| 2004年 | 中国映画 |
| 監 督 | シャオ・チアン |
| 出 演 | シア・ユイ、チアン・イーホン、クアン・シャオトン、リー・ハイビン、ワン・チャンジア |
| あらすじ | 北京で働く青年ダービン(シア・ユイ)はある事故をきっかけに知り合った少女の日記を手にする。そこには、彼女の幼い頃の想い出が綴られていた。 (ちらしより) |
| 感 想 |
これは劇場で見たかったけど、他にも見たい映画があって行けなかった。kurumiさんのレビューを拝見して、良さそうだったのでレンタルで見た。 予告編を見た時からニュー・シネマ・パラダイスみたいだと思ってたらその通りだった。古い中国映画などがいろいろ登場。ニュー・シネマ・パラダイスは大好きだけど、どんな話だったかうろ覚え。この映画は忘れないと思う。 映画が大好きなダービンは、とんだ災難に。(笑) 自転車で映画館に行く途中 レンガの山に激突。 転んで起きようとしたら そうしたら女がレンガで俺の頭をボン! 知り合いか? いいえ。 なぜ女性(りんりんという名前だった)は、そんなことをしたんだろう??? りんりんは口が利けないのかな? 紙に何か書いてダービンに見せた。 金魚にえさをあげて。 何で俺に言うんだよ。 渡された鍵を使ってりんりんの部屋に入ると、そこはまるで映画館だった。 ダービンは、りんりんの書いた日記を読む。 私は自分の人生の唯一の観客になろう。 過去を記すことで リバイバルを観るように懐かしい面々と会う。 あの頃の姿。 聞き慣れた声。 母(チアン・イーホン)の夢は、チョウ・シュアンのような映画スター。でも、母は恋人に捨てられ、 私は7ヶ月しか待たずに この世に落ちた。 この野外映画館に。 私という爆弾は母の生活を破壊した。 何だかジャスミンの花開くみたいだなあ。 母は死ぬことも考えたけど、アルバニア映画のヒロイン、ミラのように強く生きることに。 りんりん(クアン・シャオトン)は、将来はチョウ・シュアンのような女優になり、母の代わりに夢を叶えようと思った。ますますジャスミンの花開くだ。母とりんりんは、映画技師のパンさん(リー・ハイビン)と親しくなる。 小学一年の時 とんでもない腕白小僧が降って湧いた。 彼の名前は毛小兵(ワン・チャンジア) って、小兵=ダービンだった。(笑) りんりんとダービンは幼なじみだったんだ。 先生はよりによって私を 小兵にくっつけた。 小兵は父親に殴られ家を飛び出し、りんりんの家で暮らすことに。 何でも一緒にやった。 この時が永遠に続くことを願い 子どものままでいたいと思った。 本当に幸せそうで、いいなあ。魔法の望遠鏡がいいなあ。でも、幸せは長くは続かなかった。 小兵が連れ戻されて 我が家にもある異変が起きた。 母とパンさんは結婚して、弟が生まれた。 あなたは受験だから 弟を先に行かせて。 ああ、りんりんは何て可哀想。私は兄弟がいないから分からないけど、兄弟がいたらみんな同じような体験をしてるんでしょうか。 そして。ああ、何て残酷な。 家を飛び出してしまった、りんりん。 望遠鏡でずっと見てた、りんりん。 本当はずっと家に帰りたかったんでしょうけど、とても帰れなかった。 でも、ダービンのおかげでやっとみんなが揃った!! ダービンは、何でりんりんに殴られたかがやっと分かった。 映画が始まった。 私は小兵や両親と過去に戻る。 それは映画の黄金時代。 忘れ難い映像や声に導かれ 私たち家族は固く寄り添い 共に息づき 共に夢を見る。 |
| 1998年 | 中国映画 |
| 監 督 | チャン・ヤン |
| 出 演 | チャオ・ミアオ、カオ・ユアンユアン、ジョナサン・リー タン・スーフー、ウェン・シンユイ、リウ・チャオ、エミール・チョウ クオ・タオ、シュイ・ファン リュイ・リーピン、プー・ツンシン、スン・イーション シャオ・ピン、シュイ・チンレイ、チャオ・チュワン |
| あらすじ |
エピソード1 声 音の大好きな少年が、同級生の少女の声に恋する。 エピソード2 マージャン 定年退職した看護婦が老後の伴侶をテレビを通して募集する。 エピソード3 おもちゃ 結婚3年目で倦怠期を迎えた夫婦の話。 エピソード4 十三香 両親の離婚をくい止めようとする一人息子。 エピソード5 写真 街で見かけた美しい娘に一目惚れしたカメラマン。 |
| 感 想 |
冒頭に出る漢詩がすごい。 恋は簡単だが結婚は難しい 愛し合うのは簡単だがともに暮らすのは難しい 愛の決断は簡単だが愛の持続は難しい 私が印象に残ったのは、「おもちゃ」と「十三香」。 ■おもちゃ 結婚生活に失望していた夫婦。ある日、妻が言う。 「明日は誕生日よ。何か買って」 買ったのが何とラジコンカー。 「一緒に遊ぼう」 これがきっかけで、2人はおもちゃの楽しさに気が付く。 「起きろ。今日は大掃除よ」 「ゲームに負けた方が掃除しよう」 2人の表情が最初とは全然違って生き生きとして、本当に子供みたいで楽しそう。 そのあと、ちょっとしたきっかけでけんかになって…。 ■十三香 「おもちゃ」から一転して静かで。そして、離婚を食い止めようとする子供のトンがいい。 離婚をするには、結婚証明書が必要。それなのに、父親は忘れてきた。せっかくわざわざ休みをとった母親は怒って不機嫌。離婚の手続きをする登記所の近くでは、トンがおばさんに話しかけている。 「離婚を止めるいい手はないの」 「そんな手はないよ」 「お願い助けて」 「本当に良く出来た子だね。それじゃあいい物をあげよう。これは“幸せ家庭十三香”というんだ。2人に食べさせてやるといい」 貯金箱を壊して、2人のために材料を買って料理を作るトン。もちろん中には“幸せ家庭十三香”を混ぜる。そして、3人で食事。 「パパ、お魚食べてみて。おいしいよ」 「お前けっこうやるな」 「ママ、これ食べて。ママのために作ったの」 食べながら泣いてしまう。 「泣くな。トンのごちそうだぞ」 「ごめんね。3人で食事するのいいなって思ってつい」 そして、……。 エピソード1に出てる少女を演じたカオ・ユアンユアンは、プロジェクトBBで看護士を演じてた女優さんだった!! |
| 1996年 | 中国映画 |
| 監 督 | ヤン・フォンリャン |
| 出 演 | ウー・チェンリン(ン・シンリン)、ユウ・ヨン、ラム・ウェイ、ラウ・シュン |
| あらすじ | チャン家の結婚披露宴は暗殺者の出現で血の海と化した。殺戮を逃れたのは花嫁のランチュエン(ウー・チェンリン)だけだった。9年後、暗殺者を雇ったのがドラゴン・タウンの地主の熊だったことを突き止めたランチュエンは名高い暗殺者リー(ユウ・ヨン)を探して復讐を依頼するが、断られてしまう。 |
| 感 想 |
ウー・チェンリンは、じっと耐える演技が十八番。 結婚式で一族を皆殺しにされて、ただ一人生き残った花嫁のランチュエン。復讐だけを考えて生きた9年。やっと見つけた刺客のリーは言う。 敵討ちをしようなんて考えるな。 ランチュエンは無謀にも一人で熊を殺そうとして失敗。リーと夫婦のふりをして伯母の家に隠れる。 リーは、ワンという偽名を使っている。ワン夫婦は敵の熊から食事に招待される。熊はワンは刺客ではないか、と疑っていて、いろいろ質問する。それに冷静に答える二人。 ランチュエンは熊の息子に「絵のモデルになってくれないか」と頼まれ、承知する。 怖いんだろう? 感情を隠せるか。 そうね。 でも私は行くわ。 すぐにでも敵を討ちたい気持ちをぐっと抑えて熊の家族と一緒に食事するランチュエン。敵討ちのために家の様子を調べるランチュエン。 ここからネタバレです。 熊の息子は言う。 人を殺せば因果が巡る。 殺し合いには何の意味もない。 そんな息子が父親と間違えられて殺されるなんて、何という皮肉か。熊は息子の葬儀で捕らえたランチュエンを贄にしようとする。そこにリーが助けに来るシーンが感動。二人は最初は夫婦のふりをしていただけだったけれど、こんなに愛しあっていた。 この映画のディレクターは、チャン・イーモウ。ラストは冷静に見ると出来過ぎなのかも知れないけれど、これがチャン・イーモウの願い。熊の決断は英雄の無名や残剣の願いと通ずる。 |
| 2004年 | 中国映画 |
| 監 督 | チャン・イーモウ |
| 出 演 | 金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイー、ソン・タンタン |
| あらすじ | 唐の末期。反政府組織"飛刀門"の全頭目の娘、シャオメイ(チャン・ツィイー)が遊郭・牡丹坊に潜んでいることを知り、捕吏のリュウ(アンディ・ラウ)は同僚のジン(金城武)を差し向ける。シャオメイは盲目の踊り子だった。シャオメイを捕らえたリュウは、シャオメイを利用して"飛刀門"の本拠地を突き止める作戦を考えた。 |
| 感 想 |
ストーリーはちょっと疑問なところもあったけれど、チャン・ツィイーの踊りとアクションがすごくきれい!! さすが、舞踊はプロ。 遊郭・牡丹坊で着物の長い袖を使って太鼓を敲いて舞うシーンがすごい! 袖の長さは3mもあるらしい。脚を真っ直ぐに蹴り上げてポーズを決めるのが格好いい。 ジンは、リュウに命じられてシャオメイを牢から連れ出し一緒に逃げる。ジンは弓矢使いのプロ。朝廷が差し向けた追っ手を4本の矢で倒すシーンが格好いい。でも、これは実はシャオメイにジンの愛を信じさせるための策略だった。 ところが、ジンはリュウに「シャオメイは信じたから追っ手はもういらない」と言ったのに、次々に追っ手がやって来る。ジンは盲目のシャオメイと必死で逃げ、戦う。 竹林でのアクションシーンがすごすぎる。 ここからネタバレです。 リュウはジンに、「シャオメイを本気で愛するなよ」と忠告していた。それがどういう意味だったか分かった時は驚いた。でも、どんでん返しは難しい。リュウは実はシャオメイを3年も思い続けていた、というのが唐突だと思った。ジンとシャオメイの愛はちゃんと描かれているのに、リュウの愛はほとんど描かれていないから、何かピンと来ない。ストレートに三角関係を描いた方が、ラストはもっと感動だったと思う。 最後に、「アニタ・ムイに捧ぐ」と出る。アニタ・ムイさんは重要な役を演じるはずだったけれど、一度も撮影現場に行けずに亡くなってしまった。チャン・イーモウ監督は代役を立てずに脚本を書き直した。角川文庫から出ている原作では、アニタ・ムイさんが演じるはずだった人も登場。映画ではいろいろ疑問点があったけれど、原作を読んだらほとんど解決した。 |
| 2002年 | 中国映画 |
| 監 督 | チャン・ユアン |
| 出 演 | ジャン・ウェン、ヴィッキー・チャオ、ファン・リジュン、ガオ・フォン、ワン・ハイジェン |
| あらすじ | 恋のルーレット・ゲームのような"お見合い"によって初めて出会ったミンリャン(ジャン・ウェン)とウー・ファン(ヴィッキー・チャオ)。 |
| 感 想 |
ヴィッキー・チャオが大学院生のウー・ファンと妖艶なラン・ランの二役演技。こんなヴィッキー・チャオは初めて見た。 ウー・ファンは眼鏡っ娘で、すごく頭が良さそう。見合いを繰り返してるけど、何か男を寄せ付けない感じ。 お茶の葉で占いをする友だちがいるの。 相手はたいてい初対面の人で 性格や行動を言い当てるの。 大体の運命も。 ウー・ファンと見合いをしたミン・リャンは、 どうして見合いをするの? 今まで彼氏がいたことあるの? って、ひどい。(笑) いきなりウー・ファンをホテルに誘い、頬を打たれる。 ミン・リャンは、今度は大学までウー・ファンに会いに行き、 よかったら また話でもしないか? ウー・ファンがする友達の両親の話がすごくおもしろい。ミン・リャンは、話を引き出すのがうまい。 友だちの母親は、死人に化粧をする仕事をしていた。父親は、結婚して子供が生まれるまで母親の仕事の内容を知らなかった。ウー・ファンはここで話を止めてしまったので、続きが気になる。 友達の話だけど 母親の仕事を父親が知って どうなった? 大事な話があるって その話のことなの? そうだよ。 ふざけないで。 ウー・ファンとミン・リャンの掛け合いがおもしろい! 「続きが気になって何日も寝てない」だなんて、大げさな。(笑) ウー・ファンは続きを話し始める。ウーファンがどんどん魅力的に見えてくる。 友だちの父親は精神病で、甲斐性がないくせに女房を殴って発散する男。 殴られたキズは 服でも隠せないことがあるわ。 あれ? 友だちってやっぱり自分のことかな? 友だちの父親は、母親の手が気味悪いと手袋をはめさせた。 ミン・リャンは、ウー・ファンにそっくりなラン・ランと知り合う。ラン・ランは眼鏡は掛けてなくて髪はストレートで妖艶な感じ。 やっぱりウー・ファンなんだろ? 下手な口説き方ね。 ラン・ランはウー・ファンとは正反対で、誘われれば誰でもOK。 ウー・ファンは眼鏡を掛けることでガードを固めてる。ミン・リャンは、その眼鏡をはずしてウー・ファンを怒らせてしまった。 どんなに断られてもあなたと付き合うよりマシよ。 貧民救済のつもり? 何言ってるんだ。 もう話したくない。 付いて来ないで。 ミン・リャンは今度はラン・ランと話してる。ラン・ランは男の喜ばせ方が見事。 ウー・ファン=ラン・ランだとしたら、昼はウー・ファンになってガードを固め、夜はラン・ランになることでバランスをとってるのかな? ミン・リャンは、やっとウー・ファンと電話がつながった。 どうして君のことばかり 考えてるんだろう。 やめてよ。 何が? からかわないで。 君の欠点は 何よ? 女らしさに欠けることだ。 ウー・ファンはなぜ何度も見合いをしてはふられるということを繰り返してるんだろう、と思ってたけど、それが最後で何となく分かった。多分、それは父親が原因。 女を打つ男なんてサイテーだわ。 ここでミン・リャンはウー・ファン=ラン・ランだと確信したはず。良くありそうな展開だけど、おもしろい! |
