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お気に入りの映画

最近はSKE48ばっかり。

四日間の奇蹟

2005年 日本映画
監 督 佐々部清
出 演 吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈、中越典子、松坂慶子、西田敏行、鳥羽潤、西村和彦、小林綾子、石橋蓮司、平田満
あらすじ 新進ピアニストとして将来を嘱望されていた敬輔(吉岡秀隆)は、ある夜、ロンドンの街角で1人の少女を救う。それは、異国でのコンサートを成功裡に終えたばかりの彼に取り返しのつかない大きな代償を払わせる出来事となる。ピアニストの生命線である指の神経を断裂した敬輔と、突然父母を失い、ひとりぼっちになった少女・千織(尾高杏奈)――。事件は赤の他人だった2人を運命の糸で結び合わせていく。  (ちらしより)
感 想 ネタバレです。原作はまだ読んでません。

この映画の主役は真理子さん(石田ゆり子)だったんだ。最初は敬輔が主役だと思って見てたから、何で真理子さんが過去に旅館に嫁いだ話なんて出てくるんだろうと思ってしまった。見終わった時は感動しつつ、ちょっともやもやした感じもあったけど、真理子さんを主役にして振り返るとすっきりした。

真理子さんは、敬輔と同じ高校でブラスバンド部の後輩だった。

私、先輩が卒業する時、
第二ボタン盗んだんです。

でも、敬輔はピアノを弾くことしか頭になかったので真理子さんのことは覚えてなかった。

真理子さんは、大学を卒業してすぐに旅館に嫁ぎ、一生懸命働いた。

忙しくて、それでもすることがあるって幸せなんです。

でも、真理子さんは子どもが産めなかったので離婚せざるを得なかった。

彼、すまないって何度も何度も繰り返すんです。

真理子さんは、自殺してもいいと思っていた。その時助けてくれたのが、現在働いているセンターの倉野医師(西田敏行)と奥さんの和枝さん(松坂慶子)だった。

真理子さんは千織ちゃんのピアノの評判を聞き、千織ちゃんと敬輔さんをセンターに招いた。真理子さんは、敬輔さんとの12年ぶりの再会を楽しみにしていた。

真理子さんは、いつもは人見知りする千織ちゃんと親しくなり、そして、あの悲しい事故。

真理子です。真理子なんです。
信じられませんよね。
あたしだって何が何なのか全然分からない。

千織ちゃんの身体の中には真理子さんの心が入っていた。真理子さんは自分の身体が死に向かっていくのを見せられるなんて、何て可哀想な。

死ぬならこんなこと気付かずに死にたかったわよ。

真理子さんは子どもを産めなかったけど、千織ちゃんは子どもを産める。だから、真理子さんはあるひどいことをしてしまう。

醜い感情や自分が許せないような感情だって
時には生じてしまう。
それは当然のことなんだ。
ありがとう。

敬輔も千織の命を救ったことでピアニストとしての将来を失ってしまったから、それがよく分かったんだと思う。

真理子さんを見舞いに、別れた元夫(西村和彦)がやって来た。奥さん(小林綾子)と旅館の5代目になる赤ちゃんも一緒。真理子さんはほっとした。

君にだってあんなにたくさんの家族がいるじゃないか。
そうなんですよね。
ただ自分で気が付かなかっただけで。

真理子さんはセンターのみんなにあんなに信頼されて好かれていたのに、そのことに全然気付いてなかったなんて。子どもを産めなかったことをまだ引きずっていたんだと思う。敬輔は真理子さんを救った。

真理子さんが千織ちゃんの身体を借りていられるのはあと1日になってしまった。真理子さんがセンターの一人一人にお別れを言いにいくシーンは素晴らしかった。

和枝さん、ありがとうございました。
本当にありがとうございました。

そして、今度は真理子さんが敬輔を救う。

彼女がこの時間をくれてあなたが助けてくれたから
私、自分が整理できたの。
本当にありがとう。
僕は何もしてないよ。
自分に価値を認めないのはもうやめにして。
それって癖になってるのね。


このせりふがこの映画で一番言いたかったことだと思う。

私ね、向こうに行ったら
父と母に胸を張って言うの。
産んでくれてありがとう、と。

そして、次々に起こる奇蹟。

真理子さんは亡くなってしまったけど、たくさんのことを残してくれた。

おかえり。
うん。ただいま。

ケイパパ。
千織もっと上手になる。
ケイパパ教える。
あのな、千織。
もういいんだ。
これからはおまえ自身のために弾けばそれでいい。
パパも自分のために弾くよ。

ああ、千織ちゃんはケイパパの手の代わりになるために一生懸命弾いてたんだ。

もう敬輔は白い手袋は要らない。

最後のステンドグラスの意味が全然分からなかったけど、原作を斜め読みしたら分かった。

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黄泉がえり

2002年 日本映画
監 督 塩田明彦
出 演 草なぎ剛、竹内結子、石田ゆり子、哀川翔、山本圭壱、伊東美咲、忍足亜希子、東新良和、長澤まさみ、市原隼人、RUI、伊勢谷友介、寺門ジモン、清水章吾、田辺誠一、高松英郎、加茂さくら、北林谷栄、田中邦衛
あらすじ 九州、阿蘇地方で死者が蘇るという不思議な現象が起こっている。厚生労働省勤務の川田平太(草なぎ剛)は、真相を確かめるために故郷の阿蘇に向かい、幼なじみの橘葵(竹内結子)と再会する。
感 想 ちょっと詰め込みすぎで、分かりにくい所もあった。見終わってから最初の方を見直したら、意味が分かった。最後は星願みたいで良かった。

死んでしまった愛する人、自分の妻、子どもがよみがえって欲しいと願うのは当然だと思うけれど、よみがえるのはいいことばかりではなかった。残された人にはもう他の人生があって、とまどってしまう。よみがえった人には居場所がない場合もあった。

でも、よみがえって良かったんだと思う。印象的だったのは、このせりふ。

私はお父さんからお母さんのことを聞いて、この仕事を選びました。

よみがえったから、伝わらなかった想いがちゃんと伝わった。そして、消えてしまっても、残された人は次の人生を前向きに生きていける。
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ひまわり

2000年 日本映画
監 督 行定勲
出 演 麻生久美子、袴田吉彦、津田寛治、河村 彩、マギー、栗田麗
あらすじ 輝明(袴田吉彦)は、小学校のクラスメイトだった真鍋朋美(麻生久美子)が海難事故で行方不明になったことを知る。遺体が上がらないまま進められる朋美の葬式。久しぶりに集まった同級生たち。
感 想 真鍋朋美さんは、小学校ではあまり目立たなかった。
遺体がまだ上がらないうちに始まったお葬式。みんな彼女はどんな子だったかあまり覚えてなかった。でも、いろいろ話をするうちに、だんだん思い出してくる。最近彼女に会った人の話を聞いて、みんなの中での彼女の存在がどんどん大きくなっていく。

初恋の頃って覚えてる?
私、太陽が嫌いでしょ。なのにね、なぜかその人からはひまわりって言われたの。

彼女が転校する前に、みんなで日食を見に行った。彼女は、みんなとは少し離れて隠れるようにして付いて来た。日食のシーンが素晴らしい。

麻生久美子さんは、はかなげな真鍋朋美のイメージにぴったり。最初はそんなにいい映画と思わないで見ていたのに、後半は彼女の演技に引き込まれてしまった。音楽も素晴らしい。
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ターン

2000年 日本映画
監 督 平山秀幸
出 演 牧瀬里穂、中村勘太郎、倍賞美津子、北村一輝、柄本 明、川原亜矢子、松金よね子、小日向文世
あらすじ 27歳の銅版画家、真希(牧瀬里穂)。ある日、交通事故に遭ったその瞬間、昨日の同じ時間にターンしてしまう。そこは真希しかないたった一人の世界。その日から、真希のひとりぼっちの毎日がはじまった…。
感 想 原作は北村薫さん。牧瀬里穂さんはヒロインのイメージにぴったり。強そうに見えて繊細。静かな映画。劇場で見たかった。

真希は事故に遭ったあと、たった一人で同じ一日を繰り返すようになってしまう。ロビンソンクルーソーよりもましだなんて本当? 何をやっても次の日には元に戻ってしまう。周りには誰もいなくて、相談することもできない。なんて残酷な設定。

朝だ。いつもこの空。雨、降んないかなあ。

原作を読んだときも思ったけれど、買い物をした時にお金を払うのはやっぱりすごいと思う。

後半もほぼ原作通りで、うまくまとまっていた。
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犬猫

2004年 日本映画
監 督 井口奈己
出 演 榎本加奈子、藤田陽子、忍成修吾、小池栄子、西島秀俊
あらすじ 中国へ留学することになったアベチャン(小池栄子)の留守宅を預かることになったヨーコ(榎本加奈子)と、古田(西島秀俊)の家を出て転がり込んできたスズ(藤田陽子)。幼なじみとはいえ、あまり仲のよくないふたりが一匹の猫とともに暮らし始める。 (ちらしより)
感 想 すごいことは何もおきないけど、見ててほのぼの。

スズと古田がカレーを食べてるシーンからなぜかくすくす笑ってしまう。

スプーン。

お茶ちょうだい。

「布団は粗大ごみだよ」って、これだけのせりふで何でこんなにおっかしいんだろう?

ヨーコとスズは対照的。ヨーコを演じた榎本加奈子は、テレビなどで見た印象とは全然違って地味なのでびっくりした。

スズのシーンだったのに画面が切り替わったら突然ヨーコのシーンになったりして、カットのつなげ方がおもしろくて何度もびっくりした。

ここからちょっとネタバレ。

ヨーコが交差点で迷ってるシーンを見てたら、「何だ、二人は似てるじゃない」と思った。ヨーコはスズの布団の敷き方が雑なことを怒ってたけど、自分だって卓袱台の上にいっぱい落花生の殻を散らかしてスズに怒られてた。二人で同じ花を買ってきたり、同じ男の子を好きになったり。

だから二人は一緒に暮らせるんだと思う。縁側で二人並んでつめを切るシーンがすごくいい。

あっという間にエンドロールが。「え、もう終わり?」とびっくりした。何か和む主題歌だと思ったら、湯川潮音!! 映画の雰囲気にぴったり。もう一回最初から見たくなった。
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ジョゼと虎と魚たち

2003年 日本映画
監 督 犬童一心
出 演 妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里、新井浩文、新屋英子、江口徳子、SABU、荒川良々、大倉孝二、真理アンヌ、西田シャトナー
あらすじ 大学生の恒夫(妻夫木聡)は、脚が不自由で歩けないジョゼ(池脇千鶴)に次第に惹かれていく。
感 想 笑うシーンがたくさん。ジョゼがぶすっとした表情で突っ込みを入れるのがおもしろい!

オアシスとは対照的な映画。アオシスでジョンドゥは脳性麻痺の彼女を連れて家族に会いに行く。韓国映画はストレートで、時々ここまで見せるか、と驚くことがある。それに対して、恒夫とジョゼは家族とは会わない。会わないから逆にその大変さが伝わってきた。犬をかわいがることとジョゼと結婚することは全然違うこと。

海へ行け!

ああ、恒夫は何で海へ行ってしまったのか。でも、気持ちはよく分かるからすごく後を引く映画。

お魚の館でのジョゼの独白が印象的。

うちはもう二度とあの場所へは戻れない。

お婆さんが言ってたように、最初から二人は親しくならない方が良かったのか? そんなことはないと思う。ジョゼはまっ暗で何もなくてただゆっくり時間が過ぎていく生活から抜け出したかった。だから、お婆さんが拾ってくる本を読み、お散歩もしていた。

いつかあなたはあの男を愛さなくなるだろう。
一年ののち  サガン

たとえ恒夫がいなくなって迷子の貝殻のように海底をさまようことになっても、ジョゼは強く生きていけると思った。
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金髪の草原

1999年 日本映画
監 督 犬童一心
出 演 伊勢谷友介、池脇千鶴、松尾政寿、唯野未歩子、柳英里沙、金谷ヒデユキ
あらすじ 80歳の日暮里歩は、ある朝心臓病に冒される前の20歳の元気な青年(伊勢谷友介)として目を覚ました。その日から18歳の新任ホーム・ヘルパー、古代なりす(池脇千鶴)がお世話をしにやって来た。
感 想 原作が大島弓子さん。

夢は怖い。でも日暮里さんは夢を見てる間幸せだったと思う。

日暮里さんは、朝、目が覚めると体が重かった。お母さんがいない。何かが随分と変わってしまった気がして、夢を見てるんだと思った。日暮里さんは実際は80歳で心臓病を患っていたけれど、夢の中では20歳だと思っていた。

日暮里さんの家にホームヘルパーのなりすがやって来る。なりすのことを日暮里さんは大学の前でいつも出会うマドンナだと思う。

すごいぞ。マドンナが毎日僕の家に来てくれる。
何て素晴らしい夢なんだ。

日暮里さんは夢が覚めないうちにと、なりすにデートを申し込む。

なりすが失恋したと聞いて、なぐさめるために学校の同級生達を呼ぼうと思い電話をかける。でも、ほとんどの人が亡くなっていた。何て残酷な現実。でも、まだ日暮里さんは自分のことを20歳だと思い込んでいる。

そろそろ船が到着しそうです。
船?
僕の夢の中では
こういう良い気分の時
窓辺で念じると
黄金色の光を受けた金髪の草原に
汽船が到着するんです。
それに乗って世界を巡るんです。

金髪の草原の何と美しいことか。でも、夢の中は全部自分の思うとおりになるはずなのに、なりすさんは今日もヘルパーの仕事が終わると帰ってしまう。

なりすも、叶わぬ恋に悩んでいた。なりすも日暮里さんの夢の世界に、金髪の草原に行こうとした。でも、友人が救ってくれた。一気に現実に引き戻されるラストが衝撃的。

エンディングテーマ、「でもこの世界が好き~I Like It~」エレファントラブの歌詞がすごくいい!
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毎日が夏休み

1994年 日本映画
監 督 金子修介
出 演 佐野史郎、佐伯日菜子(新人)、高橋ひとみ、益岡 徹、黒田福美、小野寺 昭、風吹ジュン
あらすじ 林海寺スギナ(佐伯日菜子)は、親には内緒で登校拒否していた。いつものように、「今日も元気に登校拒否だ!」と家を出ると、公園で義父の林海寺成雪(佐野史郎)とばったり会ってしまった。
「お、お義父さん」
「何だ、スギナか」
何と、一流会社に勤めていたはずのお義父さんも出社拒否をしていたのです。お母さん(風吹ジュン)は、夫の失業と娘の登校拒否を一挙に知ってしまった。そして、娘と義父は自宅で「何でも屋・林海寺社」を始めた。その後、次々にトラブルが……。
感 想 生きる勇気が湧いてくる映画。

ヒロインの佐伯日菜子さんが光り輝いていた。とにかく表情が生き生きしていた。

「キミガヒツヨウ!」と繰り返しながら、校門を駆け抜けるシーン。

お義父さんがこぐ自転車の荷台にのって、風に髪をなびかせながら家に帰るシーン。

そして、美しいラストシーン。
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深呼吸の必要

2004年 日本映画
監 督 篠原哲雄
出 演 香里奈、谷原章介、成宮寛貴、金子さやか、久遠さやか、長澤まさみ、大森南朋、北村三郎、吉田妙子
あらすじ それぞれの想いを胸に、本州から沖縄にやってきた7人の若者。全長3mを越えるさとうきび7万本を35日間で刈り取らなければいけない。
感 想 静かでちょっと地味だけど、心にしみこんでいく映画。

灰谷健次郎さんの『太陽の子』などを読んだ時に、沖縄には傷ついた人の心を癒す力があることを知った。NHKの朝ドラ『ちゅらさん』から沖縄がブームになった時は、沖縄の素晴らしさがみんなに伝わってうれしかった。この映画の脚本も、『ちゅらさん』の岡田惠和さん。

ほとんどしゃべらずにずっと長袖の服を着てる土居(長澤まさみ)だけじゃなく、本州からきび刈りにやって来た若者達はみんなそれぞれに傷ついていた。でも、おじい(北村三郎)とおばあ(吉田妙子)は何も事情は聞かずにそのまま受け入れてくれる。『ちゅらさん』で有名になった言葉、「なんくるないさ」が何度も登場。

言いたくないことは言わなくていい。
ここのルールだよ。

すごい雨が降ってきて、その日のきび刈りは中止に。さとうきびを心配するみんなに、おじいとおばあは言う。

だめになったらまた初めからやり直せばいい。

期限まであと10日もないのに、さとうきびはまだたくさん残っている。間に合わせるためにみんなが無心になってきびを刈る姿がかっこいい。

朝起きると、土居さんがいない。どこに行ったか私にはすぐに分かった。


印象に残ったせりふがたくさん。

今回は自分で自分を派遣した。

東京なんているとこっちに無性に帰りたくなるんだよね。

飛び込む前に深呼吸しなさい。

朝は来るんだ。
くたくたになるまで働いてご飯食べて、
それでぐっすり眠れば朝は来るんだよね。
あんた声出るんじゃん。


エンドロールで流れるMY LITTLE LOVERが歌う主題歌がすごくいい。
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下妻物語

2004年 日本映画
監 督 中島哲也
出 演 深田恭子、土屋アンナ、宮迫博之、篠原涼子、阿部サダヲ、岡田義徳 、小池栄子、矢沢心、荒川良々、生瀬勝久、本田博太郎、樹木希林
あらすじ ロリータファッション命!のマイペース少女・桃子(深田恭子)は、特攻服&原チャリで爆走するヤンキー娘・イチゴ(土屋アンナ)と出会う。
感 想 桃子とイチゴの友情がうらやましい! これでほとんど感想は終わりだけど。

ここからネタバレです。

桃子は仕事と友達のうちで友達を選ぶと言う。仕事を頼んでた社長は、それなら早く友達を助けに行けと送り出してくれた。

桃子はイチゴを助けに行く。フリフリのくせにすごい迫力! 夜間飛行のアニタ・ムイを思い出した。イチゴは桃子にまた借りが出来た。

返せるわけねえよ。でっかすぎて。

そんなことないよ。イチゴは桃子にたくさん返してると思った。

桃子は友達の大切さを知らなかった。

私は彼女がなぜ私にそんな話をするのか
不思議で仕方ありません。
人が人とかかわりあうということが私は良く分からないのです。

そんな桃子にイチゴは特攻服を預けてくれた。

特攻服を預けるってことは命を預けるってことだよ。
全部何もかもお前に任せる。

桃子は寝食を忘れて特攻服に刺繍を刺し続けた。

なぜ?って思いました。
イチゴの喜ぶ顔を見ていたら私は急に
泣きそうになってしまったのです。

桃子は刺繍の仕事を依頼されて、やろうとしたら手が震えた。

人間は幸せを前にすると急に臆病になる。
幸せを勝ち取ることは不幸に耐えることより勇気がいるの。

そんな桃子にイチゴは言った。

出来るよ。お前なら。

何てかっこよくて、勇気付けられる言葉!!

桃子はちょっとずれてる。

それがどんなに非常識な生き方だとしても
幸せならいいじゃん。気持ち良ければOKじゃん。
ロココの精神はそう教えてくれました。

でも、時々鋭いことを言う。一番印象に残ったのは、

お洋服は私の先生。

桃子は、しっかり自分を持ってる。祖母(樹木希林)は言った。

大きくねえかもしれないけど
きれいないい器を持ってる。
おめえの道を行け。

せっかく桃子は自分の道を見つけたと思ったのに。

私の幸せってお洋服を着ること?
それとも誰かのためにお洋服を作ること?

そして、桃子はお洋服を着るほうを選んだ。

まだまだロリータ街道爆走中。

そうか。このキャラの続きがドラマの富豪刑事だったのか。
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チルソクの夏

2003年 日本映画
監 督 佐々部清
出 演 水谷妃里、上野樹里、桂亜沙美、三村恭代、淳評、高樹澪、山本譲ニ、夏木マリ、谷川真理、イルカ、金沢碧
あらすじ 1977年、下関市。姉妹都市釜山と毎年夏に開催される関釜陸上競技大会に出場した郁子(水谷妃里)は、同じ高跳び競技の韓国人の男の子、安大豪(淳評)に出会う。
感 想 郁子(水谷妃里)、真理(上野樹里)、巴(桂亜沙美)、玲子(三村恭代)の4人の友情がいい。

釜山で行なわれた親善陸上大会で、郁子は安くんと知り合う。戒厳令で韓国人は夜間外出禁止なのに、安くんは郁子の宿舎に会いに来る。

お話をしたかった。
私もお礼を言いたかった。

郁子はトイレットペーパーに口紅で住所を書いて渡す。2人で握手するシーンがいい。2人は来年の七夕に今度は下関で開かれる親善陸上大会で再会することを約束する。そして、文通が始まる。チルソクとは韓国語で「七夕」の意味。

郁子たちはハングル語の勉強を始める。でも、日本と韓国の関係は難しくて、両親は文通には反対だった。安くんの母親から「もう手紙は送ってこないで欲しい」という手紙が来て、郁子は陸上を止めかける。その時助けてくれたのはやっぱり友達の真理たちだった。

何のために陸上をやってきたの。
ずっと自分のためだった。
記録のことしか頭になかった。

郁子が練習に戻ってきて真理たちとハイタッチするシーンがいい。


そして、ついに郁子と安くんは下関での親善陸上大会で再会する。

郁子たち4人が『カルメン'77』を歌うシーンがおもしろい。韓国からやって来た選手たちは、きょとんとして聞いている。続いて安くんが『なごり雪』を日本語で歌う。それは日本語のラジオ放送を聞いて覚えたものだった。でも、「日本語の歌は禁止だぞ」と言われて止めさせられる。聞いていたみんなは拍手する。

真理たちのおかげで、郁子と安くんは夜にデートをする。真理たち3人は、隠れて心配そうに見ている。安くんの父親は外交官で、安くんも外交官になりたい。

僕たちの世代まで憎しみ合うのはおかしいよ。


翌朝、郁子は安くんを港に見送りに行く約束なのに、郁子たち4人は先生に説教されている。郁子を見送りに行かせるために他の3人が先生を抑えつけるのがすごくいい!! 郁子は必死で走って、走って、走る。
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GO

2001年 日本映画
監 督 行定勲
出 演 窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、山崎努、新井浩文 、村田充、畑山田隆人、キム・ミン、ミョン・ケナム、山本太郎、大杉漣、塩見三省、萩原聖人
あらすじ 杉原(窪塚洋介)は生まれも育ちも日本だが、韓国籍を持ついわゆる「在日」。中学では民族学校に通っていたが、父・秀吉(山崎努)の言葉に触発され日本人と同じ高校へ入学した。
ある日、杉原はパーティーで知り合った少女・桜井(柴咲コウ)と突然の恋に落ちる。
感 想 一番最初に出て来た「ロミオとジュリエット」から引用した文章が、後の場面でも何度も登場。

名前って何?
薔薇はその名前を変えても美しさに変わりはない。

杉原は国籍を北朝鮮と韓国のどちらかに選ぶことが出来る。でも、そんなことに何の意味がある? 国籍がどこだろうと杉原の中身は変わらないのに。でも、そうはいかないのが難しい。体に染みついた差別はなかなか抜けないのが悲しい。

杉原のセリフが強烈!
肌の色が緑だったらいいのに。
肌の色が緑でも、杉原のことが好きな人はちゃんと近寄ってくる。

柴咲コウさん、生き生きとしていて、グイグイ引っ張っていくのがいい。
父親を演じた山崎努さんは、すぐ殴る。すごい迫力。
母親を演じた大竹しのぶさんは、やっぱりおっかしかった。

分かったような口聞いてんじゃないよ
ガキなんだよ! ガキ!
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パッチギ!

2004年 日本映画
監 督 井筒和幸
出 演 塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ、楊原京子、尾上寛之、真木よう子、小出恵介、波岡一喜、オダギリ ジョー、加瀬亮、キムラ縁子、余貴美子、大友康平、笑福亭松之助、ぼんちおさむ、笹野高史、前田吟、光石研
あらすじ 1968年、京都。府立東高校2年生の松山康介(塩谷瞬)は、親友の紀男(小出恵介)と一緒に敵対する朝鮮高校へ親善サッカーの試合を申し込みに行く。そこで康介はキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれ。でも、彼女は朝高の番長アンソン(高岡蒼佑)の妹だった。
感 想 バスを横転させるシーンがすご過ぎて、あっけに取られてしまった。他にもケンカのシーンの連続。血が流れて歯も折れてそうで、少し引いてしまった。

第二次世界大戦の後も、朝鮮戦争、ベトナム戦争…。戦争はなかなか無くならないことは宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』や坂口尚の『石の花』を読んだ時も思い知らされた。

康介は何で戦争になるのか疑問だった。そして、「イムジン河」という歌のことを知る。フォーククルセイダーズは知ってたけど(リアルタイムではない)「イムジン河」は知らなかった。

康介のギターとキョンジャのフルートで「イムジン河」を歌うシーンがいい。それを聞いていたラジオ局の人(大友康平)はラジオで歌うように言う。

ここから少しネタばれです。


康介は、お葬式の時に在日のおじいさんから「お前にはいて欲しくない」と言われてしまう。何て残酷なシーン。

康介は悔しくて、怒りにまかせてギターを叩き壊して川に投げ捨てる。でも、康介はラジオ局へ。上司は反対だったけど、ラジオ局の人は康介を出演させる。

歌ってはいけない歌なんてないんだ。

康介は平和のために「イムジン河」を歌う。川ではまたいつものメンバーたちがすごいケンカをしてる。そこに看護士さん(真木よう子)の飛び蹴りが炸裂! バスの横転よりもびっくりしたかも。アンソンはもうケンカなんかしてる場合じゃないよ!

最後に流れる「あの素晴らしい愛をもう一度」はやっぱり大好きな歌。
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トンマッコルへようこそ

2005年 韓国映画
監 督 パク・クァンヒョン
出 演 シン・ハギュン、チョン・ジェヨン、カン・ヘジョン、イム・ハリョン、スティーブ・テシュラー、ソ・ジェギョン、リュ・ドックァン、チョン・ジェジン、チョ・ドッキョン、クォン・オミン
あらすじ トンマッコル…ここは争いを知らない、子どものように純粋な村。自然と共に暮らし、笑顔を絶やさず暮らすこの村に偶然迷い込んだ敵対する兵士たち。彼らが互いに銃を突きつけ一触即発の状況でも村の人たちはのんびりマイペース。 (ちらしより)
感 想 これは世界うるるん滞在記JSAだと思った。

いきなりヨイル(カン・ヘジョン)の顔のアップで始まる。ヨイルはトンマッコルの象徴。トンマッコルとは"子どもみたいに純粋"という意味。そのトンマッコルに、朝鮮戦争の最中、蝶々に誘われて米国軍、韓国軍、人民軍の人たちがやって来た。

韓国軍の2人と人民軍の3人が銃を突き付けあってにらみ合うシーンが長っ。いつまでにらみ合ってるの? トンマッコルの人たちは全然動揺しないで、農作物を荒らす猪の心配をしてる。(笑)

夜が明けて雨が降ってきても、まだにらみ合ってる。(笑) そこへ、ヨイルがやって来て、

指輪。

ああ、何てことを! (笑) その後のポップコーンのシーンにはびっくりした。何てきれい! こんなこと、よく思いつくなあ。

倉が焼けて食料が無くなってしまったので、みんなで農作業を手伝う。(笑)

猪のシーンはスウィングガールズみたいだと思ったら、雑誌に載ってた監督のインタビューによるともののけ姫を参考にしてた。

この村の人たちは何で肉を食わないのかな。

猪の肉を食べて、みんなの距離が少し近づいた。世界うるるん滞在記でも、みんなで食事をすると距離が近づく。

もう軍服なんて脱いで、みんなトンマッコルの人たちと同じ服装で農作業を手伝う。ここで誰が韓国軍で誰が人民軍か混乱してしまった。(笑)

フットボールも草そりも楽しそう。

村長さん(チョン・ジェジン)は、怒鳴ったりしなくても村人たちをまとめてる。それは、

たくさん食べさせることさ。

いいなあ。みんながこういう生活を出来たらいいんだけれど。

スミス(スティーブ・テシュラー)を救出すべく、米韓連合軍がトンマッコルに近づいてる。トンマッコルを守るため、韓国軍、人民軍のみんなが南北連合軍になって作戦を実行することに。

罰当たりな奴らだ。
帰るなら来なきゃいいのに。

世界うるるん滞在記でも、別れのシーンはいつもジーンと来てしまう。

人民軍の少年兵、ソ・テッキ(リュ・ドックァン)が指輪を見つめるシーンは胸を打たれた。

スミスも一緒に作戦に参加したかったはず。でも、トンマッコルのためには戻るしかなかった。

人民軍のリーダー、リ・スファ(チョン・ジェヨン)は、ずっとかっこよかった。最後も、作戦の指揮を韓国軍のリーダー、ピョ・ヒョンチョル(シン・ハギュン)に委ねた。

別の場所で出会ってたら
楽しかっただろうな。

JSAでも、いきなり現実に戻された時はすごくショックだった。3人の笑顔は素晴らしいけど、こんなことはもう二度と起こらないで欲しい。
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親切なクムジャさん

2005年 韓国映画
監 督 パク・チャヌク
出 演 イ・ヨンエ、チェ・ミンシク、キム・シフ、ナム・イル、キム・ビョンオク、オ・ダルス、イ・スンシン、キム・ブソン、ラ・ミラン、コ・スヒ、ソ・ヨンジュ、キム・ジング、カン・ヘジョン、ユ・ジテ、ソン・ガンホ
あらすじ 実の娘を人質に取られて無実の罪で服役したクムジャ(イ・ヨンエ)は13年の刑期を終えて出所。
感 想 パク・チャヌク監督は私にはあまり合わないのかな? JSAは大好きな映画だけど、美しい夜、残酷な朝の中のCUTはあまりおもしろくなかった。復讐三部作を見るのは初めてで、やっぱりちょっと私のツボからはずれてた。でも、おもしろい映画だと思う。

イ・ヨンエを劇場で見るのはラスト・プレゼント以来。(映画の出演は春の日は過ぎゆく以来4年ぶり)いろんなイ・ヨンエが見られておもしろい。

水玉のワンピースに天使の顔。刑務所内では親切なクムジャさんだったけど、出所したら変わった。赤いローソクに火を点けて白い服を着て手を合わせて祈るシーンがすごくきれい。ケーキ屋で働いてる時の薄いレモン色の帽子と服もきれい。

なぜ真っ赤なアイシャドウを?
親切はやめたの。

女子高生役はちょっと無理があったような。他にもいろいろ。

ここからネタバレです。

クムジャさんは娘を人質にとられたので、自首して無実の罪で13年も服役していた。娘はオーストラリアに養子に出されていた。

なぜ私を捨てたの?

復讐相手のペク(チェ・ミンシク)に通訳させながらクムジャさんと娘のジェニーが話すシーンが圧巻。やっと少しだけ気持ちが通じたと思った。

私と一緒にいられて幸せだったでしょ?
罪人にはもったいないくらい。

ペクは他にもひどいことをしていた。

すべてが終わって。

お誕生日おめでとう。

復讐しても死んだ子供は戻らないけど、一つの区切りにはなって新しい一歩を踏み出せたのだと思った。

雪が降り続けるラストシーンは美しすぎて完璧。

白い心で白く生きて。
あなたも。

もっと白く。

それなのに、何か乗り切れなくて悔しい。何でだろう? 暴力シーンは心配していたほどひどくなかった。途中で挟まれる笑いが余計なのかな?


親切なクムジャさんの公式サイトは、日本版韓国版もすごく凝ってておもしろい。

日本版のSPECIALのコーナーにあるのが、

「WANTED! クムジャさんを探せ!」

1.公式サイトに、「親切なクムジャさん」の七変化アイコンが7つ散りばめられています。クムジャさん七変化アイコンを集めてください。クムジャさん七変化アイコンはクリックすると自動的に画面横に並べられていきます。

2.見つけたアイコン数に応じて、スペシャルコンテンツをご覧いただけます。

3アイコン:オリジナル壁紙&『親切なクムジャさん』トリビア1

5アイコン:オリジナルスクリーンセーバー&『親切なクムジャさん』トリビア2

7つ全部見つけるとプレゼントに応募できるんだけど、そのうち5つまで発見。

トリビア2にあったのが、パク・チャヌク監督が語る『親切なクムジャさん』の真実

あまりネタバレにならないように引用すると、

あれほど正当化されたと思われていた、その怒りは、果たして本当に正しいことだったのか?

こういうテーマだったなら、宮部みゆきさんの『スナーク狩り』や『クロスファイア』の方が私は好き。
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とかげの可愛い嘘

2005年 韓国映画
監 督 カン・ジウン
出 演 チョ・スンウ、カン・ヘジョン、カン・シニル、チョン・ソファン、パク・コンテ、ビョン・ジョヨン
あらすじ 彼女は3度、僕の前から消え去った。そして4度目の出会いで僕は知った。彼女の可愛い嘘で包まれた悲しい運命を。 (ちらしより)
感 想 オールド・ボーイは見てないので、カン・ヘジョンをまともに見るのは初めて。目が大きくて、笑ったり怒ったり表情がコロコロ変わる。歯が真っ白ですごくきれい。

8歳のジョガン(パク・コンテ)が通う小学校に、転校生のアリ(ビョン・ジョヨン)がやって来た。黄色いカッパを着ているのがすごく印象的。ビョン・ジョヨンも歯がすごくきれいでかわいい。雰囲気がカン・ヘジョンにそっくり。

私の体に触ったら
呪いがうつるから気をつけてね。

ジョガンだけはアリを恐れないで、一緒に学校から帰るようになる。

ここから先は来ないで。

このせりふが後ですごく効いてくる。

アリがポケットに飼ってるトカゲがいなくなってしまった。ジョガンは田んぼの中に入って泥だらけになりながら探すけど、見つからない。雨が降ってきて、ジョガンとアリは雨宿りする。ジョガンは、はしかにかかってしまった。それはアリに触ったからじゃないと思うけど、アリは学校に来なくなってしまった。(1度目の別れ)

高校生のジョガン(チョ・ソンウ)は、アリ(カン・ヘジョン)と10年ぶりに再会。アリの住んでるお寺で一緒に勉強する。アリは相変わらず嘘ばっかりついてる。

お寺に温泉が出るの。

ジョガン。
またはしかにかかって。

アリがジョガンにキスをしたら、ジョガンはインフルエンザにかかってしまった。アリはまた傷つき、姿を消した。(2度目の別れ)

8年後、ジョガンは銀行員になった。ジョガンはアリを捜したけど、見つからなかった。アリは、また突然現れた。

なぜ銀行員になったの?
つまらない仕事だわ。

って、ひどい(笑) それは、アリが宇宙船の話をしてジョガンがそれを信じたからなのに。

私、NASAの人たちに誘拐されたの。
私が宇宙人だから。

どうせなら
ありそうな嘘をつけ。
変わったわね。
前は信じたのに。
変わってないよ。大人になったんだ。

予告編(ストーリーを見せすぎ)を見てしまったのでどんな展開になるか最初から分かってるんだけど。前半はほとんど泣かせないで笑うシーンがいっぱい。一番おもしろかったのは、アリがお寿司をほおばった時の顔。

宇宙船が来たら見送ってくれる?

アリは、明日アメリカに行ってしまう。空港のシーンがうまいなあ。

ここから先は絶対に来ないで。
来ちゃダメよ。
じゃあね。

それまでは全然泣き顔を見せてなかったアリが、ジョガンと別れた後、柱の陰で涙をこらえてる。(3度目の別れ)

ジョガンは、アリがなぜ嘘ばかりつくのかを知ってしまった。アリは悪くないのに、何て可哀想な。

宇宙船が来たら見送ってくれる?
いや、一緒に行く。

アリの嘘を信じてミステリー・サークルまで作ったジョガン。チョ・ソンウはぴったりだった。

最後は、そこまでやるか~。韓国映画には慣れてきたと思ってたけど、びっくりした。ラスト・プレゼントみたいに普通に終わればよかったのに。
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オー!マイDJ アンニョン!UFO

2004年 韓国映画
監 督 キム・ジンミン
出 演 イ・ウンジュ、イ・ボムス 、ポン・テギュ、ピョン・ヒボン
あらすじ 目の不自由なギョンウ(イ・ウンジュ)は、失恋の痛手を癒すため田舎街に引っ越してきた。職場からの帰りのバスにはいつもラジオ番組が流れていたが、それは実は運転手のサンヒョン(イ・ボムス)が毎夜録音しているニセ番組だった。偶然に街でギョンウと出会ったサンヒョンは、名前をピョングだとウソをついてしまう。
感 想 ギョンウを演じたイ・ウンジュ、かわいい。特に遊園地のシーン。声は鶴田真由に似てると思った。しかし、ヒロインのギョンウ以外は変な人ばっかり(爆) これはラブストーリーというよりギャグ漫画?

いきなりびっくりしたのが、フラフープしてる女の子。誰が演じてるんだろう? ギョンウの同僚の女性もかなり変。回転椅子に座って左右に移動し、壁に激突。(笑) 白い柔道服の男もおもしろすぎ。大家さんもちょっと変。

そして、一番変なのがバスの運転手でニセDJのサンヒョン。サンヒョンはギョンウと街で出会う。

昼の運転手は時間通りだけど、
夜はクソ運転手のせいでいつも遅れる。

サンヒョンとバンバンなんて幼稚な番組名だと言われて、サンヒョンはサンヒョンだと名乗れなくなってしまい、苦し紛れにピョングと名乗る。(笑) こういう設定はよくありそうだけど、王道だからおもしろい。

ギョンウは、昔UFOを見たことがあった。その時ちょっとだけ目が見えるようになった。

もう一度UFOに出会って何かが見えるとしたら
あなたを見たい。

ギョンウはニセ番組にリクエストの手紙を出す。翌朝、サンヒョンが大慌てでポストまでその手紙をとりに行くのがおもしろすぎ。

いろいろあって、最後、サンヒョンがギョンウに「聞こえますか?」と言うシーンに。ああ、イルマーレリメンバー・ミーと同じだと思った。

いつまで私のそばにいてくれるの?
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オオカミの誘惑

2004年 韓国映画
監 督 キム・テギュン
出 演 チョ・ハンソン、カン・ドンウォン、イ・チョンア、チョン・タヘ、イ・チョンヒ、ソン・ジェミン、イ・ジヒ
あらすじ 女子高生のハンギョン(イ・チョンア)は、母親と暮らすためにソウルに上京してきた。転校先の高校で女学生の憧れのボス、パン・ヘウォン(チョ・ハンソン)と、隣の高校のボス、テソン(カン・ドンウォン)の両者から惚れられてしまう。
感 想 ケンカしてたと思ったら笑ったり泣いたり、展開のメチャクチャ早い映画。冒頭のケンカのシーンを見て、『火山高』をまだ見てないのを思い出した。

ハンギョンを演じたイ・チョンアは表情が豊か。ヘウォンとテソンの間で困ってる顔が印象的。パーティに出るのに4時間もかけて化粧、ドレスアップしたけどあんまり似合ってなかった。普段の格好の方がずっときれいだった。

ヘウォンは自信満々にハンギョンに「付き合ってくれ」と言う。ハンギョンはちょうどフラれたとこだった。ハンギョンは酔っぱらって寝てしまい、ヘウォンはハンギョンを背負って帰る。これって猟奇的な彼女みたいだと思った。ゲロは吐かなかったけど、ハンギョンはヘウォンのマフラーで鼻をかんでしまった(笑)。それで、ヘウォンはハンギョンを道ばたに放り出して帰る(爆)。他にも時々笑うシーンが。

テソンはハンギョンのことを姉さんだと言って慕う。でも、ハンギョンはテソンと前に会ったことを全然覚えてない。

今度は忘れないでね。

テソンもハンギョンのことが好き。

これは途中ですぐに気が付くと思うので書いてしまうけど、ハンギョンとテソンは本当に姉弟だった。

僕は一日に千回以上
この縁をくれた神様を恨んだ。
愛してるから。

韓国映画は時々やり過ぎに感じることがある。この映画が始まる前に見た『サマリア』の予告編は強烈だった。この映画でのテソンの恨はちょうど良かった。でも泣けなかったのは、展開が早すぎて置いて行かれたからか?
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緑茶

2002年 中国映画
監 督 チャン・ユアン
出 演 ジャン・ウェン、ヴィッキー・チャオ、ファン・リジュン、ガオ・フォン、ワン・ハイジェン
あらすじ 恋のルーレット・ゲームのような"お見合い"によって初めて出会ったミンリャン(ジャン・ウェン)とウー・ファン(ヴィッキー・チャオ)。
感 想 ヴィッキー・チャオが大学院生のウー・ファンと妖艶なラン・ランの二役演技。こんなヴィッキー・チャオは初めて見た。

ウー・ファンは眼鏡っ娘で、すごく頭が良さそう。見合いを繰り返してるけど、何か男を寄せ付けない感じ。

お茶の葉で占いをする友だちがいるの。
相手はたいてい初対面の人で
性格や行動を言い当てるの。
大体の運命も。

ウー・ファンと見合いをしたミン・リャンは、

どうして見合いをするの?

今まで彼氏がいたことあるの?

って、ひどい。(笑) いきなりウー・ファンをホテルに誘い、頬を打たれる。

ミン・リャンは、今度は大学までウー・ファンに会いに行き、

よかったら
また話でもしないか?

ウー・ファンがする友達の両親の話がすごくおもしろい。ミン・リャンは、話を引き出すのがうまい。

友だちの母親は、死人に化粧をする仕事をしていた。父親は、結婚して子供が生まれるまで母親の仕事の内容を知らなかった。ウー・ファンはここで話を止めてしまったので、続きが気になる。

友達の話だけど
母親の仕事を父親が知って
どうなった?
大事な話があるって
その話のことなの?
そうだよ。
ふざけないで。

ウー・ファンとミン・リャンの掛け合いがおもしろい! 「続きが気になって何日も寝てない」だなんて、大げさな。(笑) ウー・ファンは続きを話し始める。ウーファンがどんどん魅力的に見えてくる。

友だちの父親は精神病で、甲斐性がないくせに女房を殴って発散する男。

殴られたキズは
服でも隠せないことがあるわ。

あれ? 友だちってやっぱり自分のことかな?

友だちの父親は、母親の手が気味悪いと手袋をはめさせた。

ミン・リャンは、ウー・ファンにそっくりなラン・ランと知り合う。ラン・ランは眼鏡は掛けてなくて髪はストレートで妖艶な感じ。

やっぱりウー・ファンなんだろ?
下手な口説き方ね。

ラン・ランはウー・ファンとは正反対で、誘われれば誰でもOK。

ウー・ファンは眼鏡を掛けることでガードを固めてる。ミン・リャンは、その眼鏡をはずしてウー・ファンを怒らせてしまった。

どんなに断られてもあなたと付き合うよりマシよ。
貧民救済のつもり?
何言ってるんだ。
もう話したくない。
付いて来ないで。

ミン・リャンは今度はラン・ランと話してる。ラン・ランは男の喜ばせ方が見事。

ウー・ファン=ラン・ランだとしたら、昼はウー・ファンになってガードを固め、夜はラン・ランになることでバランスをとってるのかな?

ミン・リャンは、やっとウー・ファンと電話がつながった。

どうして君のことばかり
考えてるんだろう。
やめてよ。
何が?
からかわないで。

君の欠点は
何よ?
女らしさに欠けることだ。

ウー・ファンはなぜ何度も見合いをしてはふられるということを繰り返してるんだろう、と思ってたけど、それが最後で何となく分かった。多分、それは父親が原因。

女を打つ男なんてサイテーだわ。

ここでミン・リャンはウー・ファン=ラン・ランだと確信したはず。良くありそうな展開だけど、おもしろい!
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ただいま

1999年 中国、イタリア映画
監 督 チャン・ユアン
出 演 リウ・リン、リー・ビンビン、リー・イェッピン、リアン・ソン、リー・ジュアン
あらすじ 1981年、北京。父と母の再婚で義姉妹となった、共に高校生のユー・シャオチン(リー・ジュアン)とタウ・ラン(リウ・リン)は、ある日紛失した父親のお金5元をめぐって対立。(当時の平均月収は41元。)濡れ衣を着せられて逆上したタウ・ランは、姉のユー・シャオチンを殺してしまう。殺人罪で起訴され刑務所に送られるタウ・ラン。
17年後、模範囚のタウ・ランは、出所を前に旧正月を家族と過ごすために仮釈放されることになり、監獄の女性主任シャオジェ(リー・ビンビン)と2人で故郷に向かうが、……。
感 想 ネタばれにご注意ください。

17年の重み。しかも、女性ににとっては一番輝いているはずの17年。

タウ・ランは、せっかく一時帰宅が許されたのに、「家には帰りたくない」と言う。一時帰宅が許されたという通知が家族に届いているはずなのに、誰も迎えに来なかった。
「刑務所に帰る」というタウ・ランにシャオジュは言う。

「刑務所であなたは何を学んだんですか」
「世の中は情け深い」
「自分を信じなさい」
「更生すれば受け入れてくれる」

タウ・ランが悩んでいる時に、なんて勇気付けられる言葉。

シャオジュと一緒に故郷に帰ると、すでに家は取り壊されていた。それでも必死で両親の移転先を探すシャオジュは素晴らしかった。まだ家に帰るのをためらっているタウ・ランを、ぐいぐい引っ張っていく。

やっと両親の移転先を見つけても、タウ・ランはなかなか家には入れなかった。ここでもシャオジュが助けてくれる。両親に言う。

「ゼロからのスタートになります。力になってあげてください」

17年の重み。タウ・ランはなかなか家族にとけ込めない。タウ・ランは母親の娘で、殺してしまったのが父親の娘。そう簡単にはいかない。またシャオジュがいろいろ助け舟を出す。

最後はほっとした。

「たった5元のために」。でも、たった5元だからこそタウ・ランは譲れなかったんだと思った。
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クローサー 夕陽天使

2002年 中国(香港)=アメリカ映画
監 督 コーリー・ユン
出 演 スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク、ソン・スンホン、マイケル・ワイ
あらすじ チョウ兄弟の運営するアジア最大のコンピュータネットが、コンピュータウイルスに侵された。しかしそのトラブルも“電脳天使”と名乗る者によってウイルスは駆除される。電脳天使、リン(スー・チー)は、社長のチョウを訪ねて社長室に入るや、社長を暗殺する。リンは、妹のクワン(ヴイッキー・チャオ)が駆使するコンピュータの誘導で見事に脱出する。殺害現場で、刑事課に配属されたばかりの新人女性刑事コン(カレン・モク)は、アシスタントのシウマ(マイケル・ワイ)を従えて独自の捜査を始めた。
感 想 スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モクという美女3人の競演。

スー・チーが演じたのが電脳天使を名乗るリン。リンは、チョウ社長を見事暗殺した後、厳重な警備をかいくぐってビルを脱出。それも、父親が開発した、人工衛星を利用したワールドパノラマシステムのおかげ。 close to you のメロディーが流れる中を、両手に銃を持ち次々に警備の人の足を撃っていくシーンがかっこいい!

そのワールドパノラマシステムを駆使していたのが、リンの妹クワン(ヴィッキー・チャオ)。ヴィッキー・チャオは、少林サッカーではブスメイクをして登場していたけれど、今回は美しくてかっこいい! リンとクワンの姉妹は両親を殺され、それからはリンが殺し屋になっていた。クワンは「いつまでも助手ではいや」と言うが、

あなたには普通に生きてほしいの。
男に守られる生活なんてイヤ。

リンとクワンを追う女刑事、コンを演じたのが、カレン・モク。リンと手錠で繋がった状態でのアクションシーンがすごかった。

クワンは、コンを気に入って、いろいろ挑発する。コンの誕生日にケーキをプレゼントしたところ、居場所を見つかってしまいカーチェイスになる。香港の狭い路地を猛スピードで走り、急に左折、右折して、追っ手を振りきっていくシーンは迫力があった。それが出来たのも、リンがワールドパノラマシステムを使って誘導していたおかげ。

いろいろあったあと、クワンとコンがチョウ兄弟の会社に乗り込んでいく。日本刀でのアクションがものすごかった。ヴィッキー・チャオの眼が鋭くてかっこいい!!!

CGを使うと、がっかりしてしまうシーンもあったけれど、おもしろくてかっこいい。
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少林サッカー

2001年 香港映画
監 督 チャウ・シンチー
出 演 チャウ・シンチー、ウォン・ヤッフェイ、モー・メイリン、ティン・カイマン、チェン・グォクン、リン・ヅーソォン、ヴィッキー・チャオ、ン・マンタ、パトリック・ツェー、カレン・モク、セシリア・チャン、ヴィンセント・コク
あらすじ かつて"黄金の左足"と呼ばれながら、チームメイトのハン(パトリック・ツェー)の罠で引退を余儀なくされた元サッカー選手のファン(ン・マンタ)。彼はある日、少林拳を信奉している青年シン(チャウ・シンチー)と出逢う。ブロック塀をも崩すその脚力に目を付けたファンは、シンにサッカーチームを作ることを提案。シンは、かつて一緒に少林拳を学んでいた仲間を集め、サッカーチームを作る。そして、ハンが率いるデビルチームが五連覇しているサッカー大会に参加する。
感 想 2002年 第21回香港電影金像奬で、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、優秀若手監督賞、視覚効果賞、音響賞を受賞。

日本でもヒットしそうでうれしい。たくさんお客さんが入っていて、みんな笑っていました。日本でもやっとチャウ・シンチーのおもしろさが受け入れられてうれしい!

ファン(ン・マンタ)はシン(チャウ・シンチー)に出会う。少林拳をやっているシンは、すごい脚力。空き缶を蹴ったら、はるかに空高く飛んでいく。そんな馬鹿な!

シンは少林拳をどうやってみんなに広めるか悩んでいる。ファンと話をしていると、前から女性が歩いてくる。路上にはバナナの皮が。これはお約束のギャグ。少林拳を身に付けていたら、バナナの皮で滑ってもうまくバランスを取って転ばない?

シンはお金がない。清掃の仕事をしている。帰りに立ち寄った饅頭屋さんでムイ(ヴィッキー・チャオ)と出会う。ムイの饅頭の作り方がすごい! そして、何というブスメイク! 「食神」のカレン・モクもすごいメイクだったけれど、それに負けないくらいすごかった。

少林拳をみんなに広めるにはサッカーだと気がつき、ファンとシンはサッカーチームを作ることにする。シンと一緒に昔少林拳を学んでいた仲間達を誘うが、みんな今は普通の生活をしている。何とか説得して、練習開始。
もう、この辺もおもしろすぎるシーンの連続。劇場はみんな爆笑!

カレン・モクとセシリア・チャンはどこで出てくるか楽しみに待っていたら、後半に登場。何てかっこいい!

クライマックスはサッカーの試合のシーン。ちょっとCGの使いすぎ? と思いつつ、すごい迫力で文句なくおもしろい。

チャウ・シンチーは、役作りに一年かけて体を鍛えた。おかげでついに主演男優賞を受賞。

香港映画のおもしろさは、麻薬のよう。見終った直後は頭の中が真っ白になることもある。「少林サッカー」ではCGがたくさん使われていて、おかげでさらにおもしろさがパワーアップした気がする。

香港は不況で大変らしいけれど、この映画はみんなに元気を与えてくれたそうです。こんなせりふも素直に入ってくる。

夢がなくて何の人生だ。
落ち着いて。運命は切り拓くものだ
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カンフー・ハッスル 功夫

2004年 中国・アメリカ映画
監 督 チャウ・シンチー
出 演 チャウ・シンチー、ユン・ワー、ユン・チウ、ブルース・リャン、ドン・ジー・ホワ、チウ・チーリン、シン・ユー、チャン・クォックワン、ラム・シュー、ティン・カイマン、ラム・ジーチョン、ジア・カンシー、フォン・ハックオン、フェン・シャオガン、ホアン・シェンイー
あらすじ 文化大革命前の中国。チンピラのシン(チャウ・シンチー)は、ギャング団「斧頭会」の一員になりたかった。シンと相棒は、貧困地区にある「豚小屋砦」という名のアパートで騒動を起こし、それがきっかけで豚小屋砦の住民と斧頭会の戦いが始まった。
感 想 次々に出てくるカンフーの技がすごい! どういう技なのか全然知らないので、パンフレットを買ってしまった。麺内職人(ドン・ジーホワ)が使っているのが、五郎八卦棍。長い麺棒を自在に操るのがすごい。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズのリー・リンチェイや、フルブラッドの少林寺でのアクションを思い出した。

二人の刺客(フォン・ハックオン、ジア・カンシー)が使うのが古琴波動拳。琴を奏でるとその音が剣になって飛んでくるのが怖い。(ありえねー。)

家主夫婦もすごかった。亭主(ユン・ワー)が使うのは太極拳。動きがすごく柔らかくて、相手の攻撃を見事にかわす。婦人(ユン・チウ)が使うのは、獅子の咆吼。大声を出して相手を吹き飛ばすのがすごい! (これも、ありえねー。)パンフレットによると、ユン・ワーとユン・チウは共に七小福(ジャッキー・チェンとサモハン・キンポーも属していた子どもの京劇チーム)の一員だった。他の人たちもみんなカンフーのプロだった。

チンピラのシンが使うのが如来神掌。掌からの気で相手と闘う。チャウ・シンチーは少年時代からカンフースターになるのが夢だった。その想いがたくさん詰まった映画。

少林サッカーと比べると笑うシーンは少なめだけれど、一番笑ったのがナイフを投げるシーン。続いてヘビのシーンも爆笑!

音楽の使い方がうまいと思った。ヘビのシーンに続いて、家主婦人とシンの追いかけっこも爆笑で、そこで流れるのがチゴイネルワイゼン。

シンは念願かなって斧頭会に入る。シンは、伝説の殺し屋、火雲邪神を助け出しに異人類研究センターに忍び込む。そこで流れるのが、剣の舞。これもぴったり。

すごく「ありえねー。」対決が終わって、最後はきれいな終わり方。そこで流れる女性ボーカルの歌がすごくきれい。
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