヨンはアウトライブのキム・ヒソンみたいなすごい美人。演じたのは高麗から連れて来られた奴隷の女。スン・ホンレイの女にさせられていたけど、そこからドニー・イェンが助け出した。

奴隷のままで満足なのか。

実はドニー・イェンも故郷は高麗で、奴隷だった。ドニー・イェンまで韓国語を話して驚いた。吹き替えたのかな?

やっぱり主人公はレオン・ライなんだと思う。子どもたちに話してるのを見てたら学校の先生みたいだ。

レオン・ライ  「世の中は甘くない」
子どもたち  「この世は酷いものばかりだ」
レオン・ライ  「いや美しく輝くものもある」
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LOVERS 十面埋伏

2004年 中国映画
監 督 チャン・イーモウ
出 演 金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイー、ソン・タンタン
あらすじ 唐の末期。反政府組織"飛刀門"の全頭目の娘、シャオメイ(チャン・ツィイー)が遊郭・牡丹坊に潜んでいることを知り、捕吏のリュウ(アンディ・ラウ)は同僚のジン(金城武)を差し向ける。シャオメイは盲目の踊り子だった。シャオメイを捕らえたリュウは、シャオメイを利用して"飛刀門"の本拠地を突き止める作戦を考えた。
感 想 ストーリーはちょっと疑問なところもあったけれど、チャン・ツィイーの踊りとアクションがすごくきれい!! さすが、舞踊はプロ。

遊郭・牡丹坊で着物の長い袖を使って太鼓を敲いて舞うシーンがすごい! 袖の長さは3mもあるらしい。脚を真っ直ぐに蹴り上げてポーズを決めるのが格好いい。

ジンは、リュウに命じられてシャオメイを牢から連れ出し一緒に逃げる。ジンは弓矢使いのプロ。朝廷が差し向けた追っ手を4本の矢で倒すシーンが格好いい。でも、これは実はシャオメイにジンの愛を信じさせるための策略だった。

ところが、ジンはリュウに「シャオメイは信じたから追っ手はもういらない」と言ったのに、次々に追っ手がやって来る。ジンは盲目のシャオメイと必死で逃げ、戦う。

竹林でのアクションシーンがすごすぎる。

ここからネタバレです。
リュウはジンに、「シャオメイを本気で愛するなよ」と忠告していた。それがどういう意味だったか分かった時は驚いた。でも、どんでん返しは難しい。リュウは実はシャオメイを3年も思い続けていた、というのが唐突だと思った。ジンとシャオメイの愛はちゃんと描かれているのに、リュウの愛はほとんど描かれていないから、何かピンと来ない。ストレートに三角関係を描いた方が、ラストはもっと感動だったと思う。

最後に、「アニタ・ムイに捧ぐ」と出る。アニタ・ムイさんは重要な役を演じるはずだったけれど、一度も撮影現場に行けずに亡くなってしまった。チャン・イーモウ監督は代役を立てずに脚本を書き直した。角川文庫から出ている原作では、アニタ・ムイさんが演じるはずだった人も登場。映画ではいろいろ疑問点があったけれど、原作を読んだらほとんど解決した。
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雨音にきみを想う 摯愛

2005年 香港映画
監 督 ジョー・マ
出 演 ディラン・クォ、フィオナ・シッ、チャン・コッキョン、チャン・チンユー、サミュエル・パン
あらすじ 香港の郊外に暮らすウィンイン(フィオナ・シッ)は、全身麻痺ゆえに24時間看護が必要な兄のフェン(チャン・コッキョン)と5歳になる彼の娘シウヤウ(チャン・チンユー)の世話に追われるという、貧しく辛い生活を強いられていた。だが、何より彼女を日々苦しめているのは、体温が下がると血管が収縮して身体が硬直してしまう、兄と同じ遺伝性の病におかされていることだった。ある日、彼女の目の前に、チョッカン(ディラン・クォ)という青年が現れる。
感 想 これは、つきせぬ想いいますぐ抱きしめたいかな。ストーリーは良くありそうで意外なことはあまり起きないけど、心に残る映画。ヒロインのウィンインを演じたフィオナ・シッは、ショートヘアで病気を抱えてる役だから、つきせぬ想いのアニタ・ユンみたいだった。健気にフェンやシウヤウの世話をしてる。(ああ、べたべたな設定)

5歳のシウヤウが勝手に家を出て、迷子になってしまう。チョッカンが助けて家に送ってくれた。ウィンインはすごく怒ってる。シウヤウのことはもう知らない、と家に入れない。

そう。どうせ私が悪者よ。
シウヤウ、おばちゃんに謝れ。

シウヤウは謝ったのに、まだウィンインは許してくれない。チョッカンが助け舟を。

分かった。悪者は俺だ。
要らないなら売り飛ばすぞ。

香港映画らしい雰囲気で、いいなあ。ウィンインは慌ててシウヤウをチョッカンから取戻しに行く。やっとシウヤウは家に入れた。チョッカンも家の中に招かれて、フェンやシウヤウとは親しくなった。でも、ウィンインはまだツンツンしてる。(笑)

2階が空いてたので、チョッカンはそこを倉庫に使うことに。冒頭のシーンでチョッカンはどんな仕事をしているのか分かってるけど、ウィンインはもちろんまだ知らない。

チョッカンはしばらく姿を見せなかったのに、夜遅くやって来てゴトゴト大きなものを運んでいる。

みんな寝てるのよ。
ごめん。

宝物が入ってる。
泥棒に気をつけて。
ずっと来なかったくせに。
知らないわ。

シウヤウもウィンインもフェンと同じ病気を抱えているから、背中を冷やさないように気をつけている。手術するとしたらすごくお金がかかる。

ウィンインがチョッカンの仕事を知るシーンが印象的。ぬいぐるみが悲しい。

更生したら?
こうやって生きてきた。
今さら無理だ。

頼っていいのか迷うわ。
もしあなたに何かがあったら。

ああ、頼ってしまうんだ。もう気持ちがぎりぎりだったのかな。

エンドロールで流れる主題歌(フィオナ・シッ自身が歌ってる)の歌詞。

犯した罪は知ってるけど
目覚めてるのに眠った振りをしてた。

後半は、何て可哀想な。

フェンはチョッカンと海賊船の話をする。亡くなった船員は水葬にしないと他の船員が伝染病になってしまう。だからって。そんな。

パパはもうゲーム出来ないの。

と、ウィンインに言われてシウヤウが泣きじゃくるのが本当に可哀想。

チョッカンはフー(サミュエル・パン)と揉めていた。チョッカンはウィンインとシウヤウのためにフーのお金を盗んだのか?

チョッカンはフーと決着を付けに行く。ああ、いますぐ抱きしめたいなどのアンディ・ラウと同じだ~。


公式サイトのStoryはほとんど最後まで書いててひどいなあ。見る前に読まなくて良かった。

ウィンインの書いたチョッカンへの手紙が胸を打つ。ウィンインもフェンのように辛い。

私も動けなくなったら
死を選ぶかもしれない。

今までは願望すらなかった。
でも今はあなたの無事を祈っている。

私の介護に疲れたら
私の命を絶って。

ウィンインは何とか助かってよかった。

チョッカンからの贈り物なんていらなかったでしょうに、何て可哀想なラスト。
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流星

1999年 香港映画
監 督 ジェイコブ・チャン
出 演 レスリー・チャン、ティ・ロン、キャリー・ン、キー・キー、エリクソン・イップ、アマンダ・リー
あらすじ ウェイ(レスリー・チャン)は証券アナリストだったが、株大暴落で失脚。住処にしているクルーザーに戻ると、捨て子が。ウェイを金持ちと思ったらしい。
それから4年。ウェイはいろいろなアルバイトをしながらあの日の子供、ミン(エリクソン・イップ)を育てていた。二人はラン(キャリー・ン)が運営している老人ホームの屋根裏に住んでいた。
感 想 チャップリンの名作『キッド』(21年)を原案として参考にしたそうです。

ウェイはいろいろなアルバイトに追われながらミンを育てていた。でも、ついついほったらかしになっていることも多い。ミンには母親が必要だと周りの人たちからは言われるが、ウェイは、

一人で両親の役割を果たしているつもりだ。
愛する対象を失ったから愛を求めるこの子がやってきたのかな。

ランは、テレビのニュースでリャン夫人(キー・キー)が子供未来基金を設立したことを知り、運営している老人ホームの中に託児所を作る計画の援助を申請する。

リャン夫人は、かつて自分の乳飲み子を貧しさから捨てたことがあった。その罪の意識から児童福祉をしていたが、子どもたちとは打ち解けられなかった。

お金持ちに拾われれば 幸せになれると思った。
私もやり直せると
でも気づいたの 貧しさより子供を失う 辛さの大きさに

リャン夫人は偽名を使ってランの老人ホームを視察に来る。そして、ウェイ、ミンと知り合う。リャン夫人はミンを一晩預かることになるが、どう接したらいいか分からない。カウンセリングを受けている先生に聞くと、

楽な気持ちで その子と遊ぶんです。

それで、トランシーバーで話すシーンがいい。

レスリー・チャンも良かったけれど、それに負けないくらい良かったのが、ランとルン(ティ・ロン)の関係。ルンは警官で、ランに「これは違法だ」などといろいろ注意していた。実はルンはランのことが好きなのに、なかなか言えない。ランが病気になってルンはお見舞いに球根を持っていく。でも、ランに直接渡さないでウェイに頼む。照れている姿がいい。

ティ・ロンは男たちの挽歌のシリーズも素晴らしかった。ランを演じたキャリー・ン(ン・ガーライ)は、長い間いろいろな映画で脇役を演じてきた。

ティ・ロンとキャリー・ンは、第19回金像奨助演男優賞、女優賞を受賞。

ウェイとミンはいろんなことに巻き込まれて大変。最後はでもこれでいいんだと思った。
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夜間飛行 慌心暇期

2001年 香港映画
監 督 ジェイコブ・チャン
出 演 純名りさ、アニタ・ムイ、ショーン・タム、サイモン・ヤム
あらすじ プロヴァンスのバスツアーに参加した日本人ミキ(純名りさ)は、香港人ミシェル(アニタ・ムイ)と知り合う。ミキは不倫の恋に悩み、ミシェルは結婚6年目で離婚も考えていた。
感 想 ミシェルとミキは親しくなって夜のバーで話している。

ミキは、既婚者と不倫している。休みの日に電話しないことでプライドを保っている。

愛人とは思いたくない。でも現実は同じこと。

ミシェルは結婚して6年。

私の夫は誰にでも優しくてユーモアのある人。
私とはこの一年会話なし。
女がいるに決まってる。
最初は離婚しようと思った。
でも今はこう思う。まだ希望はある。頑張るわ。

プロヴァンスでは全体的に雰囲気は暗めだった。プロヴァンスのツアーが終って、ミシェルとミキは一度は別れるけれど、再び一緒に旅に出る。行き先は、ミシェルが新婚旅行で行ったというモロッコ。ここから雰囲気ががらりと変った。

恋をするって
まるで香水を飲んでる気分。

ミシェルはお店でブレスレットを買おうとしたけれど、まけてくれなかったので買うのをやめる。

後悔するわよ。
頭を下げるくらいなら欲しくないの。

ミシェルとミキの関係は予想が当たってしまった。でも、そこから先は意外な展開に。ミシェルはミキのことをこんなにも心配していた。普通の人ならとてもここまで出来ないと思う。

ミシェルと夫の生活は霊安室での暮らしのよう、というせりふが胸に突き刺さった。

ラストはすごく後味が悪くて、でもミシェルは後悔はしてないと思う。

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