| 1995年 | 香港映画 |
| 監 督 | バリー・ウォン |
| 出 演 | チャウ・シンチー、ジジ・リョン、ン・マンタ、 チョイ・カムコン、ダーレン・シャラヴィ |
| あらすじ | 金持ちの息子シン(チャウ・シンチー)は、ヤクザの女に手を出したので命を狙われ、ついに爆弾で吹き飛ばされてしまった。でも、チャン教授のおかげで何にでも変身出来るサイボーグとして復活。 |
| 感 想 |
これはすごく好みが分れそうな映画。バナナの皮を使うの好きだなあ。 シンチーが演じたのが金持ちの息子、シン。シンは大学にヘリコプターで到着。ひどいいたずらをして、チュン(ジジ・リョン)に「やり過ぎだ」と注意される。えっ、この女の子がジジ・リョン!! 大きな眼鏡をかけてて、顔も何か全然感じが違う! ジジ・リョンだと知らなきゃ絶対分からないと思う。 チュンの叔父はチャン教授。何か怪しい研究をしてる。 人体とは非常にもろいものだ。 将来的には 体の大部分が人造器械に取って代わる。 残るのは脳だけだろう。 コンピューターで全ての器官を管理し、 強力な能力を付加することも出来る。 シンは日本のヤクザの女に手を出してしまい、ヤクザから命を狙われる。爆弾で粉々に吹き飛ばされてしまい、唇と脳だけが残った。それをチャン教授らがサイボーグとして復活させる。でも、お金が足りなくて最初は不完全なものだった。顔が四角くなったり、手の長さが違ったり。 シンは日本のヤクザから逃れるために死んだことにし、葬式をする。チュンは大きな眼鏡を外し、涙を流してる。チュンは事あるごとにシンとケンカしてたけど、実は好きだった? 2年後、シンは生物の教師になり学校へ赴任。そこはすごく荒れてて、シンも生徒にめちゃくちゃにいじめられる。せっかく美人になったチュンと再会したのに、無様な姿を見られてしまう。チュンは恋人と一緒に車に乗り、行ってしまった。 シンはもう自殺したいと言う。その時、ついにチャン教授が研究してたチップが完成。シンは、そのチップを組み込んでスーパーマンに。 苦労して家電の通販カタログを全部入力したから お前は何にだって変身出来るぞ。 手がフライ返しになって銃弾をはね返すのがすごい! 今度は手がホースになって生徒たちに水をかける。他にも掃除機に歯磨き粉に(笑)、便器、アイロン、電子レンジ。最強だったのがスーパーのおばちゃん?? これは内輪ネタで、Snakeさんの感想を拝見したらその意味が分かった。 シンとチュンが一緒に大砲の中に入り、発射。パラシュートで降りてくるシーンがすごく楽しそう。全然触れなかったけど、ン・マンタもいつも通りおっかしい。最後のNG集もおもしろかった。 |
| 2003年 | 香港映画 |
| 監 督 | ジョニー・トー、ワイ・カーファイ |
| 出 演 | 金城武、ジジ・リョン、エドマンド・チェン、テリー・クワン |
| あらすじ | バイオリニストのジョン(金城武)と雇われ翻訳家のイブ(ジジ・リョン)は、壁一枚を挟んで建てられたアパートの隣同士に住んでいる。しかし、アパートを出た後、ジョンはいつも右に曲がりイブは左に曲がるので、一度も顔を合わせたことがなかった。ある日、公園で知り合った2人はお互いが運命の人だと気が付いた。 |
| 感 想 |
金城武とジジ・リョンの共演は『君のいた永遠』以来二度目。原作は、台湾ではベストセラーになった絵本、『君のいる場所』 ジミー (小学館)
ああ、久し振りの香港ドタバタラブコメディ! 運命の二人が実はすぐ近くに住んでるのに、なかなかそれに気が付かず会えない、という設定は、多分たくさんドラマや映画になっていると思う。香港映画だと上海ブルースを思い出す。 金城武が演じたのがバイオリニストのジョン。ジジ・リョンは翻訳家のイブ。イブはホラー小説を訳すかたわら、W・シンボルスカの『恋』という詩を訳した。ぜひ出版したいと言うけれど全然相手にされない。『恋』という詩は映画の中で何度も登場。 二人は信じる。 求める気持ちが出会わせたのだと。 信じ合う心は美しい。 でも揺れ動く心はもっと美しい。 ジョンとイブは隣同士の部屋に住んでいるのに、全然顔を合わせたことがなかった。それが、公園の噴水で運命の出会いをする。イブは翻訳した詩の原稿を噴水の中に落としてしまう。それをジョンが噴水の中に入って拾う。ところが、その時ジョンの楽譜をイブが間違えて噴水の中に落としてしまう。それも全部拾い、芝生の上に並べて乾かす。 いろいろ話しているうちに、何と二人は学生時代に同じ公園で出会っていたことを知る。別れる時にジョンが電話番号を書いた紙をイブに渡したのに、イブはそれを電車に置き忘れ、連絡が取れずにいた。でも、二人とも相手の学生番号を覚えていた! いろいろ話しているうちに雨が降ってきて、ラブストーリーと同じようなシーンが。これは真似したのか? 二人は電話番号を書いたメモを交換して別れる。でも、そのメモは雨に濡れて番号がよく読めなくなっていた。 ここまででも、イブのおっちょこちょいな行動に何度も笑ったけれど、ここからがいよいよドタバタラブコメディのスタート。 ジョンもイブも、雨に濡れて番号がよく見えないメモを見ながら、でたらめに番号を押して電話をかける。そして、偶然二人とも同じ食堂につながり、出前を頼む。出前を持ってきた女の子、シャオホン(テリー・クワン)は、ジョンにひとめ惚れ。シャオホンは、次に出前をイブの部屋にも持っていく。そこで、ジョンの探している相手はイブだと気が付く。でも、シャオホンはジョンが好きだから、二人を会わせないようにに邪魔をする。 シャオホンを演じたテリー・クワンがぶっ飛んでておもしろすぎる〜。ちょっと前の香港映画、『恋する天使』や『金玉満堂』のアニタ・ユンを彷彿とさせるお馬鹿さん演技全開!! ジョンもイブも雨に濡れたせいで風邪をこじらせ、病院に入院。そこでイブは、学生時代に強烈な告白をされたことがある医師、フー(エドマンド・チェン)と再会してしまう。フーは、ここで再会したのも運命だと言って、プロポーズする。(爆) 運命の二人がなかなか会えない切なさよりも、出会う邪魔をするシャオホンとフーのおもしろさが強烈に印象に残った。上海ブルースでも、運命の二人の邪魔をする形になった踏み台(サリー・イップ)がめちゃくちゃおもしろかったのを思い出す。 ジョンとイブは一枚の写真に一緒に写るくらい近くにいても、お互いに気が付かない。 幻だ。 お互いが見えない。 最後は、もちろん二人は感動の再会を果たすのだけれど、再会の仕方がすごい!! まさかそんなことをと思ったら、本当にそうなって驚いた。 |
| 2001年 | 中国映画 |
| 監 督 | ユイ・チョン |
| 出 演 |
お父さん ツイ・ジェン お母さん ? お兄さん イクー ジャン・ウー 子役 ヤン・チンウエイ スーティエン ジジ・リョン 子役 フー・チョンシュエ 弟 ティエン シア・ユイ 子役 カオ・ティエンホン 末妹 ミャオ チェン・シー 子役 ナー・コーコー デヴィッド デヴィッド・リー |
| あらすじ | 養父母と共に渡米し、今は若き女性指揮者として期待されているスーティエン(ジジ・リョン)は、20年ぶりに故郷の中国に帰国する。中国の交響楽団とのコンサートの準備をするかたわら、幼い頃に生き別れた兄イクー、弟ティエン、妹ミャオの行方を探す。 |
| 感 想 |
ジジ・リョンは、久しぶり。『君のいた永遠』以来。 スーティエンは、記者会見の席で7歳の時に家族で撮った写真を出す。スーティエンは、生き別れになった兄、弟、妹を探しに来たようなもの。 ヒロインはスーティエンだけれど、この映画の私にとっての主役はお兄さん。現在はタクシーの運転手をしている。スーティエンが帰国したのを真っ先に見かけてタクシーでホテルまで駆けつけたのに、スーティエンは目の前を通り過ぎ他の車に乗ってしまう。スーティエンは、弟ティエン、妹ミャオとは無事に再会できたのに、すぐ近くにいる兄さんとはなかなか会えない。 昔の回想シーンを演じた子役たちが素晴らしい! お父さんは音楽教師で、家族の中にはいつも音楽があった。 人生は思いもかけないことがある。 でも、心に音楽があれば寂しくはない。 妹のミャオがよその家にあったタマゴを見つけ、「食べたい」と言い、それを盗んでしまったお兄さん。お父さんにお尻を叩かれ、冬の戸外に立たされるお兄さん。みんなに「何をやってるんだ」とからかわれて、「武術の練習をしてるんだ」と答えるお兄さん。(笑) そんなお兄さんのために、食事が終ってから饅頭を持っていくスーティエンがいい。 橇に弟と妹を乗せて家の周りを3周もしたお兄さん。 お母さんの病気が悪くなって、お父さんはお母さんを背負い吹雪の中を病院に向かう。その時、お父さんはお兄さんに言う。 イクー。お前は兄貴だ。 みんなを頼んだぞ。 妹、弟たちのためにお話をして寝かしつけるお兄さん。ここから先は、もう書けません。 最後に流れる主題歌の歌詞が素晴らしい! しかし、あの予告編はストーリーを見せ過ぎ。(怒) |
| 1995年 | 香港映画 |
| 監 督 | リー・チーガイ |
| 出 演 | トニー・レオン、アンディ・ホイ、アレックス・トゥ、クリスティ・チョン、ラウ・チンワン、チャン・シウチョン、ジジ・リョン、アイリーン・タン |
| あらすじ | 町医者のラウ(トニー・レオン)のところに、研修医のソー(アンディ・ホイ)と医者を目指しているお嬢様、メー(ジジ・リョン)がやって来て、一緒に貧しい人たちを診療し成長していく。 |
| 感 想 |
ジジ・リョンのデビュー作。お嬢様役がぴったり。やっぱり背が高い。トニー・レオンがわざわざつま先立ちしてジジ・リョンと話すのがおっかしい。原作はDr.クマヒゲ。 香港映画は会話が漫才だとあらためて思った。テーマは重いのに笑うシーンがいっぱい。お笑い担当はちょっと怪しいチウ刑事を演じたラウ・チンワン。いつも帽子を被ってる。なぜかというと、 眉毛を隠すためだ。 いつも眉毛で俺だとバレる。(爆) チウ刑事は娼婦のメイ(アイリーン・タン)に恋してる。 彼女は英語もフランス語も話せる。 本土出身で身寄りはない。 学校に行けず知識はすべて独学だ。 こいつは 泳ぎも運転もダメで ATMも使えない。(笑) 大学病院の医師ゾウ(アレックス・トウ)と町医者のラウ(トニー・レオン)は研修医時代に同期だった。でも、あることがあってラウは退学して他の国で医師免許をとった。ゾウとラウは10年ぶりに再会。ゾウはラウが退学したことにまだ負い目を感じていた。 ラウは患者をちょっと診ただけですぐにどこが悪いのか分かる。ラウはゾウに何度か手術の方法をアドバイス。ゾウの恋人ジェミー(クリスティ・チョン)は言う。 彼を妬んでいると認めれば 楽になる。 ラウの診療所で研修医のソー(アンディ・ホイ)が成長していくというと、赤ひげ診療譚 (山本周五郎)のよう。 ソーは骨肉腫の患者に手術をするかどうかで悩む。もう余命いくばくもなくて、延命しても苦しいだけかもしれない。ラウは言う。 情のかけらもない医者なんていない。 その後のシーンがせっかくいろいろ考えさせられるところなのに、そこにまでしっかりオチをつけてしまう。(笑) さすが香港映画。題材は重たいのに後を引かない。 |
| 2005年 | 日本映画 |
| 監 督 | 鈴木清順 |
| 出 演 | チャン・ツィイー、オダギリジョー、薬師丸ひろ子、高橋元太郎、山本太郎、篠井英介、市川美和子、パパイヤ鈴木、由紀さおり、美空ひばり(デジタル出演)、平幹二朗 |
| あらすじ | がらさ城主の安土桃山(平幹二朗)は、息子の雨千代(オダギリジョー)の命を狙っていた。雨千代は、唐の国から狸御殿に招かれた狸姫(チャン・ツィイー)と出会い恋に落ちた。 |
| 感 想 |
ストーリーは一応あるけど、これは歌や踊りを楽しむ映画だと思った。次に何が飛び出すか全然予測出来なくておもしろかった。 チャン・ツィイーは日本語の台詞もあったけど、ほとんど北京語。短歌を北京語で歌うのがすごくきれい。それにオダギリジョーは日本語で歌って答える。北京語と日本語で会話するのは最初はちょっと違和感があったけど、すぐに気にならなくなった。 チャン・ツィイーは着物もすごく似合ってた。こんな見たこともない衣装でオダギリジョーと二人でタップを踊るシーンが印象的。二人がキスしようとすると必ず邪魔が入ってしまう。 次々におもしろい音楽が。平幹二朗と由紀さおりが何とラップを! 薬師丸ひろ子(懐かしい!)が歌うシーンも結構多かった。他には、パパイヤ鈴木に東京スカパラダイスオーケストラ(かっこよかった)。高橋元太郎って何か聞いたことがあると思ったら、やっぱり「うっかり八兵衛」の人だった。 サントラ盤も発売中。 美空ひばりさんは黄金色に光り輝いて登場。 愛の力で悲しみは喜びに 変わりました。 |
| 2005年 | アメリカ映画 |
| 監 督 | ロブ・マーシャル |
| 出 演 | チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、コン・リー |
| あらすじ | 貧しさゆえに置屋に売られたひとりの少女(大後寿々花)は、橋の上で会長(渡辺謙)と運命の出会いをする。「もう一度、あの人に会いたい」 儚い希望を胸に、少女は花街一の芸者、さゆり(チャン・ツィイー)となる。 (ちらしより) |
| 感 想 |
映像がすごくきれい。芸者たちの女の戦いがすごかった。 大後寿々花ちゃん、初めて見た。離れ離れになったお姉さんを捜す姿は胸を撃たれた。 姉さんなんか忘れるんだ。 今日からこの家の人間が家族さ。 「チャン・ツィイーはまだかなあ」と思ってた頃に、CMでも良く流れてる、あの橋のシーンに。 今度転んでもベソをかかないこと。 そして、チャン・ツィイーの登場。さゆりは豆葉(ミシェル・ヨー)に芸者として育てられる。これも良くCMで流れてる、扇子をくるくる回しながら踊るシーンがすごくきれい。そして、水揚げの前にみんなの前で踊るシーンが圧巻。 豆葉、さゆりのライバルが、初桃(コン・リー)、おカボ(工藤夕貴)。女の戦いが始まった。 ここからちょっとネタバレ 1.さゆりと初桃 予告編で見たときから、この二人の対決は楽しみにしていた。すごかった。さゆり(子どもの頃は千代)は、最初から初桃にはいろいろ嫌がらせを受けてた。さゆりが半玉になってから、本格的に口での戦いがスタート。二人とも口では全然負けてなかったけど、演技の迫力ではコン・リーが圧倒してたような。最後、火をつける姿は紅夢や菊豆を思い出させるくらい怖かった。 明日は我が身。 あれが私の未来なのか。 2.さゆりとおカボ さゆりとおカボは仲が良かったのに、さゆりは豆葉の妹分になり、おカボは初桃の妹分になったので、親しく口をきけなくなった。いろいろあったあと、おカボがさゆりにしたことはショックだった。 どう? 奪われる辛さが分かった? チャン・ツィイーが演じるヒロインは、いっつも真っ直ぐな気がする。 ご存知でした? 橋でお会いしてから 私の歩んできた道のりは あなたに近づくためでした。 |
| 2004年 | 香港映画 |
| 監 督 | ジングル・マ |
| 出 演 | ミシェル・ヨー、リッチー・レン、ルーク・ゴス、マイケル・ジェイ・ホワイト、岩城滉一 |
| あらすじ | CINEMA TOPICS ONLINE |
| 感 想 |
よくありそうなストーリーだけど、何も考えずに楽しめる。最後はスカッとする。 いきなり、トラックの屋根の上でのアクションからすごい! ミシェル・ヨーはまだ全然衰えてない! 何よ。 もう降参しちゃうの? 今のは準備運動。 これからが本番よ。 シルバーホーク(実はセレブなお嬢様、ルル・ウォン)は、飛行機の中でリッチマン警視(リッチー・レン)と出会う。リッチマン警視はシルバーホーク(ミシェル・ヨー)を逮捕するという特別な任務でポラリスシティにやって来た。シルバーホークの正体がルルで、そのルルとリッチマンは子どもの頃に少林寺で一緒に修行した仲だったことをリッチマン警視はまだ知らない。 彼女の悪ふざけのせいで 警察は混乱に陥っています。 私が捕まえて裁きを受けさせる。 あごの下に手をやって、すごくキザなポーズ。(笑) リッチマン警視はルルに「電話番号を教えて」と言い、ルルに携帯電話を預ける。ルルは嘘の番号を教えて携帯電話に盗聴器を仕掛けた。(笑) ルルが家に戻ると、「あ、おばさんが帰ってきた」 急いで服装を整える。ルルは、おばさんからホ教授を紹介される。 後は若い二人で。 って、若いかな? (笑) ホ教授は人工知能を研究してる。趣味は読書と研究。ルルとは全然趣味が合わない。(笑) ルルは国立銀行で強盗があったことを盗聴してる電話で知る。ホ教授はほったらかしにして、仮面を付けバイクに乗って犯人を倒しにいく。すごく楽しそう! 警察が現場に到着する前に、シルバーホークは犯人を全員やっつけてしまう。リッチマン警視の面子は丸つぶれ。(笑) シルバーホークは帰り道でうずくまっている女性を助けようとする。それは女装したリッチマン警視だった。(爆) 手錠をかけられて、 捕まえたぞ! みんな出て来い。 こんなに簡単に引っ掛かるなんて 驚いたな。 でも、シルバーホークはあっさり手錠をはずし、ちょっとコミカルなアクションシーンに。リッチー・レンは女装が結構似合ってておもしろい! リッチマン警視の必殺技はピキピキバリバリの術って、子どもの頃から全然成長してない。(笑) リッチマン警視は手錠をかけられ、シルバーホークは去って行く。 おい! サヨナラもなしか? 時々挿入される子どもの頃のシーンがいい。ルーもリッチマンもかわいい。 リッチマン警視はやっとルルのことを思い出した。 妹のルーだろ? やっと思い出した? すごいな。会いたかったぞ! でも、まだルルがシルバーホークだとは気付いてない。(遅) ホ教授がアレクサンダー・ウルフの一味にさらわれた。リッチマン警視はホ教授の助手のキットと協力して(あまり仲は良くない。キットはシルバーホークファンクラブの会長だから)捜査する。アレクサンダー・ウルフはホ教授の人工知能とシライシ会社の携帯電話を使って世界征服をたくらんでいた。 シルバーホークは一人でアレクサンダー・ウルフのアジトに乗り込んで行く。 君を倒すために凝った舞台を用意した。 シルバーホークは怪我をし、何とか逃げるけど気を失ってしまう。 ここはどこ? 自分を無敵だとでも? 一人で世界を救う気か? リッチマン警視はルルがシルバーホークだということにようやく気が付いていた。でも、仮面をはずさなかったのがさすが。 法と秩序が大事なリッチマンと、自分流で戦うシルバーホーク。子どもの頃から全然変わらない二人が協力して、アレクサンダー・ウルフたちと戦うラストはすごかった! |
| 2002年 | 中国、香港、台湾映画 |
| 監 督 | ピーター・パウ |
| 出 演 | ミシェル・ヨー、ベン・チャップリン、リチャード・ロクスバーグ、ブランドン・チャン、マーガレット・ワン、ウィンストン・チャオ、ラン・シャン |
| あらすじ | goo 映画 、 公式サイト |
| 感 想 |
これもこっちでは公開されなかった映画。やっとレンタルで発見。 これは中国版インディージョーンズだと思った。何も考えずに楽しめるアドベンチャー映画。 最初のサーカスのシーンから、イン(ミシェル・ヨー)の上品な美しさに見とれてしまった。次々に繰り出す蹴りのすごさも、もちろん健在。 元カレのエリック(ベン・チャップリン)が何か頼りなくて馬鹿なことをして、インがいろいろ困らされるのは皇家戦士の時と同じだ。(笑) 勝手に敦煌の心臓と巻物を持って敦煌に向かった弟のトン(ブランドン・チャン)とガールフレンドのリン(マーガレット・ワン)。それをインとエリックはポンコツ車で追う。ところが、ポンコツ車が砂漠の真ん中で止まってしまうのがおもしろすぎ〜。 いよいよ、秘宝をめぐってカール(リチャード・ロクスバーグ)たちとの最後の戦い。秘宝の隠し場所にはいろいろ仕掛けがあってすごくおもしろい! でも、テレビの小さな画面で見たからいかにもCGを使ってるという感じになって、惜しい。 |
| 1993年 | 香港映画 |
| 監 督 | チン・シウトン、ジョニー・トー |
| 出 演 | アニタ・ムイ、ミッシェール・キング、マギー・チャン、アンソニー・ウォン、チン・プイ、ヤン・サイクー |
| あらすじ | 近未来の香港。三ヶ月の間に18人の赤ちゃんが誘拐される事件が発生する。地下の魔宮で清朝復活を目指す悪の大王(ヤン・サイクー)のしわざだった。 |
| 感 想 |
ジャッキー・チェンの映画でも大活躍の三大女優、アニタ・ムイ、ミシェール・キング(ミシェール・ヨー)、マギー・チャンの共演。ずっと見たいと思っていたが、どこのレンタル屋さんにもなくてあきらめていた。中古のビデオを奇跡的に発見。 意外に暗いトーンの映画。どろどろしていて、ちょっと受け付けない人もいると思う。例えば、主演の女優たちが殴られたりして口から血を吐く。悪の大王の手下(アンソニー・ウォン)がギロチンのような道具で人質の首をちょん切る。 赤ちゃん誘拐事件の犯人が、「次は刑事部長の赤ちゃんを誘拐する」と予告。病院は厳重に警備している。それなのに新生児室で眠っている二人の赤ちゃんが宙に浮かんでいく。犯人は透明人間だった! そこに現われるのがワンダーウーマン(アニタ・ムイ)。バッドマンのように黒いアイマスクをしている。マントを翻して電線の上を走ってくるシーンがかっこいい。犯人との格闘の末、赤ちゃん一人は助けたが一人は誘拐されてしまう。 ワンダーウーマンの正体は、トントン。いつもはロー刑事の奥さん。その後、ロー刑事が大けがをしてしまい、それを気遣う姿は女らしい。 透明人間の正体は、サン(ミシェール・キング)。悪の大王(ヤン・サイクー)の手下になっていた。サンの夫は、羽織ると透明人間になる衣を研究していて、悪の大王はそれを手に入れようと狙っていた。 マギー・チャンが演じたのが、賞金稼ぎのチャット。オートバイに乗って黒いサングラスをかけて登場。化学工場に立て籠もっている凶悪犯三人を、見事に倒していく。やっぱり明るくておもしろい! アクションの最中に武器のナイフが壁に刺さってしまい、「タイム!」と言うシーンに爆笑。 トントン、サン、チャットの三人には因縁があった。 トントンとサン(子どもの頃の名はチンチン)は、幼い頃に一緒に厳しい訓練を受けていた。チンチンはそれに付いて行けずに帰されてしまう。その想い出を今でも二人は夢に見る。 チンチンは、その後悪の大王のところに行ったんだと思う。そこでチャットと一緒に悪の訓練を受けていた。チャットは今から十年前にそこを脱走していた。 サンを何とか悪から抜け出させようとするトントンとチャットの姿がいい。私は殺人鬼だからもうだめだ、とあきらめているサンを何度も説得する。最後の決め手がこのせりふ。 過去のことより大切なのは今よ。 三人で悪の大王を倒しに行くシーンがすごい! アニタ・ムイの剣さばきが素晴らしい。「酔拳2」で見たアクションのうまさは本物だった。ミシェール・キングのアクションはほとんど男と変らない。マギー・チャンもショットガンとナイフのブーメランを武器に頑張る。 最後に三人でマントを翻して歩いていくシーンがかっこいい。 |
| 1986年 | 香港映画 |
| 監 督 | デビッド・チャン |
| 出 演 | ミシェール・キング、真田広之、マイケル・ウォン、仁和令子 |
| あらすじ | 香港警察のミシェール刑事(ミシェール・キング)、元警官のヤマモト(真田広之)と航空警察のマイケル(マイケル・ウォン)は、飛行機の中でハイジャックに遭遇。3人で協力して犯人を仕留めた。 |
| 感 想 |
ストーリーはシンプルにして、アクションのすごさで勝負。ポリスストーリー3やグリーン・デステニィーでも大活躍のミシェール・キングのアクションが冒頭から全開ですごい! 回し蹴りがかっこいい。ハイジャック犯と戦うときは消化器で頭を殴ったりしてる。真田広之がアクションスターだったなんて、すっかり忘れていた。 ハイジャック犯を仕留めた3人は、他の仲間から命を狙われる。ヤマモトの妻と幼い娘が殺されるシーンはひどい!! ヤマモトとミシェールは車で犯人を追い、すごいカーアクション。ヤマモトが穴に落ちてしまい、犯人にブルドーザーを使って土砂で埋められるシーンにびっくり。ミシェールが手で掘って何とか助け出す。 ヤマモトは警察に保護されていたけれど、復讐のために抜け出す。 マイケルはミシェールにひと目ぼれしていた。自分も命を狙われているのに、状況を全然把握してない。ミシェールに花束を何度も贈ったり、犯人がもうすぐやって来そうなディスコでミシェールを口説いたり。でも、全然相手にされないのがおもしろい。 謝罪のバラだ。ごめんよ。 遊んでるヒマはないの。 そのディスコで、いきなり犯人がマシンガンを連射して、すごい銃撃戦に。 犯人の4人組は戦場で生きのびた仲間たち。 生きるも死ぬも一緒だ。 最後に残った犯人に、マイケルは殺されてしまう。ミシェールは、記者会見で「犯人を殺してやる」と言う。 英雄や龍城恋歌を見た後だと、「復讐をしてはいけない」、「憎しみの連鎖は止めなければいけない」と思ったのに、ミシェールを応援してしまうのは仕方ないことか。 最後の対決がすごい迫力! ミシェールは変な装甲車で乗り込んでいく。爆発の連続の中を、ミシェールとヤマモトがトロッコに乗って逃げるシーンがすごい。 |
| 2000年 | アメリカ、中国映画 |
| 監 督 | アン・リー |
| 出 演 | チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイー、チャン・チェン、ラン・シャン、チェン・ペイペイ |
| あらすじ |
19世紀初頭の中国大陸。400年前に作られたという伝説の秘剣(グリーン・デスティニー)をめぐる壮絶な戦い。 武術の英雄リー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)とその女弟子ユー・シューリン(ミシェル・ヨー)、かたやひそかにグリーン・デスティニーを狙う貴族の娘イェン(チャン・ツィイー)と盗賊団の頭ロー(チャン・チェン)という2組の恋人たちを中心に描く。 |
| 感 想 |
チャン・ツィイーがいい。「初恋の来た道」でも印象的だった真っ直ぐな目。チョウ・ユンファやミシェル・ヨーを向こうに回して大暴れ。それもそのはず、彼女は11歳のときに北京舞踏大学付属中学に合格、全国青年ダンスコンテストで優勝。アクションができるのも納得。 チャン・ツィイーが演じるのが貴族の娘のイェン。 「私は小説の英雄のようになりたいわ」 「愛する人を自分で選ぶ、それが本当の幸せよ」 結婚相手は決まっていたが、そこへ以前に出会っていたローが現れて……。 チョウ・ユンファは貫禄があった。演じるのが武術の英雄リー・ムーバイ。伝説の剣グリーンデスティニーをティエ氏に献上し、これからは静かに生きていくはずが……。 ミシェル・ヨーが演じるのが、リー・ムーバイに惹かれるシューリン。いろいろな剣を手に、イェンとの対決シーンがすごかったです。壁を駆け上ったり、空を飛んだり、これが本場のワイヤーアクション。 イェンとローの関係は直接的。 「いつか結婚しよう」 「来なければ私が追うわよ。地の果てまで追うわよ」 リー・ムーバイとシューリンは、互いに想いを相手に伝えられなかった。 「お前と生きたい。こんな風に静寂と安らぎの中で」 でも、どちらも相手に対する想いが真っ直ぐということでは同じだった。 一番印象に残ったセリフは、 「どんな道を歩もうとも自分の心に正直に」 |
| 2002年 | 中国映画 |
| 監 督 | チャン・イーモー |
| 出 演 | ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー、ドニー・イエン、チェン・ダオミン |
| あらすじ | 無名(ジェット・リー)は、趙国の三代刺客を討ち取り、秦王(チェン・ダオミン)への謁見を許された。 |
| 感 想 |
ワイヤーアクションが美しい。 無名は、どうやって趙国の三代刺客を倒したかを秦王に説明する。一人目は長空(ドニー・イェン)。ドニー・イェンはあの独特な目つきがやっぱりいい。長空は槍の名手。アクション中に槍がしなるのが美しい。長空と無名の対決で流れている琴の音楽がいい。 無名は、残る2人の刺客、残剣(トニー・レオン)と飛雪(マギー・チャン)をどうやって倒したかを説明する。残剣と飛雪は恋人同士だった。それを利用したという。 残剣と飛雪は偽名を使って趙国の書の塾にいた。そこに無名は残剣を尋ねてやってくる。その時、秦軍が弓矢で塾を攻撃してくる。雨霰のように降ってくる矢がすごい迫力。残剣は無名に「『剣』という文字を書いてくれ」と頼まれて、どの書体で書くか考えていた。(趙国には書体が19種類もある。)塾の中に矢がたくさん降ってきているのに、書の先生は矢を恐れず練習を続けるのがすごい。無名と飛雪は、剣を使って矢が塾の中に飛んでいくのを防ぐ。(そんな馬鹿な。) 残剣は、侍女の如月(チャン・ツィイー)と一夜の過ちを犯した。それに嫉妬した飛雪が残剣を殺した。長空は無名に殺された時に、「飛雪がこの敵を取ってくれる」と言い残していた。それで飛雪は無名との対決に向かう。その途中で、如月が師匠の残剣の敵を討ちに来る。 黄色い銀杏の葉が舞う中で、飛雪と如月が対決するシーンが美しい。チャン・ツィイーは、グリーン・デステニィーでも見せたやんちゃな感じがいい。マギー・チャンは、目の決め方がうまいと思った。飛雪は如月を倒した後で、秦軍が見ている前で無名と対決。飛雪は動揺していたので、簡単に無名に倒された。 秦王は、「私を見くびるな。お前は嘘をついている!」と見抜く。 そして語られる全然違う物語... 無名と残剣の対決シーンも美しい。パンフレットによると、撮影現場の湖が鏡面状になるのは正午前の二時間しかなくて、このシーンを撮り終えるのに20日間もかかった。 書道の道は剣に通じる。残剣が書から得た境地が素晴らしい。でも、それを実践するのは大変だった。国を統一するのは大変。秦王は、苦悩しているように描かれていた。 そんなに派手じゃないけれど、見終わった後静かな感動が広がっていった。 |
| 2000年 | イギリス映画 |
| 監 督 | スティーヴン・ダルドリー |
| 出 演 | ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲアリー・ルイス、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー |
| あらすじ | ビリー・エリオット(ジェイミー・ベル)は、通っていたボクシング教室の片隅にバレエ教室が出張してきたのを見て、バレエに興味を持つ。バレエ教室のウィルキンソン夫人は、ビリーには素質があると見てロイヤルバレエスクールのオーディションを受けるように勧めるが、父親や兄は猛反対。 |
| 感 想 |
ビリーは、バレエの練習を始める。コーチのウィルキンソン夫人は、ビリーの素質を見抜いて、最初から本気で教えていてすごかった。なかなかうまく出来なかったターンを初めて成功するシーンがいい。ビリーも本気になったと思った。 でも、父親は怒る。ボクシングの練習に使っていると思っていた50ペンスのお金をバレエに使っていたなんて! なぜ男がバレエをするのはおかしいんだろう。でも、確かに私もそういうイメージがあった。 ビリーを演じたジェイミー・ベルは6歳からダンスを始めたそうです。でも、学校では「ダンスは女がやること」と言われ、「サッカーの練習に出てから、内緒でダンス教室に通っていた」 ビリーは父親に反対されて良かったと思う。私はあまり家族に反対された経験がないのでうらやましかった。反対されたら、どうやって説得するか? 「一番良いのはバレエを踊ってみせることなのに」と、少しもどかしく思っていたら、その通りになった。父親の前でビリーがバレエを踊るシーンが本当に良かった! ビリーが本気だと分かって父親の顔色が変わるのがすごい。ああ、でもオーディションを受けるにはお金が必要。なのに、父と兄は、自分達の働く炭鉱を守るためにストライキを決行中。どうする? 亡くなったお母さんから、18歳のビリー宛の手紙もすごく良かった。 父親のせりふが印象的。 ビリーには未来がある。 |
| 2006年 | 日本映画 |
| 監 督 | 李相日 |
| 出 演 | 松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代(南海キャンディーズ・しずちゃん)、 池津祥子、 徳永えり、三宅弘城、 寺島進、 志賀勝、高橋克実、岸部一徳、富司純子 |
| あらすじ | 公式サイト |
| 感 想 |
北海道にも炭鉱がたくさんあった。炭鉱事故や閉山のニュースをたくさん見てきたので他人事ではなかった。いわき市の常磐ハワイアンセンター(現在はスパリゾートハワイアンズ)は成功したみたいだけれど、石炭の歴史村、映画祭などをやった夕張市はもうすぐ財政再建団体になってしまう。 昭和40年。エネルギーは石炭から石油へ。炭鉱はこのままではいけない。そこで、温泉を利用して北国をハワイに変えようというプロジェクトが発表される。でも、それまでずっと炭鉱で働くのが当たり前だった人たちは、そんなの受け入れられない。 ハワイで山つぶすのか。 ハワイアンダンサー募集の説明会で、最後まで残ったのはたった3人。そこへ、 うちの娘。会社のお役に立てればと。 しずちゃん、でかい。(笑) 東京からフラダンスを教えるためにやって来た、平山まどか先生(松雪泰子)。4人の生徒、紀美子(蒼井優)、早苗(徳永えり)、小百合(しずちゃん)、初子(池津祥子)は、みんなフラダンスは素人。平山先生はあきれてる。 おれら出来ねえから先生呼んだんだ。 やなら無理にやらなくてもいいんじゃない。 お互いにね。 紀美子はフラを習ってることがお母さん(富司純子)にばれてしまい、すごい言い合いに。 あやまることなんか何もねえ。 ダンスの何がいけないんだ。 二人とも気が強いから、すごい迫力! 紀美子は家を飛び出してしまう。 紀美子の兄(豊川悦司)は、酒場で平山先生に言う。 下手な夢見せないでくれ。 紀美子がダンサーになるのは反対だけど、心配。 紀美子のことを頼む。たった一人の妹だ。 紀美子も平山先生も気が強くて似てるから、やっぱり言い合いになるのがおもしろい。 炭鉱だっていつダメになるか分からねえ。 先生の踊り見たら思った。 もしかしたら変われるかもしれねえ。 「口答えをしない」、「辛くても泣かない」という条件で、平山先生はフラを教えてくれることに。 4人のフラが少し形になってきて、初めてのトゥシューズ。みんなうれしそう。しずちゃん、足がでかいから入らない。(笑) みんなで記念写真を撮るシーンがいい。 早苗、誘ってくれてありがとう。 平山先生には事情があった。 太陽みたいなスポット浴びて、 自分は特別だと思ってたのに。 笑っちゃうよね。 こんなとこで何してるんだろう。 早苗のお父さんは会社から首を切られて、一家は夕張に行くことに。 ちょっとの間だけどいい夢見さしてもらった。 おれはそれで十分だ。 いつも妹たちの面倒を見てた早苗。夕張に行ってどうなったか心配。 早苗がいなくなって、紀美子は心ここにあらず。 どんなに辛くても舞台では 笑ってなくちゃいけないの。 宣伝キャラバンツアーで初めてフラを踊るフラガールたち。全然うまくいかなくて、客とケンカするのがおもしろすぎ〜。平山先生まで客に座布団を投げ返してどうするの。(笑) 最初はあまりやる気のなかった平山先生が、だんだん本気になってきた。怒ってバスを降りるシーンがすごい迫力! ここからネタバレ。 しずちゃんのあのシーンはちょっとやり過ぎかな〜と思いつつ。 早苗から贈られてきた小包を紀美子のところへ持っていく、お母さん。初めて娘の踊るフラを見るシーンがすごくいい。妹が本気なのが分かり、黙って小包を置いていく。ああ、リトル・ダンサーで初めてお父さんが息子の踊るのを見たシーンと同じだ。 ハワイアンセンターの椰子の木を枯らさないために炭住を回ってストーブを集めるお母さん。 おらにはもう無理だけど、 あの子なら。 やっと炭鉱で働く人たちもハワイアンセンターを認めてくれた。 駅のシーンはやっぱり完璧。フラは手話。愛していると言ってくれやビヨンド・サイレンスなどもそうだったけど、手話は離れていても伝わるのがいいなあ。 ばっかじゃないの。 でれすけ。 先生もでれすけだべ。 そして、ついにハワイアンセンターが開園。小百合のお父さんも紀美子のお母さんも見てる。早苗のくれた赤い花の髪飾りを付けて、紀美子は踊る。 |
| 1998年 | 日本映画 |
| 監 督 | 磯村一路 |
| 出 演 | 田中麗奈、真野きりな、清水真美、葵若菜、久積絵夢、松尾政寿、白竜、森山良子、中島朋子 |
| あらすじ | 高校に入学した悦ネエ(田中麗奈)は、ボートをどうしてもやりたくて女子ボート部を作ってしまう。やっとメンバーが5人揃って練習開始。でも、新人戦では惨敗。このままでは終われないと思っている時に、新しくコーチの晶子(中島朋子)がやって来た。 |
| 感 想 |
この映画の主題歌はリーチェの『Ogiyodiora』。FMで何度か聞いて気に入って、中古のCDを買ってた。その時は主題歌に使われてるとは知らなかった。 リーチェwithペンギンズのインタビュー 悦ネエは女子ボート部を作った。やっと部員が5人揃ったけど、みんな運動部は初めて。力がなくて自分達が漕ぐボートを運ぶことも出来なかった。引退した先輩の男子部員が指導に来たけど、大変そう。 自分が漕ぐよりしんどいわ。 最初から脱力してしまうシーンの連続でおもしろい。例えば、ボートで海上に出てから「トイレに行きたい」って言ったり。(爆) 新人戦の時に、オールを持って歩いてたら一人が滑って転んでしまったり。(笑) 試合前からえらいこっちゃ。 新人戦ではドベだった。 このままではやめられんね。 やる気のないコーチ、晶子がやって来た。本当にやる気がなくて、最初は中島朋子に見えなかった。コーチは練習メニューを渡す。腕立て、腹筋、ランニングなど、すごくハード。コーチは見てるだけで何も言わない。何も言わないのはまず体力を付けなきゃしょうがないから? 自分らの艇ぐらい運ばんと オールを持つ資格なんかないよ。 手かけて。せーの。 信じれん。上がった、上がった。 喜んでる場合か。海まで運ぶんよ。 って、おもしろすぎ〜。 やる気のないコーチに「ちゃんと指導して下さい」という悦ネエの目がすごくきれい。田中麗奈さんはこれがデビュー作。コーチは少しやる気になった? 悦ネエは、トレーニングのし過ぎで腰を痛めてしまった。医者からは運動を禁止され、もう諦めかけてたけど、コーチのおかげで復活! 私、ボートがないと何もないんです。 ほれ、次の球が来るよ。 目隠しをしてオールを漕ぐ練習をするシーンが印象的。 水は生きとる。 水に助けてもらう。 ケンカしたらいかん。 ケンカしたら水はコンクリートになる。 そして、悦ネエたちは二回目の新人戦に出場。コーチはやっと褒めてくれた。 今日のあんたら好きよ。 オールを漕ぐシーンがスローモーションになって、感動的。リーチェの歌う主題歌が流れる。 ラストスパートでは、コックスと一緒になってコーチも叫んでる!! やっとみんなが一つになった。 |
| 1996年 | 日本映画 |
| 監 督 | 篠原哲雄 |
| 出 演 | 山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見唇吾、ダンカン、中村久美 |
| あらすじ | 花火(山崎まさよし)の家に、花火のファンで創作ダンスが好きな少女、ヒバナ(真田麻垂美)がやって来た。 |
| 感 想 |
キャベツや芝生の緑がすごくきれい。ハーモニカやアコーディオン、ギターの音がいい。 ヒバナは、どこにでもいる繊細な女の子。 いっつもね、花火の歌聴く時 空見て聞くんだ。 なんか一緒にいるみたいでドキドキするの。 花火ってさみしがりやなんだね。 いつか花火の曲で踊りたいと思ってたんだ。 音の鳴らないオルガンって花火みたい。早く新しい曲が聴きたいよ。 「ワンモアタイム ワンモアチャンス」は大好きな曲。曲作りの過程が見られて良かった。 はつ恋の「シェーッ」といい、篠原監督は伏線の張り方が見事だと思った。 「ワンモアタイム ワンモアチャンス」の弾き語りシーンが素晴らしい。花火とヒバナの物語を見た後だと詩が真っ直ぐに伝わってきた。 |
| 1999年 | 日本映画 |
| 監 督 | 篠原哲雄 |
| 出 演 | 田中麗奈、原田美枝子、平田満、仁科克基、佐藤允 、真田広之 |
| あらすじ | 会田聡夏(田中麗奈)、17歳の春休み。母・志津枝(原田美枝子)が突然入院してしまう。検査の結果が思わしくないとわかった次の日、聡夏は志津枝が大切にしていた古いオルゴールの話を聞く。「どうしてもその曲が聞きたいのに、いくら探してもオルゴールの鍵が見つからないの」 志津枝に内緒でオルゴールのネジをドライバーでひとつひとつ外していく聡夏。中から差し出されなかった手紙と、一枚の写真が出てきた。 |
| 感 想 | お母さんのオルゴールから出て来た、藤木さん宛の差し出されなかった手紙。 私たちはこのまま終わりになってしまうのでしょうか。 あの願い桜の下でもう一度会ってください。 24年前の封印された想い出。 娘の聡夏は、何とか二人を会わせたいと思う。 やっと見つけた藤木さん(真田広之)は、汚くて怪しかった。再会する時のためにジョギングなどをやらせるシーンがおもしろい。シェーッにびっくり。 後半は一転して静かで、いいシーンがいっぱい。劇場で観たかった。 お父さん(平田満)がオルゴールを修理してくれて、そこから流れるメロディーがすごくきれい。 以下はねたばれです。 あの時の桜はもうない。 お母さんは、あの手紙を出さなかった。選んだことはもう後悔してもしかたない。それよりも、今のことを大切に。と、言いたかったのでしょうか。 |
| 2002年 | 日本映画 |
| 監 督 | 冨樫森 |
| 出 演 | 久野雅弘、櫻谷由貴花、佐藤翔一、栗原卓也、斉藤歩 、飯島順子、小牧芽美、森毅、伊吹友木子、岡本奈月、山下真悠、今中恵理奈、土井玲奈、川上翔太、花田康次郎、麻田優真、中川雄哉、三田篤子、河合美智子、國村隼 |
| あらすじ | セイ(久野雅弘)は、大阪郊外に住む小学6年生。授業中、おしるを出してしまう。その日以来、セイは授業に身が入らない。ある日、京都の祖父母の家に遊びに行ったセイは、お使いに行った老舗の漬物屋でナオちゃん(櫻谷由貴花)と呼ばれる少女に出逢い、ひと目ぼれする。漬物屋のオバちゃんからナオちゃんの居場所を聞き出したセイは、彼女の父が営む喫茶店『サガン』に向かった。ナオちゃんは何と年上の中学2年生だった。 |
| 感 想 | すごく気持ちいい映画。 セイはクラスの男子で一番早く大人への第一歩を踏み出した。自分ではコントロールできなくて困ってしまう。 いややなあ、何かいやや。 ナオちゃんを見てから、他のことが手につかない。 こんなん初めてや。こんな変な気持ち。 それは恋だな。 それで、もう一度京都まで行き、ナオちゃんの家を探す。やっと見つけてナオちゃんと再会。ナオちゃんは中学2年生だった! でも、好きな気持ちは自分では止められない。 セイ君は自分の気持ちに素直に行動するのがいい。好きだから、年の差を気にせず告白。見ていて気持ちいい。必死で自転車をこぐシーンがすごくいい! ナオちゃんは両親が離婚して大変なのに、明るく生きている。セイ君とのデートでぐいぐい引っ張っている感じなのがいい。 セイ君の母親役の河合美智子さんもいい。セイ君がおしるを出してしまってちょっと悩んでいる時も、深刻に考えないでいろいろ話しかけたりするのがいい。何度も爆笑! |
| 2005年 | 日本映画 |
| 監 督 | 豊田利晃 |
| 出 演 | 小泉今日子、鈴木杏、板尾創路、広田雅裕、國村準、瑛太、今宿麻美、勝地涼、ソニン、永作博美、大楠道代 |
| あらすじ | なにごともつつみ隠さず、というきまりを守ってる家族。でも、実はみんな秘密を持っていた。 |
| 感 想 |
原作を読んだ時にはこれは多分絵里子(小泉今日子)の再生の話だと思ったけど、ちょっと自信がなかった。映画ではそれをもっとはっきり分かるように見せていた。 画面が揺りかごみたいに左右に揺れたり、観覧車みたいにぐるりと一回転するのが、見ててちょっと気持ち悪くなるけどおもしろい。それは絵里子の揺れる気持ちを表してるのだと思った。公式サイトまでぐるぐる回るのはやまて。 父親の貴史を演じた板尾創路は、原作のイメージどおりチョロチョロしてる。娘のマナ(鈴木杏)も弟のコウ(広田雅裕)も、大体イメージどおり。絵里子の母・さと子を演じた大楠道代はすごい迫力。家庭教師のミーナ(ソニン)とやり合うシーンは完全に圧倒してた。 ここからネタバレ 思い込んでると本当のものが見えない。 絵里子は母親のさと子を反面教師にして新しい家族を作ろうとした。だけどそれは思い込みだった。家庭教師のミーナが「学芸会だ」と言ってから、すごいことになってしまった。 ミーナが 事故で止まってるバスの窓から飛び降りて歩いて行くシーンが印象的。 思い込みから抜け出すのは難しいけど、記憶は作り変えられる。さと子は、絵里子が3歳の時に遊園地に連れて行った。その時、絵里子に買ってあげたアイスを「一口ちょうだい」と言っても絵里子は食べさせてくれなかったことをまだ覚えてる。でも、その記憶はこれから変わるかもしれない。絵里子は、母親から誕生日に一度も「誕生日おめでとう」と言われたことがないと言う。でも、その記憶はあの電話で作り変えられた。 全ては、やり直し。繰り返し。 すごい雨の中で、絵里子が全てを吐き出すシーンがすごい迫力!!! そして、何て素晴らしいラストシーン。 ママ、開けてよ。 お帰り。 鍵は一つしかないから、絵里子が開けなきゃ。 こうやってあらすじをまとめるだけなら、そんなに難しくないんだけど.... |
| 2005年 | 日本映画 |
| 監 督 | 荻上直子 |
| 出 演 | 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ミエミ、タリア・マルクス、マルック・ベルトラ |
| あらすじ | ヘルシンキにサチエ(小林聡美)がオープンさせた「かもめ食堂」。訳ありなミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)が手伝うようになった。 |
| 感 想 |
笑うシーンがいっぱいな映画。と思ったら、他の人のブログの感想を読むとそうでもないのかな? 隣に座ってた女性が私よりもさらに爆笑してたので、私もつられて笑いっぱなしだった。 全然お客が来ない「かもめ食堂」。でも、サチエは毎日真面目に食器を磨いてるのがかっこいい。ついにやって来た初めてのお客さん、トンミ(ヤルッコ・ミエミ)。「ガッチャマンの歌を教えて」と言われて(笑)、サチエは、 誰だ、誰だ、誰だ〜。 …… 誰だ? たったこれだけで、何でこんなにおっかしいんだろう? 最初から笑いのツボにはまってしまった。そう言えば私も「誰だ、誰だ、誰だ〜」の後を正確に覚えてなかった。(笑) ミドリを演じた片桐はいりさんは、何でこんなにおっかしいんだろう? 「大きな人」というだけで笑いを取るのがすごい! 間の取り方やしぐさがおもしろいのかな? トンミとミドリのコンビがまた絶妙で、折り紙のかえるで遊ぶシーンがおもしろすぎ〜。 サチエは、「前を通った人が気楽に入って来れる食堂」を目指していた。だから、ガイドブックには載せない。 ある日、サチエとミドリがシナモンロールを作ったら、いつも覗くだけだった(笑)3人の女性が匂いにつられて入って来た。そして、お客さんがだんだん増えてくる。 サチエの作る料理が全部おいしそう。コーヒー、肉じゃが、シナモンロール、豚肉のしょうが焼き、焼き鮭、トンカツ、鶏のから揚げ、そしてメインディッシュは、おにぎり。 マサコは、空港で荷物が無くなって困っていた。サチエは、マサコのことも受け入れる。マサコを演じたもたいまさこさんは貫禄だった。夫に出て行かれて困っていたご婦人を介抱し、話を聞くシーンが圧巻だった。フィンランド語は分からないけど、(笑)ちゃんと意味は通じてるのがさすが。 笑わせるだけじゃなくて、深い意味がありそうなせりふもたくさん。でも、すぐに笑わせるシーンに。 荷物が無くて困っている、マサコ。 いつまでも同じ服を着てるわけにはいかないわよね。 「うん、うん。」と思って見てたら、次の場面でマサコは派手な服を買ってきて笑わせてくれる。 ずっと同じではいられないもの。 いい感じに変わっていくといいですね。 サチエの生き方を見てると、すごく気持ち良い。 いいわね。やりたいことをやっていらして。 やりたくないことをやらないだけです。 なかなかこうはいかないんでしょうけれど。 フィンランドのことはほとんど知らなかった。エアギター選手権って見てみたい。冒頭に出てたフィンランドのかもめは、丸々と太ってて、いいなあ。 |
| 2002年 | 韓国映画 |
| 監 督 | チェ・ホ |
| 出 演 | イ・ナヨン、チョ・スンウ、チョ・ウンジ |
| あらすじ | ゲームプランナーのヒョンテ(チョ・スンウ)が手がけるチャットゲーム「フー・アー・ユー?」はオープン間近。掲示板で悪口をいうID「ピョリ」が、実は同じ建物の水族館ダイバー、インジュ(イ・ナヨン)だとわかると、取材のフリをして会いに行く。ゲーム中で「メルロ」としても彼女に接するうちに、好きになるヒョンテ。 (シネマ韓より) |
| 感 想 |
英語完全征服では全然ノーマルじゃなかったイ・ナヨンが、眼鏡をはずしてノーマルに。目が大きくてすごくかわいい。水中でのシーンもスタントなしで撮影。そのためにスキューバダイビングを3ヶ月も練習したなんてすごい。 イ・ナヨンが演じたインジュ(ネットの恋愛ゲームではピョリ)は、水泳の選手だったけど、練習中の事故で聴覚障害になり引退。水族館で人魚のショーを見せるために頑張ってる。体力をつけるために階段を30階まで駆け上がる。目的のために一生懸命なのは英語完全征服のヒロインの時と同じだと思った。 泳ぐ時に補聴器をつけるわけにはいかないでしょ。 無理しないで。 "見えない友達"って分かる? "会わない" "電話しない" この2つがルールだ。 だがいつもそばにいて 君を応援してる。 (ハル)や接続を思い浮かべながら見てたら全然感じが違って、切なくない。小さな笑いを取るシーンがいっぱい。 海をプレゼントする気か? 波のように繰り返すウソの数々 ああ、俺は悪党だ。 ここからネタバレです。 ピョリ(インジュ)はメルロに身の上話をして、スッキリ。そして新しい一歩を踏み出せた。でも、逆にピョリはメルロのことを全然知らない。そんな一方通行の関係にメルロ(ヒョンテ)は悩んでいたなんて全然気がつかなかった。メルロがピョリに「現実の僕を見て欲しい」と言うシーンにはハッとなった。 インジュはメルロ=ヒョンテだと知って怒った。ネット上だからピョリはメルロを信頼して何もかも話せた。それが実はヒョンテに話していたなんて。インジュはヒョンテにはあまり心を開いてなかった。「私の耳のことをいつ知ったの。サイテーよ」と怒って補聴器をはずして帰っていくシーンがあった。 最後、信号が青になって、ヒョンテとインジュが一緒に横断歩道を渡るシーンがいい。何でやり直そうと思ったかはよく分からないけど、やっと現実の男性と向き合えるようになった? |

