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最近はSKE48ばっかり。

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夜のせんせい Story4



朝、目覚めると虫に変身してたのはどこかの小説だ。虫は嫌だけど、変身願望は誰にでもあって。幸せな花嫁になりたいもの、大物になりたいもの、普通の高校生になりたいもの、悲劇のヒロインになりたいもの。自分を変えたいと思うのは特別なことじゃない。例えそれが少しばかりやり過ぎだったとしても。

クラスの宇垣隆将は、大東京連合の元総長と噂される宇垣隆将とは同姓同名のいじめられっ子だった。(笑) 夜野先生が宇垣に仙波の携帯のメールアドレスを間違えて教えたせいで、そのことをクラス全員が知ってしまった。(笑)

夜野先生は宇垣くんに、

キツかったんだって、中学時代?
地獄だよ。未だに夢に出てくるよ。一生忘れねえよ。学校出てから強くなろうと思って空手やら何やら色々やったけど、いざとなってみるとやっぱ。

その時、宇垣くんは何を見ていたんだろう? そうなんだ。いじめを受けた者にとってそれは忘れることの出来ない過去だ。どれだけ時間が経っても、どれだけ大人になっても。気が付くと目の前に、いつもその光景があるんだ。


夜野先生は知り合いに頼んで宇垣くんに催眠術をかけちゃった。(笑) それで、宇垣くんは宇垣くんを狙ってた中間部の生徒たちを逆に叩きのめしちゃった。

さすが中国四千年の歴史よねえ。
弄んでるんですか?
だって、強くなりたいって本人が言うんだから仕方ないじゃん。
だけど...
強くなるってのがどういうことか、ちょっとは分かったんじゃない?
この人は、時々ものすごく深い気がする。が、やっぱり気のせいな気もする。不思議な人だ。


催眠術か、あの人らしいな。
怖いんですよね、俺。ケンカとかしたことねえし。膝とかガクガク震えちゃって。どんだけビビリなんだよって。
鳶だろ、お前。高いところに登る方がよっぽど怖えよ。
やっぱ、ケンカって慣れっすか?
やる必要ないよ、お前は。
え?
愛されてるじゃないか、クラスのみんなに。人柄だよ、お前の。
でも、ケンカ一つ出来ないなんて。情けないっすよ、やっぱり。治んねえのかなあ、この度胸のなさは。


度胸がないのは悪いことだけじゃないと思うんだけど。ちゃんと鳶の仕事は出来てるし。

また宇垣くんたちは卑劣な中間部の生徒たちに狙われたけど、何とか助かった。


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夜のせんせい Story3



21世紀は優しい時代だ。街中にもネットの中にも、優しくて口当たりの良い言葉があふれてる。現実はそうじゃなくても。そこには触れないのがお約束。「大切なことは目に見えない」って言ったのは星の王子さまだったけど、「大切なことは誰も言わない」のが今の日本のルールだ。そんな優しい時代に私たちは生きている。

夜野先生は、実は社長だった生徒の上武に頼んで、漫画家の夢をまだ諦めきれずにアシスタントを続けている梶原を出版社のパーティーへ連れて行くことに。

諦めさせる?
うん。一流の漫画家達見ればやっぱり自分は無理だって思うでしょ?
絶対、パーティー行きたいだけでしょ?


夜野先生は梶原の夢を諦めさせるはずだったのに、ついつい胡桃の挑発に乗って。(笑)

うちの先生も近々デビューするんで。
デビューが決まった? 嘘ばっか付いてんじゃねえよ。
あら、何で嘘だと?
20何年やってて芽の出ねえやつが何で急にデビューになるの? 才能がないんだよ、こいつには。
ふざけんじゃないわよ。何であなたに分かるのよ。

梶原さん、どうします? 今からでも謝りに行くっていうなら、私一緒に行きます。
いや、描くよ俺。
え?
やる。デビューする。一本自分の漫画描ききってみる。いい機会だ。
で、でも。
何か吹っ切れた。先生、俺描きます。
その言葉、待ってた。
嘘つけー。
でも、その代わりもしデビュー出来たら、学校との両立は出来ません。


梶原君の20年描き溜めてたネタノートがなくなって。クラスのみんなで捜すことに。でも、それは自作自演だった。

怖いんです。描くのが。
だって、ずっと描きたいと思ってたんでしょ?
自分の漫画描いて、出して、賞を穫れなくて。誰にも認められなかったら、夢が終わっちゃうんですよ。20何年間、明日こそは明日こそはって思ってた俺の夢が。
そういうことか。現実見なきゃ、いつまでも夢見ててられるもんな。くっだらね。心配して損した。


梶原君は夜の先生に謝る。

申し訳ありませんでした。
いや、謝ることない。描く描かないは自分の問題。誰にも強制できないよ。
先生も、夢は叶うと思いますか?
帰ろう。


梶原君は漫画を最後まで描ききって、厳しい編集者のところへ持ち込む。

若い頃、糞味噌に言われた鬼編集者のところ。
何でわざわざ?
厳しいけど、凄腕の編集者らしい。その人にビシッと言われたらいっそ諦めも付くってことらしいわ。


その編集者は、梶原君を来月デビューさせると言ったけど。その編集者は社内抗争に敗れて頭がおかしくなってた。やっぱり梶原君はデビュー出来なかった。

うまいと思うけどな、胡桃の漫画なんかよりも全然。
絵がうまいだけじゃダメなんですよ。ネームと構成力。何より、売れようという勇気とガッツですよね。
梶原君。
胡桃にはそれがあった。僕は最初から負けてたんです。すごいですよ、あいつは。やっぱり。夢は、破れました。
梶原君、夢なんて叶わないよ。
え?
あたしさ、夢は叶うなんて言葉大嫌い。こんなに無責任で口当たりが良くて、言ってる人だけいい気分になれる言葉ってないよ。大体さ、夢は叶うんだったら野球少年はみんなイチロウだよ。でも、現実はそうはなんないじゃん。イチロウしかイチロウにはなれないんだよ。
最初から無理だったと?
そうじゃない。そうじゃないけど、夢は叶うっていうのは嘘。夢が叶った人しか発言力ないけど、その周りには何万倍も夢破れた人がいる。誰も、その声を聞かないだけ。でも、あたしは聞くよ。その声。いや、あたしだけじゃない。桃だって、真理さん、正代。華だって。みんな、その声聞いてると思う。それが友達だから。それに、夢は破れても希望は残る。その灯りは消せない。自分の力を知ることで、生まれるものもあるんだよ。


夢は叶わなくても夢に向かって頑張ったことは無駄にはならなくて、次に進む時に役に立つと思う。



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夜のせんせい Story2



ろくな才能もないのに夢見てると、痛い目にあう。芸能活動を禁止してるのは君たちのためだよ。
はあ?
才能があるかないかなんて誰にも決められません。売れますよ、うちの白崎は。ねえ?
うん。
芸能活動をするなら退学だ。
退学? 簡単に退学なんて言わないで下さい。定時制のこの子たちは退学になったらどこにも行き場がないんです。


白崎桃も、オーディションに出ることに。

いいねえ、白崎桃プロジェクト。盛り上がってきたねえ。
ふん。
あたしさあ、スナックママのど自慢でいっつもブービー賞だったんだよね。だから、これ。リベンジリベンジ。
あんた、本当にあいつがアイドルになれると?
わあ、しゃべった。まあ、どうなるか分かんないけど。生徒が何かに向かって頑張ってんのを応援するのは教師の役目じゃん。


華は桃に、

あのさあ、なんでさあアイドルになろうと思ったの? いや、なんかさあ大変そうじゃん。握手会とか。あたしなんか絶対無理。
6歳の時、両親、離婚したんだよね。
ああ、ああ。
父親、女つくって家出てっちゃって。それで、母親が私にがーってなっちゃって。
そっか。
色んな習い事させて、立派な人間にして。父親見返したかったみたい。でもあたし何やってもダメで。だんだん嫌になっちゃって。学校も行けなくなって。不登校。
一緒だ。
やることなかったから、ネットの動画サイトに歌ってる動画のっけて。そしたら反響があって。それが何かうれしくて。
そうなんだ。
思い切ってアキバのアイドル喫茶で働いて。人に慣れてきて。それで、そのままステージで歌ってたら事務所にスカウトされて。
そっか。あ、ねえ初めてステージ出た時って、どんな気分だった? やっぱ気持ち良かった?
お客さん、一人しかいなかった。
一人?
ネット見てくれてた人で、告知見て駆け付けてくれて。でも、すごいうれしかった。何ていうか、生きててよかったって思った。こんな私でも、人とつながれて、必要とされてるんだなあって。


オーディションを受けるのを迷ってる桃に夜野先生は、

で、どうすんの? やっぱりオーディションは出ないの?
私なんかが出たって、どうせ。
熱かったねえ、山田。
(びびってんじゃねえぞ。勝負は勝ち負けじゃねえんだよ。自分の夢、確かめねえでどうすんだよ?)
山田だけじゃない。梶浦くんも木村さんも。みんな熱いよね、なぜか。
何であんなに? あたしのことなんかどうだっていいじゃん。
違うよ、桃。あれはさ、自分に言ってんだよ、みんな。
え?
あんたのことは応援してるけど、本当は自分に言ってんだよ。頑張れ、負けるなって。自分で自分に言い聞かせてんの。弱いのはあんただけじゃないよ。本当は大人だって弱いの。だから、頑張ってるあんたを見てほっとけないんだよ。まあ、決断すんのはあんただけどね。
先生、私出ます。


でも、オーディション会場で桃は、出るのをやめると言う。

私、メジャーになりたいわけじゃない。
え?
何ていうか、大きいところが怖いっていうか。
いや、だけど。
小さい所で知ってる人だけに囲まれてたいっていうか。本当は事務所を辞めたいって思ったのも、メジャーにしたがる方針が嫌で。


それで、オーディションは夜野先生が出ちゃった。(笑)



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夜のせんせい Story1

夜のせんせいは観月ありさが主演だからおもしろそう、って録画して。時間がなくて少しづつ見てるんだけど、おもしろい。

7月25日にDVD-BOXが発売。

どれだけ夢に破れても、人は生きていける!



もう一度最初から見返してたら、いきなり後のストーリーへの伏線がいっぱい。

毎年コンクールが近づいてくると高橋の噂が出るんですよ。まあ、みんな半分面白がってるんでしょうが。
でも、ビラが破られたのは事実なんでしょ?
ええ、まあ。あ、黒井さんは来てますか? 黒井華。
ああ、華。来てるけど。どうかしたの?
8年前、その高橋君と同じクラスだったんですよ。黒井は。
そうなの? 引きこもりになって、定時制に入り直したっていうのは外内さんから聞いたけど。
繊細な子だからなあ。何か気にしてなきゃいいけど。


壁にペンキで「合唱コンクールすれば人が死にます」と落書きがされてて。万一を考えて合唱コンクールは中止に。

黒井華は、

高橋君。高橋君でしょ? ねえ、もうやめて。他の人に嫌がらせするの。あなたが本当に恨んでるのは、あたしでしょ? 分かってる。だから今日は来た。大丈夫。私が死ぬから。

屋上から飛び降りようとしてる華を、夜野先生は助けに行く。

やっぱり、ここから自殺図ったっていう同級生の高橋君が原因?
あたしの友達でした。幼稚園からずっと一緒で。虫が好きで。繊細で頭が良くて。でも、ちょっと天然で。いじられキャラの愛すべき人だった。
それがどうして?
中、高と上がるに連れていじられキャラがエスカレートしていって。何をされても笑ってた。だけどあたしには分かってた。友達だったから。彼の笑顔の裏の顔。高橋君は笑いながら泣いてた。でもあたしは何もしなかった。気付かないふりしてた。自分だけ人と違うことするのが怖かった。友達なのに。合唱コンクールの指揮者になぜか彼が選ばれて。それもいじめの一貫。
そうなの。
8年前、コンクールの前日。彼と握手したんです。そして次の日。
そうか。握手が嫌なのはそういう理由か。
放さなきゃいけないでしょ。握手したら。
それで、引きこもったの?
このままじゃダメだ。人生ダメになる。そう思って学校入り直して。4年経って。でも、やっぱり何も変わらなくて。やっぱり、人の目見られないし。うまく話せない。そんな時高橋君が出てきて。やっぱりそうなんだ。私は普通に生きちゃいけないんだって。
だからここで死ぬってわけ? それで喜ぶのかな、高橋君。だって関係ないじゃん。いじめた奴ならともかく、あんたが死んだって。むしろいい迷惑。「お前何?」 って感じじゃないの? いい人だったんでしょ、高橋君。友達だったんでしょ? 友達はさ、そんなこと望まないよ。大体さ、高橋君見たの? どこで何やってんのか誰も知らないんでしょ? 案外さ、元気にやってるかもしれないじゃん。そんなこと調べもしないでさ、何もしないで高橋君利用して、あんた自分の殻に閉じこもってるだけだよ。閉じこもる理由、探してるだけ。それにね、あたしの前じゃ死なせないよ。
どうして?
生徒だから。あたしの。あたしさ、子供の頃から先生にあまりいい思い出ないんだよね。だから、自分が子供の頃こんな先生がいたらいいのにな、っていう先生になりたいってずっと思ってた。生徒のことをちゃんと守る先生。ずいぶん遠回りしたけど、やっと先生になれた。だからあたしはあんたたちのこと、守る。それがあたしの仕事だから。やっとたどり着いたあたしの仕事。だから立って。立ちなさい。24歳なんてスナックで言うとまだお通しだよ。勘定にもなんないお通し。あたしもね、お通しの玉子焼きよく失敗した。でも、いいんだよ失敗したって。お通しなんだから。立て、お通し


華が立ち上がったらふらついて下に落ちそうになって、華の手を夜野先生がつかんで、夜野先生を他の生徒達がつかんで。

思えば、バラバラだったクラスメイトが初めてこの時何かを一緒にやったんだ。結局、この人が手を放してくれなかったおかげで、そのおかげで私は左の肘を痛めちゃったけど。その代わりにこの人は後日、あるメモをくれた。何でも、スナック人脈をフルに使って調査してくれたそうだ。私はそのメモを手に、1年2ヶ月ぶりに電車とバスに乗って2時間かけてある街に出掛けた。一歩踏み出すのは勇気がいるけど、踏み出しちゃえば案外どうってことないもんよ。メモを渡す時、この人はそう言って笑った。その笑顔を胸に私は、一歩歩き出す。そして。8年ぶりに見る高橋君の顔は、その顔は、ほんの少し歪んで見えた。

あたしは握った手は絶対に放さない。だから、あんた達も放すなよ、絶対。



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